1999年12月24日のRIMNET名古屋のシステム移行に伴い、 下記のキャッシュサーバーは廃止されました。現在では、 Webページの更新作業後、直ちに新しいものをお見せすることができます。
ということで、以下の記事は、現在では、過去のものになっていますが、 歴史的事実を示すために、しばらくの間、そのまま残しておきます。
私のWebページは適宜、更新しています。 従来は、更新作業後、すぐに新しいWebをお見せすることが可能でした。
ところが、1997年6月下旬に、 当Webページの存在する RIMNET名古屋 では、 十分な事前説明も、ユーザの同意もないまま、突然、 サーバーサイドのキャッシュサーバー (Squid Cache version 1.0.22) が導入されてしまいました。 それ以後、Webページを更新しても、 キャッシュサーバー上に古いページが残っていれば、 そちらの方が表示されてしまい、新しいページが読めない、 という不都合が発生しています。
- キャッシュサーバーの導入は、導入日のたった2日前に、 RIMNETのローカルニュースで告知されただけで、 Webページ開設者自身へのmailなどによる連絡は全くありませんでした。
- しかも、ニュースでの告知には、導入日が明示されていませんでした。
- 約1年先行して導入されたRIMNET東京でのキャッシュサーバーに関する説明以外に、 キャッシュサーバーに関する具体的な説明は行なわれていません。 しかも、その説明文書の存在自体が公表されているとは言い難い状況にあり、 説明文書がどこにあるかも、すぐにはわからないようになっています (当時(=1996年7月頃)のNetNewsを虱潰しに読んで、ようやくわかる)。
- RIMNET側の説明では、キャッシュサーバー上にキャッシュされたWebページは、 最大3時間以内に、更新されたWebページに入れ替わる、と書かれていますが、 実際には、24時間以上経過しても入れ替わらない事例が頻発しています (少なくとも8〜12時間経過した程度では入れ替わりません)。
当Webページでは、常に新しいものを見せたいページもいくつか存在しますので、 キャッシュサーバーの導入は、甚だ迷惑です。キャッシュサーバーの導入目的が、 Webサーバーマシンの負荷軽減だというのは理解できますが、 更新頻度が低いWebページならともかく、 私のWebページのように1日に複数回更新することがよくあると、 更新しても、誰にも最新の内容を見てもらえないまま、終わってしまいます。
そこで、最新の内容を見せる必要のあるいくつかのWebページに関して、 キャッシュサーバーへの対抗策を施しています。 Webサーバーマシンの負荷を増やさないように、 対抗策を施すページは必要最小限に絞りました。
各Webページ群の最終更新日付を表示するトップページは、 対抗策を施したページの1つです。 対抗策を施したページが限られているため、 最終更新日付が新しくなっているからといって、 すぐに新しいページが見える保証がありません。
以上が、更新日付が新しくなっているにも関わらず、 古いページが表示されてしまうことがある理由です。
キャッシュされた時刻の確認
私のWebページの大部分には、ページの下のほうに
Your Host: 202.247.130.114 Your Browser: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.0b2; Windows 95) via Squid Cache version 1.0.22 Time: Thu Jul 24 22:05:47 JST 1997 Access Count: 36857のような表示があります。 この表示の Time: のところが、 キャッシュサーバーにWebページが読み込まれた日時です。 今見ているページが、更新されたページではなく古いページなのかどうか、 判断する目安になります。 参考にしてください。ちなみに、Your Host: がキャッシュサーバーの IPアドレス、 Your Browser: はキャッシュに読み込む契機となった人の使っていたブラウザの名前・版数です。 本来なら、Webページを見ている人自身のホストマシン名(またはIPアドレス)、 ブラウザが、それぞれ表示されるはずですが、キャッシュサーバー導入以後、 キャッシュサーバーの動作状況を知る目安に成り下がってしまいました。
参考資料
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