第17章 「伝説の坂の下で…」 

そう、再び忘れられたかのように更新されなかった、この話。

平和ボケ

タコ星人も、最近はトップページでしか描かれこともなく、すっかり平和な生活にひたりきっていた。
しかし、平和は長くは続かない。

…続いてたまるか!!


ぴーんぽーん♪

何ヶ月ぶりであろうか、ドアのチャイムが鳴ったのは。

がちゃ

るるらん

「どーもー、今度となりに引っ越してきた、秘密結社”るるらん”ですー」
「こんにちは、よろしくお願いします」
「一日一善、”明日の世界征服”をモットーにがんばっております」
「・・・(しょ、商売敵か!!)」

皆様お忘れかもしれないが(まつざかも忘れていました)、そもそもタコ星人は、地球征服を狙う侵略者なのである。
ここで負けてしまっては、一生フリーターなのだ!
とりあえず、お茶を出して、談笑し、彼らを見送った後、援軍として吉野を呼び出すことにした。

とるるるる
とるるるる
とるるるる
「こちらは、auお留守番センターです」

いないのかい!?
単独なのかい!?

オレガヒトリデカテルトオモッテイルノカイ!?

仕方がないので、果たし状を書いてみた。

果たし状


果たし状

前略
お元気ですか?僕は元気です。
こちらは、雪が降るほど寒いです。
(中略)
卒業式の日、伝説の坂で待っています。

果たし状を隣の部屋のポストに入れると、タコ星人は旅立った。
男はたとえ一人であっても、戦わねばならぬ時があるのだ。

さあ、みなさんもご一緒に。

「廃人戦隊 ゴーファイター」
あいつの、竿が火を吹いた。
火を吹いたら、熱いじゃないか。
飛べ!殺人キャスティング!
フックが刺さったら、一旦通してから折るんだよ。
でも痛そうだからできないね。

明日に向かって走れ
そして伝説の坂の下でネコリグ大量生産だ
(以下永久ループ)

戦地に選んだのは、かの有名な七色ダム。
池原ダムに比べると、アベレージサイズは落ちるものの、魚影は非常に濃いとっても楽しいフィールド…のはずである。

ここに、伝説の坂(スロープ)がある。
ここで愛を誓い合った二人は…もういいって。


伝説の坂

「来たな、初代侵略者が負けてたまるか!」
「それは、ご無礼を致しました。どうぞお手柔らかに」
「行くぞ!!」

しかし、世の中甘くはない。
秘密結社というからにはすごいのである。

「めめめメ○バスルアー!!」
「いやいやたいしたことないですよ」

彼らの武器はメガ○スルアーだったのである。
しかも、無尽蔵に持っている。
腕でかなうわけがない。
しかもルアーもあのXバ○ツで釣りまくっていた、メ○バスルアーズなのだ!!

「タキ○ンフックセット!!」
「ぐはっっ」

タ○オンフックセット
そう、七色ダムと言えばこれである。
だけど、これを見て、電○アワセじゃん!とツッコミたかった方も 多いはず。

負けるのか、また負けるのか。
ここまで長文書いてきて、いつものように負けて終わりのオチなのか?

しかし、タコ星人はその戦火の渦中、見付けたのだ!
それは、ア○ロが、ガン○ムとめぐりあったかのように…(今回伏字多いなあ)


「う、動くのか!?」

プロトタイプ ロッド・・・
なんてすばらしい、響き。
プロの方々とかが、よく使っているアレである。


「すごい!この感度!、そしてこの飛び!!」

でもね…
・・・マケマシタ。

まあ、下手なタコ星人が使ったところで、そう差が出るものではない。
例のごとく真っ白になるタコ星人の前に歩み寄る男が。

勝手に使ってはいけません


「返してくれ、それは俺のロッドだ」
「そそそそ、そーなんですか??」

それは、第9章で登場した、バスプロ田中のものだったのだ…
その後、盗難届けの出ていたそのロッドのために、警察に連行されたのはいうまでもない。

「男キャラばっかり増やすのはやめてくれえぇっ!!」

毎度のことながら、悲しい奴です。


今回の教訓
あれを買えば、あれを使えば…なんて、世の中そんなに甘くはないんでしょうね。
ちなみに、まつざかもXバ○ツを見た後に、七色に行って、その手のルアーを投げ倒しました。
結果は…まあ、そんなもんです。世の中。
しかし、ほんと男キャラばっか増えてます。
なんで女性キャラが出てこないかって?
それはね、描くとその道にはまっちゃいそうだから(苦笑)
・・・一人くらい作るかなあ。



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