12月31日(六甲の山よ ありがとう 平成18年よ さようなら)
平成18年の大晦日 六甲の山は 夕陽に映えて 美しきこと限りもなし この一年間 毎日眺めた六甲の その姿 春夏秋冬 朝に夕に 衣を換えて 僕の眼を 心を 意識を なごめてくれたね ありがとう 六甲の山よ 永遠の昔から そなたは この姿を現して 山裾から眺める人も 瀬戸内の海から見る人も 遠く太平洋の彼方から見晴るかす人も いや 人は居なくとも 太陽の光を浴びては まぶしく輝き 満月の夜は その姿を くっきりと横たえ 闇の夜には 真っ暗に姿を没し 限りもなく ただ美しく その雄姿を 唯そのままに とこ永久に 有り通してほしい。 六甲の山よ 平成18年はありがとう。明日からの 新しい年もまた 僕の眼を楽しませてほしい。
