新明解のページは基本的にはHTML 3.2に準拠したページにするつもりでしたが、 そもそも、HTML 3.2は厳密には日本語文字を許容していないそうです。 しかたないので、今後はHTML 4.01準拠にしようと思っています。
それはともかく、できるだけ、どんなブラウザでも表示できることを目指しております。
Lynx等のテキストタイプのブラウザでも読めるように極力配慮していますが、 ケアレスミスとかがあるかもしれませんし(というかそこらじゅうにある)、 まだまだHTMLの文法について考え違いがある可能性もあります。 ちゃんと見えてない場合は、遠慮なく メール等ください。 但し、iモードには対応する予定はありません (iモードでこのページを読みたいと思う人は恐らく少ないため)。
現在は
等で、表示確認しています。国際化HTML2.0準拠で、 日本語が表示可能なブラウザなら、いずれでも、ほぼ問題なく 読めると思います(…と書きましたが、制約が出てしまいました。補足1参照)
また、次のような環境でも読めることを期待しています。
すべての日本語表示可能なブラウザで表示できることを期待して作っていましたが、 リムネット名古屋の使用しているWebサーバーが変更になった際に、 HTTP1.0のブラウザ(NEC MobileGearのテキストブラウザ等)からの アクセスができなくなってしまったそうです。HTTP1.0のブラウザでも、表示できるように、 リムネットに要求しましたが、対策されない模様です。
このようなブラウザからは、プロキシを経由するなどすれば、見ることが可能なようです。
全部のページではありませんが、一部のページに、スタイルシートを適用してみることにしました。 無効にしても、しなくても、また、スタイルシート非対応のブラウザでも、 問題なく読めるように配慮しているつもりです。 しかし、多くのブラウザで、スタイルシートの表示に問題があることが知られています。 特に、Netscape Navigator 4.xのスタイルシート表示のバグは目に余るものですが (スタイルシートを解釈してくれない方がまし)、 これを利用する場合でも、深刻な問題が出ないように一応配慮しています。
問題があればお知らせください。
Operaの7.11以前のバージョンでは、ISO-2022-JPで書かれたチルダ"~"を含むURLの処理にかなり重大な問題がありましたが、Opera日本語版7.20(build3145)でほぼ解決しました。
少々込み入った話なので、少し詳しく説明しますが、 ISO-2022-JPで書かれる"~"には、実は2種類あります。 一つは、漢字コードのエスケープに"ESC ( B" (ASCII)を使ったもので、 もう一つは、"ESC ( J" (ローマ字)を使ったものです。 このページの"~"は前者です。
FFFTPや、NextFTPなどのFTPソフトには、 ISO-2022-JPへの文字コード変換機能がありますが、 FFFTPや、ver.3.53以降のNextFTPで変換したISO-2022-JPのテキストでは、 "~"のエスケープに、"ESC ( B"が使われています。 一方、ver.3.52以前のNextFTPでは"ESC ( J"が使われていました。 ver.3.52以前のNextFTPは、過去にはかなり広く使われていたので(私も使っていた)、 現在も、ISO-2022-JPで作成されたWebページの中に、 "ESC ( J"の"~"を使っているものが、かなり存在していると思われます。
で、ここでブラウザの話になりますが、 Opera日本語版6.01ベータ(Build1039)及び、6.03(Build1107)、 7.03(Build2670)、7.11(Build2887)などの旧バージョンでは、 文字コードにJIS(ISO-2022-JP)を使った一部のページ、 つまり、漢字エスケープに"ESC ( J"が使われているページの"~"が、 アッパーバーとして扱われます。 この影響で、URLに"~"を含むリンクが正しく働かない場合があるという、 かなり重大な問題が発生していました。どうやら、URLに含まれる"~"を、 UTF-8のアッパーバーの文字として解釈する処理になっていたようです。
一方、Opera7.20(Build3145)でも、エスケープシーケンスが"ESC ( J"である"~"は、 以前のバージョンと同じように、アッパーバーとして表示されています。 過去にテストページ を作ったことがあるので気になる方は試してみてください。
但し、7.20では、URLに含まれる"~"については、 "ESC ( B"の"~"を使った場合と同様な処理になり、 期待したリンク先に行けるようになりました。
このため、問題はほぼ解決したと言っていいでしょう。 但し、アッパーバーとして表示されている"~"は、 それを選択してコピー後、テキストエディタなどにペーストすると、 文字化けしてしまうでしょう。OperaのURL欄にそのまま貼り付けてもダメです。
なお、私自身は、現在、FFFTPの漢字コード変換機能を使うようにしたので、 新しく作ったページや最近更新のあったページについては、 以上の問題は起きないはずです。NextFTPの新バージョン(ver.3.53)でも、 対策済であることを確認しました。このページも対策済です。
META定義文について、以前、このページに、
昔は、Shift JIS(MS漢字)の場合は、
<META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html; charset=x-sjis">
でした。現在は、
<META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html; charset=Shift_JIS">
という設定をするように、多くの解説書等で書かれています。 しかし、これだとNetscape 2.0.2だと見事に化けます(この記載について 以前、誤りを書いてしまった。ごめんなさい)。 ってことで、これらの文字コードを使わないようにした方が、無難になりそうです。
などと書きましたが、今、Netscape 2.0.2を使っているユーザーは、 ほとんどいませんし、新しいブラウザで、 x-sjisやx-eucをを付けたページの表示に問題が生じたという話も聞きません。 私のように、ISO-2022-JPでWebページを作り続けてきた方が、 当時広く使われていたIe3の文字化けにうんざりさせられ、そして未だに、 最新バージョンOperaでのチルダの扱いの問題に苦しんでいるわけです。 まー、文字コード仕様の詳細をろくに調べぬままに、 盲目的にISO-2022-JPならば大丈夫と、 NextFTPの漢字変換機能を使い続けていた事が悪いのかもしれませんけどね(苦笑)。
それにしても、NextFTPを使いはじめたのは、転送の際に、 JISへの漢字変換が同時にできるから…という理由だったのは、何とも皮肉な話です。
でも、まあ、一番、困っているのはスタイルシートの問題です。 まだまだ、Netscape 4.xのユーザーは多いようですし。