7月26日(土)

ゆっくりの朝、8時半に例の赤茶けた露天風呂へ缶ビールを持って行く。ご機嫌!オナラも出たもんね〜と言う事は、

下痢は完璧に治った筈で、又ご機嫌!9時45分に7マイル先の山川港向け出港するも、昨日よりもオートパイロット不調。

11時15分に山川港の荷揚げ岸壁に舫った、フライングの水野氏にボヘミアンに手伝いに乗って貰い、

広い港内で電子コンパスの初期設定と微調整を2人でやる。明日が楽しみです?私は「いかえぎ荘 рO993−35−3298」と、

漁船溜り手前の樋渡歯科の前のコンクリートのポンツーンへチャッカリと係留。昼飯はフライングへ押しかけ、

水野氏特製のてんぷらうどんを、ご馳走になる。

03、九州沖縄一人旅その11

2年前行った鰻温泉とは別に、鰻池近くに露天風呂の有るところを水野氏が見つけた。「いかえぎ荘」の奥さんが、

車で送って呉れると言って下さったので、甘える事にして3人で乗せて貰う。

しかし車中、町営のヘルシーランド温泉の近くに、同じく町営の露天風呂が今年の4月18日にオープンしたとの事、

そちらの方が良いですよ!と聞いて、じゃあ〜そっちへ、行ってびっくり!入場料は500円ですが、右に開聞岳、左に佐多岬、

前方は太平洋が広がり、私の様な表現力の無い人間には、筆舌に表せない素晴らしい眺望を楽しみながらの入浴です。

山川町営露天風呂、0993−35−3577」ですが、知らない人が多く勿体無いと思います。

入浴を終わって又奥さんに車で迎えに来て頂き、「いかえぎ荘」にて晩飯まで3人共昼寝。17時頃暑さが和らいだのを見計らって

夕方それぞれ買い物や洗濯をし、又「いかえぎ荘」に集合して晩酌&夕食、黒こうじ仕立ての「薩摩白波」を呑む。

今まで薩摩白波は臭いと言うイメージが有りましたから、えっと思いましたが、OKでした。去年9月15日山川〜根占フェリーが

廃止になったからか?判らないが今年中に「いかえぎ荘」は廃業するそうです。非常に残念!でも、ボヘミアンとフライングは

奥さんの自宅の電話番号を聞いているからOKですけど、皆さんにお教えする訳にはいきません。数多くのヨットマンが

名残惜しむ事でしょう。21時、民宿「いかえぎ荘」に泊まる私を一人残して、非情?にも水野、小粥両氏は自分達のヨットに

帰って行きました。明朝は5時出港しようねっ!と言って。フッ!ふっ!           フッ!後は私の自由時間なのだ!

7月27日(日)

朝が早いので民宿の奥さんに頼んで有った、梅干入りの握り飯を一個持って5時舫いロープを解き、漁港の荷揚げ岸壁に

係留中のフライング近く迄行き、水野氏の起きるのを待つ。10分程たったら起きてこられ、早速共に内之浦目指して出港。

佐多岬0,3マイルを8時に通過、信じられない位穏やかな波、こんなに近くを通過したのは初めて。潮の加減を水野氏が

良く調べているので、お陰で体験出来た訳です。しかし、岬を交わしてからは大隈海峡、少々荒っぽい波とウネリが

2〜3時間続く。オートパイロットがやっぱり?直って無いので舵をずっと握ってるのは疲れるからと断って先を急がせて貰い、

さっさとマイペースで内之浦目指す。12時45分宇宙センター、ロケット発射基地前を通過、志布志湾へ

火埼を回りこむ北西に「大しき」を見つけ、フライングに知らせる。14時に内之浦漁港のいつもの製氷所の前に舫う。

丁度、船からロケットの部品を陸揚げした直後で、クレーン車のブームの危険範囲でしたが構わずに図々しく着けた、

他の場所は安心して停泊出来るか不安又、町へ行くのに不便だから。15時フライング到着、いつもとは逆に私がフライングの

舫いロープを取る。たまにはネ!ここは、岸壁に階段ではないが、クリートが一段低いところに設置して有るので干潮の時に

船に乗り降りが非常に楽チン珍チンです。

フライングのレージージャックの取り付けを少々お手伝い「猫の手よりは、ナベさんの手の方が益し」って言いながら、

早速、得意技の温泉「かなえの湯」へ行く。国民宿舎「コスモピア内之浦 0994−67−4110」の中に有り、

食事や寛げる場所が有る。後、歩いて3〜4分のいつもの「瀬里奈 п@0994-67-2355」へ行き飲み食い!

