結局、テレビ放映時のラストをわかりやすく表現しなおしただけなのね。
テレビ放映の時の弐拾五話と弐拾六話のときは、かなりふっきれたというか、 インパクトを受けて心に深く残るものがあったけど、今回は内容が同じという意味では 2度目なのであの時ほど心に残る衝撃は無い、全く無いわけではないが。
そもそも、そんなことはみんな突き当たる問題であって、大部分の人はそれぞれ 自分なりにクリアしていってるものだから、わざわざもう一度映画にしてまで 伝える必要は無かったと思うのだがなぁ。 >庵野監督
そーいった意味では今回の映画は冗長だった気がしなくも無い、が、映像的に かっこよかったからそれでいいや、って気もする。
ただ、テレビ版の終わり方に不満があったという人が、この映画を観て 納得するのか?という問題はあると思うのだが、それは私にはわからない。
#そこら辺の感想を教えてくれるとありがたいです。 >心当たり
ナディアの時にも思ったけど、あーゆう問題はいざ自分で思い知らないと実感が わかないものだと思うので、現役の中学生や高校生に対してアピールしても当人たちは ピンと来ないと思うなぁ。後で後悔しないように、それを伝えたいという気持ちは よくわかるけど。
#でも、ナディアの時と違って、エヴァの場合はアニメマニアの大人に対する…、
#という雰囲気もあるから、これはこれでいいのかも。
##実際テレビ版のエヴァは私にとって少しは意味があるものだったし。
というわけで、映画館で私の隣に座ってた高校生くらいのグループ、 「わけわからん」というのならもっと大きくなってからもう一度観なさい。
なんやかんや言いつつも、テレビ放映のラストに比べて今回の26話の 最後あたりはかなりわかりやすい構成になっていたのでそれだけでも観に行って よかったかなぁ、と思う。
#映画館の座席の風景が映し出されたのはなかなかよかったなぁ。