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小児に脳炎を起こすウイルス



 
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小児に脳炎を起こすウイルス       
単純ヘルペス、麻疹、アルボウイルス(日本脳炎(B型)、A型脳炎)

単純ヘルペス       
脳炎をおこすのはほとんど、HSV-1で小児は初感染により成人は回帰感染による。
第一選択薬はアシクロビル。
診断 ペア血清で抗体価が4倍以上に上昇かELISA法でIgM抗体上昇。核酸検査。ウイルス分離。

単純ヘルペスキーワードDataStock       
HSV1は口腔粘膜、HSV2は性器から進入。三叉神経節、腰仙髄神経節に潜む。免疫低下などの際に回帰感染起こす。
II型はSTD。口唇ヘルペス、角膜ヘルペス、ヘルペス脳炎、性器ヘルペス、カポジ水痘様発疹、新生児ヘルペス。新生児には産道感染することがあり、しばしば重篤な経過をとる。

麻疹ウイルス       
臨床経過は、潜伏期間10日、カタル期(koplik班などが見られ)、発疹期(2~3日で特有の発疹が前額部~四肢へ広まる)、回復期(カタル期から5~6日で下熱)。亜急性硬化性全脳炎SSPEは麻疹罹患の5~15年後に発症。胎生12週以内の感染で先天性風疹症候群。幼児全員に生ワクチンで予防。治療は対症療法、二次感染予防。

麻疹キーワードDataStock       
パラミクソウイルス科・属。飛沫感染。不顕性感染はほとんどない。
SSPEの臨床経過、1期、行動異常、性格変化、知能低下、ミオクロニー発作。2期、錐体路、錐体外路症状。3期、昏睡1~2年で死亡。脳波は周期性同期性放電。



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