私は飲み足らず、後一軒行ったが店の名前は忘れた、水野氏が1人飲んでいるのを知っていれば、一緒に帰れば良かった。

ふらふら、船にたどり着いたらフライングの電気が点いている、覗いたら水野氏は焼酎を飲んでいた、小粥氏はデッキで寝ている。

水野氏に小さな声をかけたら、一緒に飲もうと言ってくれたので、私の特技?図々しく意地汚く「お邪魔しま〜す」と言いながら

フライング内で又4〜5杯、帰り自分の船に乗る時ロープに足がっ!どてっ!おお痛〜い!おお痛いで大分県

社長

7月28日(月)

朝5時半、生簀の面倒を見ている漁師に起こされる、仕事の邪魔になるから動かして呉れ、との事。

いつも明日の朝早く出港するからと係留させて貰っている所だから、文句は言えない合点だ!と6時出港。しかし親切に、

ここなら係留して良いと場所を教えて呉れましたが、一旦目が覚めたら今更又寝るに訳には無いオジサンが二人もいるし、

行こう行こう!油津にするか宮崎にするか?決めていませんでしたが、都井岬の状況を見てから決めよう、簡単と言うか、

佐多岬&フライング
ロケット発射基地

いい加減と言うか!まあ〜こんなもの、ボヘミアン、フライングは!都井岬までは殆ど東へ向け順調、午後は南東の風との

予報だったので、これなら宮崎まで行こう、2艇共単純明快な結論の出し方です。勿論、油津は町が遠いし、

温泉が近くに無いと言う、潜在意識が働いていた事は間違いないでしょうが。今日も昨日と同じ、オートパイロットが

調子悪いので、のたノタは嫌と10時半の都井岬沖を境に、お先にスタコラ行かせて貰い、15時宮崎港北隣の

サンマリーナ宮崎 п@0985-62-2665 」へ入港。ヤマハ2?フィートヨット「ひまわり2」のオーナー湯浅氏に、

舫い取りを手伝って頂く。これからの予定は?と湯浅氏に尋ねられたので、良い温泉を聞くと車で送ってくださるとの事。

有難〜い!入港手続きを済ませ、早速航海記をパソコンに打ち込み出す。結構忙しいのだ!16時フライングが入港、

湯浅氏がハーバーから近くの天然温泉に車で連れて行って下さるので。かたずけ等は後々で宜しい!で、慌ただしく出発

10分程で「たまゆらの湯」へ到着。繁華街の近く?「ホテルプラザ宮崎、湯楽遊楽プラザ0985−27−1111」に有ります。

泉質はナトリュウム塩化物温泉で効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、関節のこわばり、打ち身、くじき等マダマダ

書いて有りました何か?何でも有り見たい?医者要らず温泉か?、しかし、久しぶりですネ1000円の入浴料金は!

鹿児島は温泉だらけ、2〜300円が多かったもんネ!、

温泉の後は「お魚亭 なぶら п@0985−83−2124」へ行き

「なぶらご膳」「焼き虎蟹」等、生ビール&焼酎「くろうま」で盛り上がる。知り合いの方々をお呼びしようかと随分考えたが、

急な入港で皆さん仕事の予定等お有になるし、迷惑をおかけしてもと思い内緒!で3人で行動。

2日分の情報送ろうとするも、場所により時々PHSが繋がるが、ハーバー近くは断続的に切れて駄目!

結局は何処もOKの、DOCOMOの携帯電話で、送信している。

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