■紙のキラキラシャボン玉スマホ版
(令和2年7月14日)
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国際こども福祉カレッジの学生さんたちの授業の中で、児童館実習でキラキラシャボン玉が作れるようにと工夫してみました。主に少ない数を作っても単価が安くなるようにです。
芯になる竹棒の代わりに12.5pの短いストローをつなげて20センチくらいにしました。180本に入りなので90本分でき、竹ひごの半分以下の単価となりました。
シールに穴を開けるのではなくて、とじ穴補修シール(490枚で110円)を使うことにしました。一セット8枚必要なので60セット分となります。穴を開ける器具の購入をしなくても良いことになります。
一番の工夫は210枚入りのペーパーチェーンを使ったことです。7色で210枚入りです。一つのキラキラシャボン玉に4枚を使いますので50セットになります。高いラメテープを使わなくても仕上がりがそれなりになるとわかりました。
普通のシールとグルーガンは児童館あると思います。グルーガン(ホットボンド)の代わりに両面テープでも良い。材料費が330円で52セットが出来ることになります。材料費の単価は7円以下となります。今までのハーフキラキラシャボン玉が30円位になっていたので良かったと思っています。
出来上がった完成品です。
@左がミニストローです。右がとじ穴補修シールです。どれもダイソーで買いました。
Aパーパーチェンです。幅2.1p位、長さ15pで、7色210枚入りです。短冊飾り用に売っていました。好きな色を4枚選んで縦半分に切って使うことにしました。
A+1 スポンジ両面テープを追加します。ホットボンドの代わりに両面テープでとめれば安全です。5・5メートルあるので1.5センチに切って使えば、300以上になりますね。
Bペーパーチェーン4枚を半分に切ります。どの色を選ぶかは自由です。選択があるので子どもは楽しくやります。
3等分にして8枚で作ることも出来ます。
Cとじ穴補修シーツの代わりに500枚で110円の直径2センチのシールをパウチで穴をあけて使うことも良いと思います。
D幅1センチ強長さ15pのパーパーチェーンを6本、同心円状に真ん中を開ける感じで貼ります。
6本でなくて5本でも大丈夫でした。5本だと貼りやすいと思います。
最初に穴の開いたシールを下に敷き、6枚(もしくは5枚)を貼り、上からもう一度穴あけシールを貼ります。
E穴の開いていない普通のシールを下から貼ります。
F6枚を貼ったらこの上からもう一枚穴の開いていないシールを貼って、大きな方が出来上がりです。
G中に入れるものは今回は幅1センチ強長さ7.5pのペーパーチェーンを3枚で作ってみました。4枚とも穴の開いたシールで上下ともしっかりとめます。
3枚でなくて4枚でも5枚でも良い。この自由さが大切です。
H上下ともに鋏で切って、中に入れられるようにしておきます。
I2本のミニストローをつなぐために5センチ位切り込みを入れておきます。
何色のストローを選ぶかも自由にして子どもたちが楽しむことが大切と私は思っています。またストローは安いから選べるだけの量を用意してあげたいと私は思います。同時に仮に赤だけ残ったら、「情熱の赤はいいね。」白なら「純白の心だね。色を塗ってみる」青なら「ガガーリンが『地球は青かった』と言っているね」などと臨機応変にポジティブな声を掛けられる智恵を持っておきたいですね。
J切れている赤いストローを小さくなるように押しながら白いストローの中に入れて18センチくらいの長さにします。
竹ひごが20本入りなので半分にして40本で110円です。ミニストローだと倍以上の90本出来ます。
Kもちろん竹ひごを使うことも良いと思います。竹ひごの色塗りも楽しいものです。
Lグルーガンを多めにキラキラしょぼん玉に垂らしておいて、穴の開いている方からストローもしくは竹ひごを入れて固定すれば出来上がりです。グルーガンは熱いから使用時は要注意です。
M白いのがグルーガンのホットボンドです。
NJで作った連結ミニストローをホットボンドと接着させます。
以下の四つは両面テープでのやり方です。
N+1 Jで作ったミニストローの先端を1センチ切り込みを入れて放射円状に開きます。
N+2 両面テープを幅2センチのものを1センチかr1.5センチ位に切って貼ります。
N+3 シールをとって、上に貼ります。
N+4 写真のように貼ります。
OGHで作った小さな形のものを後から入れてあげれば出来上がりです。
いろいろな方法で今回は授業でやってみました。なお実習の時は児童館にどんな備品があるかを確かめておきましょう。グルーガンやシールがあるところも多いと思います。
子どもたちにシールの色やペーパーチェーンの紙の色などは自由に選ぶことが出来るようにしておくことが大切と私は思っています。人は自分で選択したことに愛着を覚えるものです。