03、九州、沖縄一人旅、その13

8月1日(金)

朝4時半に起き、夜明け前薄暗い中を土佐清水出港。

行き先は、河野氏「オレンジ」川野氏「雪風」の知り合いも出来たし、今は大潮だからポンツーンも有るのは大きな魅力、

高知ヨットクラブへ寄ろうか?それとも室戸岬を目指そうか?迷いながらどちらに転んでもOKの、早めの出港です。

5時半に足摺岬真南を通過、何故か潮が大人しい?!9時半高知沖南南西40マイルで客船に追い抜かれるが、船名は判らない。

国際VHFにて海象予想をしかもプロの船乗りの情報を戴こうと、16チャネルで呼び出す。広島から東京への直行船だそうで

「フジマル」との事、海上気象は波穏やかだそうで、それならコースを沖へ出して、ゆっくりと黒潮に乗って紀伊勝浦まで行こう!

に決定。、沖へ出せば往来船以外に危険な事は何も無いから、安心してのんびり航海が出来るし。もっと良いのは陸上なら、

夕方晩酌に避けられないが、徹夜航行では自動的に禁酒!久しぶりに休肝日!12時に室戸岬南西沖30マイルで

2日(土)

2時半に潮岬の南5マイルを通過し、勝浦沖でメインセールを降ろしている時に、右舷側から貨物船が来る、

当方が避航船の立場ですから参ったなと思った時、親切な船でした、大きく私に分かる様に変針してくれました。有難かった!

5時半、四国から170マイル那智勝浦港の 成田漁具店前、マグロ延縄漁船「喜福丸」の舳先 の岸壁に舫い終る。

保安庁の巡視船に出合う。(双眼鏡で見ても船名鮮明に見えず判らない)領海外?もパトロールしている!ご苦労様です。

12海里内に侵犯!「もう自由にカイリなさい!」何ちゃってね〜!気温は30度を越しているが、海の風が涼しく

湿度が低く感じ気持ちが良い、陸の上は多分メチャ蒸し暑いんじゃないかな?

薄暗い土佐清水港出港                                                                   足摺岬
無線で、図々しく海の天気をプロに聞く                                           何も見え無〜い!徹夜航行で距離を稼ぐ

ここ、紀伊勝浦は、生マグロの水揚げ日本一の港!冷凍じゃない

生の本マグロは絶品です。又、隣の太地港は昔から鯨で有名な港ですから、勝浦には観光客が大勢きますから、

こちらの店にはドンドン売りに出ていますから、これも喰った者勝ち!水野氏より携帯メール有り、

フライングは今日昼頃別府に入港し、温泉を楽しむそうです。私も、ホテルの専用船に乗って、大洞窟温泉の忘帰洞で有名な

ホテル浦島 рO735−52−1011」へ行き、一日涼しいホテル内で過ごす。

このホテルはスケールがデカク、大浴場7箇所、料理、茶屋53箇所、ゲームコーナー、カラオケバー、ダンスホール、プール、

挙句の果てはコインランドリー5基、コンビニ等が有り、ホテル外へ出なくても、一日ゆったり、涼しく過ごせるんです。

洞窟温泉の玄武洞、忘帰洞、滝の湯、山上露天風呂狼煙の湯&滝の湯の梯子風呂を半日かけてする。もうぐったり!

の中身はカラ空だあ!になりそう!?

晩酌前に、岸壁から歩いて1〜2分の三輪崎ヨットクラブの大石女史の家に芋焼酎二升をヨットクラブ事務局長の前田氏に、

渡して呉れる様もって行く。                車を使って呉れとの有難い申し出が有りましたが、実は実話アルコールが体内に

入っているので、丁重にお断りする。三輪崎ヨットクラブの有る港は新宮港内に有る、

三輪崎漁港に有りますがカタマランには係留するには狭いので、他の方々に迷惑をおかけするので、寄港を止めましたから。

今、前田氏は三島ヨカップレースで硫黄島にいるそうで、留守でした。仕事をサボって良くやるよな〜!あのおじさん。

皆に黙って行っても硫黄島行きはバレマス!だって、船体に硫黄が付き黄色が中々取れないのです、

勿論ボヘミアンもそうですが。
夜は毎回定番コースの船から3〜4分てくてく、「プレイボーイ рO735−52−2992」へ行く。

鯨料理に美味い美味いで生ビール&暑中焼酎で良い気持ち!ご主人の話では、夕べ勝浦港花火大会が有ったそうで、

残念一日早く入港すれば良かった。毎年8月1日に曜日は関係無しで行われるそうです。一杯?満杯?呑んで

ご機嫌で船に戻ると、ボヘミアンの後方隣に係留中の喜福丸の船長が、明日朝まぐろ漁船が日曜日にも拘らず3隻入港し

荷揚げする、との事。明日の出港を取りやめて、見物&写真を撮りに行く事にする。一人は気楽でしょ!

無計画!!勝手気ままな 一人旅!!

去年何故か?ビールを1ケース呉れた?三重県の同じく「第五祐幸丸」はいなかった、もし会えたらお返しにと、

折角泡盛を積んで来たのに。朝飯は6時から、温泉は7時からなので、1時間仮眠を取ってから、漁協市場の近くに有る

「南紀勝浦温泉 かつうらシーハウス熊野灘рO735−52−6677」へ行き、直ぐ近くの市場前の

「港食堂 п@0735−52−5644 」へ行く、漁港&せり市場の前で漁師が出入りするだけあって、魚の美味さ、安さは格別で

特に生のマグロ料理がお勧めです。鉄火巻きの注文を撤回して、マグロ丼1000円を頼んだ、オイヒ〜イ!

おばあさん&おばさん?の愛想が良いし、私なんかホットコーヒーのサービスも有ったもんね!近所には漁師用に「漁商食堂」

始め早くから安くて美味い食堂が多くある。

何故か?中撮影禁止と書いてありました          山上の狼煙の湯へ行くにはこのエスカレーター100メーター弱有ります
入り口はあっさり!中は勝浦港が一望出来る素晴らしい展望、ボヘミアンも写っています
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