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銅付加IUD(子宮内避妊器具、ノバT)
&
IUS(子宮内システム,ミレーナ)



IUD&IUSとは?

IUD(Intrauterine Device)は、子宮内避妊器具のことです。子宮の中に、IUDを挿入すると、受精卵の着床を邪魔して、妊娠を妨ぐことができます。従来のIUDは、ピルにくらべると、避妊成功率が少し劣っていましたが、99年の低用量ピルの認可に続いて、新しい銅付加IUD(IUCD)が日本でも認可されました。

IUS(Intrauterine System)は、子宮内システムといい、2007年に承認されました。IUDにレボノルゲストレルという低用量ピルのトリキュラーやアンジュ、ラべルフィーユに使われ、緊急避妊薬にも使われているレボノルゲストレルという第二世代*の黄体ホルモンが加わったものです。子宮内で、少しずつ黄体ホルモンが放出されて子宮内膜に作用し、高い避妊効果と生理痛の軽減や生理の出血量の減少が期待できます。IUSの製品名はミレーナと言います。

銅付加IUDやミレーナは、ピルに迫る避妊成功率が報告されています。ピルにするか、IUDまたはIUSにするか、女性が自分の意志で、確実に避妊できる方法を比較してみましょう。
 
*ピル(避妊薬)に使用される黄体ホルモンの種類(第一世代〜第四世代まで)

   黄体ホルモン  代表的な薬品名  その他の薬品名
 第一世代  ノルエチステロン  ルナベル、フリウェル、オーソM  
 第二世代  レボノルゲストレル  トリキュラー、アンジュ、ラべルフィーユ  ノルレボ、ジェミーナ
 第三世代  デソゲストレル  マーベロン  
 第四世代  ドロスピレノン  ヤーズ、ヤーズフレックス  




 写真でわかるIUS(ミレーナ)


 ミレーナ  ミレーナの患者さん用説明キット
生理の終わり頃が、ミレーナを入れるのに適しています。
ミレーナの挿入は、産婦人科の外来で、麻酔なしで受けることができます。
膣を消毒後に、子宮の入り口から、医師がミレーナを挿入します。挿入時に、少し痛みがあり、出血する場合があります。挿入後は、ストリング(ミレーナについているひも)を適当な長さに切り、膣のなかにストリングを残し、超音波検査でミレーナの位置を確認したあと、帰宅できます。
所要時間は、5〜10分です。
細菌感染を予防するため、数日間抗生物質を内服し、挿入当日のみ入浴を制限します。1週間後に、ミレーナの位置を確認し、挿入後初めての生理終了後に、もう一度ミレーナの位置を確認します。
以後は、定期的に診察を受け、ミレーナの位置の確認が必要です。
ミレーナ挿入後、途中でミレーナを止める場合は、産婦人科で、膣のなかのストリング(ミレーナについているひも)を引いて、ミレーナを抜きとります。
順調な場合でも、
5年に一度は、ミレーナを新品に交換することが、望ましいとされています。
 ミレーナの装着・交換は、55,000円(内税)

  ノバT と ミレーナの比較

名  称 ノバT  ミレーナ
別  名   IUCD(銅付加IUD)  IUS(子宮内ホルモン除放システム)
 製薬会社  バイエル  バイエル
 承認・発売年  2004年 2007年 
 使用目的 避妊  避妊 
 対象となる女性  経産婦
(分娩経験のある女性)
経産婦はもちろん初産婦にも 
費用   38,000円(内税) 55,000円(内税) 
 健康保険の適応  なし 過多月経・月経困難症には、
2014年から保険適応開始 
自己負担は、1万円弱です。
 装着時期 生理後2〜3日頃 生理の終わり頃 
 装着後の生理  変わらないか、増える 減るか、生理が来なくなる 
 排  卵  排卵する  排卵する
 交換の目安 5年間  5年間


 メリットとデメリット

ノバTやミレーナは、ピルのように毎日忘れずに薬を飲まなければならない煩わしさから解放されます。ただし、感染に弱い・・・。クラミジアや淋菌などが感染すると、骨盤内で炎症を起こしたり、極端な場合は敗血症を起こした報告もあります。また、挿入時に子宮を穿孔(突き抜けて穴が開く)したり、途中で脱落して、避妊効果がなくなる ケースもあります。異常を感じた場合は、早めに担当医に連絡をお願いします。




 写真でわかるIUD

 FD-1(従来のIUD)
不二ラテックス社製
販売:森永乳業株式会社

銅付加IUD(新しいIUD)
マルチランAG社製
(アイルランド)
輸入元・販売:日本オルガノン社

 
切手くらいの大きさで、ストリングが1本
ついています。
中央に銅線がコイル状に巻かれています。
ストリングが2本ついています。
 
FD-1(従来のIUD) 銅付加IUD(新しいIUD)
素材は、合成樹脂だけでできています。魚の骨のような形をして表面積を広げ、受精卵の着床を妨げる働きをしています。
素材は、合成樹脂と、銅です。子宮の中で、ループの部分が着床を妨げる他、銅イオンも、精子の子宮内への進入を抑制し、受精卵の着床を妨げるので、2重に妊娠の成立を防ぎます。


