ミニオニム5で遊ぼう
児童健全育成指導士 田中 純一
ミニオニム5が出来ました。今までのオニムは重たかったので移動等が大変でした。ミニオニム5は軽くて持ち運びが便利です。家庭でも放課後児童クラブや3世代交流でも活用できると思います。
みんなが楽しく遊ぶために簡易ルールを作りました。なお正式のルールは下記ホームページを参照ください。(注文等も可能です。)
オニム倶楽部 http://onimclub.jp/
写真1 オニムの用語
@
オニムのチップの置き方
黄色のキングチップはセンターマークのところに置く。
赤・青のチップはチップラインの中に交互に置く。
クリックする白のチップはクリックする人が最初だけサイドマークの場所からクリックする。
写真2 オニムチップを配置した様子
A
チームの作り方
グーハージャンケンをして、チーム作りをする。青チームと赤チームになり、互いに向かいあう位置になる。なお4人以上でやる時はそれぞれ2人組3人組(ツーパワー・スリーパワー)を作って交互にクリックしたりする。簡単なところを上手くない人がやる、難しい所は上手い人がするとか、コーナーホールに入ったチップを持つ係りをするなどの参加方法もある。
※ミニオニム5は黄色1枚・白5枚・赤11枚・青11枚の28枚のチップがある。このチップを使って、部屋の壁に当てて自分のところに戻るようにする練習をすると上達が速くなる。
クリックする時はクリックする指がチップに触れていると痛くなく、強くクリックすることが出来る。
B
ゲームの始め方
4人で(ツーパワー・スリーパワーのところは代表が)ジャンケンをして、一番勝った人から時計回りにクリックする。始める前に『お願いします』のあいさつをする。
C
クリックの仕方
一番になった人から一巡目だけはサイドマークの位置からクリックする。
D
時計回りで次の人がやる。
写真3 右の赤の人が1回目のクリックをして左隅のコーナーホールに赤のチップが入った様子です。
E
下の青の人からクリックして時計回りに左の赤・上の青とクリックしていき、右の赤の人がサイドマークからクリックしたら、コーナーホールに赤チップが入った。赤の人は連続でアウトゾーンから赤のチップを入れることが出来る。
F
赤の人がクリックして赤のチップを入れて、自分の白いチップが外に飛び出したり、コーナーホールに入らなければ連続してクリックできます。白いチップが外に飛び出したり、コーナーホールに入ったり、青のチップをコーナーホールに入れたりしたら、次の人の順番となります。入れられた青のチップはそのまま青チームのものとなります。(プレゼントしたことになります。)
G
赤チームは赤のチップを、青チームは 青のチップをすべてコーナーホールに入れたら、黄色のキングチップをコーナーホールに入れます。早くキングチップをコーナーホールに入れたチームの勝ちとなります。自分たちの色のチップがまだ残っているのに、キングチップを入れてしまったら、相手チームの勝ちとなります。
H
黄色や赤・青のチップが外に飛び出した時はそのチップはセンターマークのところに置きます。
写真4 自分のコーナーにある赤いチップを横のコーナーホールに入れようとしている様子
I
簡易ルールでは自分の側のコーナーホールへ入れることが出来ます。正式なルールでは遠い方のコーナーホールに入れるか、バンクウォールを使って自分のコーナーホールに入れることになります。どのルールを使うかは発達段階を考えて決めておきます。
J
またオニム倶楽部の大会での正式のルールではクリックした自分の白いチップがコーナーホールに入った場合は獲得したチームのチップがある場合はセンターマークのところに置くとのルールです。
K
勝負が決まったら、勝ったチームはきちんと『勝たせていただき、ありがとうございました。』負けたチームは『どういたしまして』等のあいさつをきちんとできるようにします。
ツーパワー・スリーパワーの手法を使うと勝つと2倍3倍に嬉しく、負けても悔しさが2分の1・3分の1になることが多いようです。
L
ゲームを続ける場合は写真2のようにきれいに並べます。
M
ゲームの後片付けまでがゲームであることを教えておきましょう。
※ミニオニム5のゲームは一人でやっても楽しくありません。仲間がいるから出来るものです。勝ち負けにこだわりすぎないようにして、仲間がいることが一番であることを伝えたいものです。