【2004/05/31】(月)
 大阪帰還後最初の出勤。自宅から自転車で行ける事業所です。で、仕事の内容を聞く。担当の割り振りが変わるので、以前の担当の仕事を引き継げとのこと。仕事自体はまともですが、なんか眠くてちっとも進まず。とりあえず、体調が改善すればちょろい仕事です。

 それにしても、1年以上も出張していたせいで、街の様子が少し変わってしまいましたね。

 なんかメガネの左側のつるが耳に当たって痛いんですよ。もう1週間以上前からこの状態です。つるの形をいろいろ変えているのですが、ちっとも直らないです。いい加減いらいらしてきて、コンタクトに変えようかとか思ってしまう次第。とりあえず、自宅には別のメガネがあるので、そちらに変えてみました。レンズが違うので、慣れるまでは見づらいです。

【2004/05/30】(日)
 新幹線で大阪に戻り、自宅に帰還。風呂に入ってさっぱりしましたが、引っ越しの荷物が届くのは月曜なので、することがありません。仕方がないので、漫画を読んでました。
 旧版の『銃夢』を読みました。うーん、やっぱり旧版の銃夢はいいですねえ。絵の面だけとっても、作画,画の構成力,ネームなど、他の作品に比べてぬきんでています。特に画の構成力は凄いですね。ストーリーもずっしりと重みのある内容になっていて、何度でも読めます。
 これに比べると新版の『銃夢LastOrder』はただの連続格闘漫画に成り下がってしまった感が強いです。旧版と比較してみると分かりますが、新版の方は格闘技関連の知識の説明が多く、また、キャラもただの格闘マニアばかりで、作中ノヴァ教授がいうところの、「精神的質量の大きい人間」が不在であるように感じられます。

【2004/05/29】(土)
 本日ついに、このマンスリーマンションから引っ越しです。荷物といってもかさばるものはパソコンとテレビそれぞれ一式だけですし、梱包は前日からやっていたのですが予定よりずいぶん早く済んでしまいました。あとは業者に荷物を渡して、代金払って領収書をもらって完了です。

 午後からは私の友人の家に遊びにいきました。私と同学年ですが、彼は院卒でして、今年新社会人です。さいたまで4万7千円の物件と聞いていたので、どんな物件か興味がありました。
 物件の方は、特別ボロいとか汚いとかはないものの、やはり4万7千円の物件だなというのが私の感想です。なにしろ築30年ですし、壁がモルタルむき出しだったり、コンセントの形状が昔のものだったりと、古さを感じさせられます。私はある程度高級な物件でないと嫌なので、この物件に住めといわれたら断っちゃいますね。まあ、彼は自動車が趣味でして、何10万円もかけて自分の車を改造しているので、そちらに注ぎ込んでいるわけですね。
 本当は本日大阪に帰るつもりだったのですが、遅くまで話し込んでしまったので、再度マンスリーマンションで一泊。

【2004/05/27】(木)
 長らく川崎のマンスリーマンションに暮らしてきましたが、今週いっぱいで大阪に帰ることが決定しました。次の仕事の候補として、東京勤務の仕事があがっていたのですが、これになってしまうとさらに7月末までマンスリーマンションになってしまうので冷や汗ものだったのですが、なんとか回避できました。もういい加減期間が長すぎますからね。思えば、去年の2月半ばから始まって、途中大阪勤務もあったのですが、ほとんど東京/横浜勤務でした。
 次の仕事はまず最初の1週間がWebシステム開発の応援で、その次の2週間が既存システムのバグfixで、それからあとはjspの作成の予定です。なんというか、クリエイティブな仕事がしたいですねえ。

【2004/05/11】(火)
 映画『ギャラクシークエスト』の感想。
 スタートレックのファンかそうでないかで感想ががらりと変わりそうな作品です。なにしろ、スタートレックに対する皮肉があちこちに登場しますから。(^^; やっぱり、宇宙船もフェイザーも、それがただの張りぼてではないと思うからこそ価値があるのであって、種明かしをしてしまったら全然価値がありませんね。
 とにもかくにも、スタートレックに対するあてつけが素晴らしいです。スタートレックの伝統の一つに名無しのクルーがよく死ぬというのがあるんですが、ギャラクシークエストでは、そういう端役に回された俳優が「おれはどうせ死ぬんだ!」なんて叫んでいます。あと、惑星に着陸してハッチを開けて、「空気がなかったらどうするんだ!」もよかったです。(笑)
 スタートレックのファンの人にはお勧めの映画です。

【2004/05/08】(金)
 なんか仕事が嫌になってきた。ていうかすぐにでも辞めたいくらい。まあ、それじゃ食っていけませんが。とりあえず転職する方向で検討中。

【2004/05/05】(水)
 映画『博士の異常な愛情』(Dr.Strangelove)を鑑賞。1964年作品で、白黒という年代物です。
 非常に評価の高い作品らしいです。また、作中に登場する博士は漫画『銃夢』のノヴァ教授の元ネタらしいです。漫画『岸和田博士の科学的愛情』もこの作品を元ネタにしていそうですね。
 私はかなり先入観がある状態で観てしまったので、どこで笑えばいいのかとか、どこで盛り上がればいいのかとか、そういうことが全く分からず、肩すかしになってしまいました。うーん、数ヵ月後にもう一度観てみて評価した方がいいかなあ…。というか、博士が素晴らしいという前評判ばかり聞いていたせいで、博士以外の部分をほとんど観ていなかったです。

 映画『トゥルーマン・ショー』を鑑賞。
 てっきりコメディーだと思っていたんですが、意外にも真面目な内容です。本物だと思っていた世界が実は全てやらせだったとは、実にSF的ですね。
 作中、いろいろな箇所で主人公は世界が不自然なことに気づくんですが、主人公は産まれてからずっとこの世界で生きていて、30過ぎになってようやく不自然なことに気づくとはなぜ?? これはこの作品最大の謎だと思います。あちこち不自然で、もっと早い時点で気づいていてもよさそうなんですが…。
 ラスト、世界の製作者と主人公の対話は印象的でしたが、コメディーを期待していた私としては期待はずれとなってしまいました。数ヵ月後にもう一度観てみたいと思います。


2004年4月の日記


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