はじめ人間ゴン オリジナル・サウンドトラック

メディアレモラス MRCA-20092 96・7・3 2500円(税込)

新明解氏が絶賛してたから、という訳でもないけど、たまたま昼休みに会社の近くのレコードショップに行ったら置いてあったので、買ってきた(1996年9月13日)。

番組が始まった当初は毎週欠かさず見てたんだけど、仕事が忙しくなってしまってから、全くアニメを見ない生活が続いています。そういう状態で、このCDを聞くとすごく新鮮。さすがに、OPとEDくらいは頭の中に旋律が残ってたけど、BGMたちは全く残ってない。辛うじてどれがアイキャッチかがわかる程度。

で、聞き込んでいると、実にブラスバンド向けというか、学生時代にブラスバンドをやってた人間に郷愁を覚えさせるものがある。といっても、なんたらマーチとか、はたまたアルフレッド・リードの曲とか、どっちでもなく、実験音楽的な要素を持ちつつも、心地よさを追求しているという姿勢が見え隠れする、そんな感じの曲が詰まってます。特に、前半に収録されてる曲はそう。曲を聞いてるだけでは、どこが「ゴン」なんだかわかんないですね。

「はじめ人間ゴン」というまんがは、私が小学生の頃の「学研の科学」に連載されてたんですが、原作者亡きあと、今回のアニメ化に伴って、今度は「学習」の方で連載されてるようです(「一年の学習」〜「四年の学習」の4誌)。原作者が故人である以上、アニメ関係者が描くか、もしくはフィルムコミックス的なものを載せるかしかないと思うんですが、どういう形で連載されてるのかな?
「学習」って雑誌は書店店頭売りがないから、その対象年代の子どもが身近にいないと手に入らない。なんとかならないかなぁ。

いま22曲目が流れてるんですが(聞きながら、これを書いてます)、どこかの海外放送局がインターバルシグナル(局名告知)の枕に使っても不思議じゃない感じの曲ですね。どことなく、かつてのラジオ・オーストラリアかドイッチェ・ヴェレって雰囲気。でもないか。
あっ、だけど、25曲目は、どう聞いても「ゴン」って感じだな。それにしても、「ギャートルズ」の方はあんなに早くアニメ化されたのに、なんで「ゴン」の方は今ごろなんだろう? 謎だ。他に連想するアニメとしては「原始人間リュウ」なんてのもあったけど、作者は違いますね。


収録曲一覧

  1. バビブベビンビン (唄: ドリアン助川(叫ぶ詩人の会))
    作詞: ドリアン助川
    作曲・編曲: HIROKI


  2. はじめ人間で行こう
  3. 今日もドキドキ
  4. 《サブタイトル》
  5. ゴンにおまかせ
  6. 荒野のドテチン
  7. パパはおせっかい
  8. 悪人トリオ
  9. 《アイキャッチI》
  10. 死神がやってくる
  11. わんぱく・弱虫・おっちょこちょい
  12. マンモスは眠らない
  13. がんばれ ドテチン!
  14. 起きろよ! ぴーコ
  15. 《アイキャッチII》
  16. 不死身の死神
  17. うちのパパとママは世界一
  18. 原始大作戦
  19. ジャージーな毎日
  20. 急げ! ドタバタ家族
  21. 《アイキャッチIII》
  22. ぼくの友だち
  23. 行け! 行け! ドテチン
  24. 石(ロック)を踊る原始人
  25. アイ・ラブ・ゴン

  26. 楽してゴンゴン (唄: ペティブーカ)
    作詞: 秋元康
    作曲: 松浦祥隆
    編曲: 古田智隆

2〜25: 作曲・編曲: 本間勇輔

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Last Modified: Wednesday, 29-Aug-2007 03:26:25 JST