生理が終わってから、2〜3日後がIUDを入れるのに適しています。
IUDの挿入は、産婦人科の外来で、麻酔なしで受けることができます。
膣を消毒後に、子宮の入り口から、医師がIUDを挿入します。挿入時に、少し痛みがあり、出血する場合があります。挿入後は、ストリング(IUDについているひも)を適当な長さに切り、膣のなかにストリングを残し、超音波検査でIUDの位置を確認したあと、帰宅できます。
所要時間は、5〜10分です。
細菌感染を予防するため、数日間抗生物質を内服し、挿入当日のみ入浴を制限します。1週間後に、IUDの位置を確認し、挿入後初めての生理終了後に、もう一度IUDの位置を確認します。
以後は、およそ3ヶ月後、6ヶ月後、1年後、2年後に定期的に診察を受け、IUDの位置の確認が必要です。
IUD挿入後、途中でIUDを止める場合は、産婦人科で、膣のなかのストリング(IUDについているひも)を引いて、IUDを抜きとります。
順調な場合でも、2〜3年に一度は、IUDを新品に交換することが、望ましいとされています。



正常な膣内

ピンク色の子宮膣部(しきゅうちつぶ)と表面の赤い所が子宮膣部びらんです。粘液は無色透明で、中央の横方向の割れ目が外子宮口(がいしきゅうこう)です。


IUD挿入後

外子宮口からストリング(IUDのひも)がでています。IUDを抜くときには、このストリングを引きます。ストリングは、とても軟らかいので、セックスの際にペニスを傷つけることはありません。


5年間有効、さらに新しいIUCD・ノバT登場♪

ノバTは、銅付加IUDですが、5年間有効です。

第1子分娩後、2〜3年あけて第2子を希望される場合は、オルガノン社の銅付加IUDをお勧めします。

今後、子供はもう希望しない場合は、バイエル社のノバTをお勧めします。
 ノバTは、2023年に製造中止となりました。今後は、避妊や生理痛の軽減を希望される場合は、ミレーナの挿入をお勧めします。




 IUDの向いている女性、向かない女性


IUDは、分娩経験があり(経産婦)、セックス・パートナーが一人に限定された、子宮などに筋腫などのトラブルのない女性に向いています。逆に、分娩経験がなく(初産婦)、複数のセックス・パートナーがあり、子宮に筋腫などのトラブルのある女性には向いていません。

IUDは、異物である器具を子宮内に挿入し、常時装着した状態になるため、子宮の入り口が狭い分娩経験のない女性には、IUDを装着することが困難です。また、挿入後に生理痛がひどくなったり、生理の出血が増えて、途中でIUDを中止する場合もあります(ピルが、生理痛をやわらげ、生理の出血を減らすのと逆の関係になります)。

また、IUDに感染して、子宮内膜炎や骨盤内炎症をおこすことがあり、複数のセックス・パートナーがあり、性行為感染症のリスクの高い女性では、注意が必要です(ピルが子宮内膜炎や骨盤腹膜炎を減らす傾向があるのと逆になります)。

筋腫などどがあって、子宮が変形している場合も、IUDの位置がずれて外れてしまったり、IUDが子宮内で動いて不正出血を招くことがあります。IUDが正確に装着されずに、外れてしまった場合は、避妊効果はなくなります。
IUDは、ただしく装着されていることを定期的に確認する必要があり、IUDを使う女性は、産婦人科を定期的に受診することが大変に重要です。

 従来のIUDで最も問題とされたのは、IUDが正しく装着されているにもかかわらず、IUDを入れたまま妊娠してしまうケースが、数%あったことです。
せっかくIUDを入れたのに、妊娠してしまったケースでは、IUDの避妊法としての信頼性に疑問を抱かざるを得ませんでした。しかし、銅付加IUDがピルに迫る避妊成功率を上げたことで、医学的にIUDが再評価されるようになりました。ただし、依然としてごくわずかですが、妊娠してしまう女性があります(日本で行われた2年間の臨床治験で、708人中、4人が妊娠しています)。

ピルが、毎日毎日欠かさず薬をのみ続けなければならないのとくらべ、IUDにはそうしたわずらわしさがありません。ただし、IUDは、位置確認を医療機関で定期的に行う必要があり、中止する場合も医療機関を受診する必要があります。不正出血で、子宮体部ガンが疑われる場合には、IUDを抜いて検査する必要があります。ピルのように、自分で自由に中止したり、再開したりすることができません。

いずれにせよ、男性にたよらず、女性が自分の意思で避妊することが確実にできる方法がさらに増えたことは、女性にとって大変に喜ばしいことです。
従来は、未婚で、仕事が忙しい20代の女性にはピルが適しており、結婚して子供を生みおえた30〜40代の専業主婦にはIUDが向いていると言われてきましたが、女性のライフスタイルは非常に多様化しており、一概に言えなくなってきています。


 銅付加IUD(IUCD)、ノバTを希望される女性へ 



 処  置 料  金
IUCDの装着・交換  33,000円(内税) 
 ノバTの装着・交換 38,000円(内税)
 定期検診  1,500円(内税)
 IUCD・ノバTの抜去  3,000円(内税)

宮川クリニックでは、

銅付加IUDの装着、定期検診、交換を行っています。

IUDには、ピルと同じく健康保険が適応されません。

宮川クリニックで銅付加IUD・ノバTを装着後に、
不正出血などトラブルが発生した場合は、
電子メールで双方向に情報交換が可能です。





 低用量ピルについて知りたい女性は、 ここをクリックしてください。

 男性のパイプカットについて知りたい人は、ここをクリックしてください。



院長へのご相談は、
miyakawa@na.rim.or.jp

までお願いします。




 
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