ホーム > 小児科 > 鑑別 > |
貧血の鑑別 |
[サイトマップ] | |
[このカテゴリに新規登録] |
登録件数:5件
MCV mean corpscular volume とは
平均赤血球容積 (赤血球の大きさを測る指標。)
MCV=(Ht/RBC)×1015 Ht (ヘマトクリット)は血液中に赤血球のしめる容積の割合。
RBC は、単位容積辺りの赤血球の総数。百万単位。
小球性、正球性、大球性
小球性 <正球性は、MCV=80~100< 大球性
代表的な小球性
・鉄欠乏性貧血(鉄がすくない)
・鉄芽球性貧血(鉄を利用できない)
セラセミア、慢性炎症に合併する貧血、若年性関節リウマチ、後期未熟貧血 赤血球が未熟など、で小さい
代表的な正球性
・急性出血、・溶血性貧血
・再生不良性貧血、・赤芽球癆(赤血球だけが再生不良)、
・腎性貧血 作られるのが少なかったり、壊されるのが多かったり、で数がすくない
代表的な大球性
巨赤芽球性貧血(1)ビタミンB12欠乏症、悪性貧血(B12吸収障害)、など (2)葉酸欠乏性 (3)薬剤性な
葉酸、VitaB12欠乏吸収障害は核酸合成に必要のため、分裂起こらず細胞質だけ巨大に
[トップに戻る]