パソコン中に住むサラリーマン(= パソリーマン、ということらしい)、 愛称・カドッチ (声: 笠原弘子) を育てて社長にするゲーム、 というか環境ソフト。
実際に動かしてみても、なぜ、笠原弘子を起用したのか、よくわからない。 男性声優じゃなくて、女性声優を選んだのが、そもそも謎。
って、弘子ちゃんが出演してなかったら、こんなソフト、買ってないですけどね(笑)
お気楽なパソリーマンカドッチを育てて、出世させていくゲーム。 育成ゲームといっても、「プリンセスメーカー」タイプのゲームではなくて、 「たまごっち」タイプのゲームです。
上司や部下も登場するんだけど、声優が当てられているのはカドッチだけ。 つまり、ゲーム中で使用されてるのは、弘子ちゃんの声オンリーです。
カドッチ プロフィール
- 年齢: 22歳
- 性別: 男性
- 希望: 社長になること
- その他: 独身、恋人募集中
弘子ちゃんの声がいろいろ聞ける環境ソフトとして、それなりの価値はあります。
ゲームとしては、選択肢の少なさや、操作性の悪さ、面白くもなんともない絵、 などなど、 どっちかというと くそゲー ですね。
操作性が悪いというのは、どういうことかというと。 ソフト自体が勝手に起動するのはいいとして、 イベントが発生すると、 それに応じた選択肢を決定するためのウィンドウが勝手に開くもんだとばかり思ってたら、 そうじゃないんですね。 自分から積極的に前もって今日のアフターファイブは何をするか、 いちいち設定しておかないといけない。 で、その設定のためのボタンとか全然用意されてなくて、 カドッチのウィンドウ上でマウスの右ボタンクリックでポップアップウィンドウを出して、 「本日のアフターファイブ」を選択して、やっと選択肢が出る。
わかったらどうってことないんだけど、前もって設定しておかないといけない、 ってこと自体がわかるまで、結構時間がかかりました。 readme.txt を見たら、ちゃんと書いてありますね (^^;
で、毎日、いちいちマウス操作しないといけないのが鬱陶しすぎ。 そんな訳で、カドッチはほったらかし。 単なる環境ソフトに成り下がってしまうのでした。 ほったらかしにしておいても、 たまごっちのように死んでしまったりしないので、 全く問題ないです (カドッチのストレスが溜まりまくって、 各種パラメータはどんどん悪くなっていくけど、 弘子ちゃんの声をBGM代わりにして、 文章の編集をしたり、パソコン通信したりできるのは嬉しいかも)。
話はかわって。 ゲームの説明は、箱の裏に印刷されているのと、 CD-ROMの中に入っている readme.txt ファイルだけ。 マニュアル本の類は一切付属してないのに、パッケージは結構でかい。 資源の無駄使いだと思います。
ってことで、弘子ちゃんのファン以外は、買う必要はないでしょう。
Microsoft® Windows® 95 日本語版が動作し12MB以上のメモリを搭載した機種
WAVオーディオを再生できるサウンドカード
256色以上表示可能なビデオカード
ハードディスク空き容量10MB以上
CD-ROMドライブ
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