キャラクタ紹介


 登場したキャラから順に載せていくつもりです。あまり充実した内容ではありませんが、まあ参考までにということで……。
 ここに載せてある説明はこの作品における説明です。従いまして、他の作品では設定が微妙に異なる場合があります。ご了承下さい。


ファトラ

 ロシュタリア第2王女。「美しい花には刺がある」という言葉を実践している人。シスコンで後天性の同性愛者で斜に構えて生きている。幼いとき母親に先立たれたことによる心の傷が大きいものの、ルーンのおかげで致命的逸脱からは逃れられている。本来は面倒見のいい性格をしている。
 彼女は逸脱した生き方をしているものの、それは自分の意思である。人生を投げているわけではない。ルーンは彼女にとって特別な人である。

女 年齢 17才

ルーン 自分の命より大切な姉。彼女のためなら死ねる。
リース 悪友の一人。彼女の境遇に自分と似たものを感じ、同情している。
からかうとおもしろいやつ。


ルーン

 ロシュタリア第1王女にして国家元首。やや強引な所があるものの、とてもいい人。ファトラに対していつも気持ちを砕いている。

女 年齢 23才

ファトラ 大切な妹兼着せ替え人形。
エルハザードの救世主。


リース (オリジナルキャラ)

 エランディア女王。「かわいい花には刺がある」という言葉を実践している人。倫理とか道徳とかいったものからはおおよそ無縁な存在。何を考えているのか常に不明。ねえや(ニーナ)のおかげで非人間にはならずにすんでいる。他人のことをあまり考えない。寂しがりやだが、行動力はある。
 ファトラと違って、先天的に逸脱している。ルルシャとニーナが同性愛をやらかす所を目撃したりしており、しかも二人がそのことを隠すので、二人に対して不信感を持っている。二人が性交渉を持つ所をしばしば覗き見する。ばれないのはニーナがそう仕向けているから。

女 年齢 15才

ルルシャ 母親。リースがこんな人間になった原因の張本人。
ニーナ 摂政にして、母親代わり兼姉代わり。リースはねえやと呼ぶ。
ファトラ 自分自身をより高めるために必要な要素という認識がある。


ルルシャ (オリジナルキャラ)

 エランディア第2王妃(寵姫)。人にはあまり言えない事情をうなるほど抱えている。元は平民だったのだが、幼い頃人買いによって王宮に売られる。その後ニーナと結託して今の地位を手に入れる。ロクな目に遇っていないのが原因で、軽い破瓜型精神分裂病にかかっている。精神は非常に荒廃しており、破綻寸前となっている。破綻しないのは、リースやニーナのおかげである。
 彼女は子供時代はハーレムに入れられており、性に関してはいろいろとある。

女 年齢 25才

リース 大切な娘であるものの、憎くて憎くてしょうがないエランディア前王の娘でもあるため、悩みの種でもある。かわいくてしょうがない反面、疎ましい存在でもある。
ニーナ 幼なじみ。いろいろと世話になっている。
ファトラ あまり気に入らない。リースにおかしなことをしないか心配。


ニーナ (オリジナルキャラ)

 リースの摂政。ルルシャと同じ境遇の人。違うのはルルシャのような破綻寸前の人間ではないということである。ルルシャと同じ境遇でありながら精神をよく保っており、ルルシャやリースのバックアップを行う。クールな性格をしており、何事も事務的にこなす。リースの母親であるルルシャと一緒にリースを育ててきたのだが、リースの育て方の方針についてはルルシャと意見の食い違いがある。

女 年齢 26才

リース 自分たちの未来を築くのに必要な要素だと思っている。自分たちの境遇について説明する機会をうかがっている。
ルルシャ 幼なじみ。聞き分けのない人間だと思っている。
ファトラ リースにいろいろ覚え込ませてくれることを期待している。


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