03、九州、沖縄一人旅、その6

7月7日(月)

朝9時に伊江リゾートの船で対岸の本部へ送って貰い、国営の沖縄海洋博記念公園へ。今年出来たデカイ水族館へ行く、

巨大な甚平ザメとマンタ(巨大なエイ)が売りで、成る程凄い迫力!対岸には伊江島が見えます。

しかし、4時間の見物時間は長すぎて少々退屈気味。14時に公園を出て本部港へ伊江リゾートのマイクロバスで送って貰い、

伊江港へ戻りヨットをチェック、「福地さん、ありがとう!」グースネックが手作りの新造品に替わり、マストに取り付けて有りました、

これで食料さえ積み込めば、何時でも出港OKです。飛行機組の皆さんは一部を除いて其の侭バスで那覇へ行き、買い物&

市内見物後空港へ送って貰い、名古屋へ帰って行きました、これで又、女房とは1ヶ月近くお別れです。

リゾートホテル前のビーチ&ラグーンで一泳ぎ後、睡魔すいませ〜んで、お昼寝モードに変更、起きたら夜でした。

海洋博記念公園正面玄関より伊江島にタッチューを望む、             南国特有の木、ガジュマル

20時イエ・リゾートホテルの前田専務から電話「今から、那覇で飲まないか?」「合点だぃ!」と、NOと言えない典型的な、

悲しいお人好しの日本人の私、
勿論もう那覇行きの船はおろか、本部行きの船も今日は最終が出た後です。

早速専務の手配で、マリンの部の高速艇を用意、榎本、渡部両君に暗闇の中をレーダーを掛けながら本部港迄30分弱、

私一人の為に面倒をかけましたが送って頂く。本部港からはタクシーで高速道路を使って約1時間、那覇迄17210円プラス

高速代1000円也。22時頃、「クラブ 絹 098−867−1117」と言う、那覇でも有名な高級クラブに到着。

店の前で迎えて呉れた、福地さん、マダム、蝶ネクタイのマスターに案内されて、一歩店内に入ると

木目が活かされたデザインの落ち着いた、紳士の社交場と云う雰囲気が充満していました。道理で、前田専務が呼び出しの

電話の際「なべちゃん!靴を靴下付きで履いて、服装は適当にな!」の意味が良く理解出来ました。

看板に書いては有りませんでしたが、服装の乱れた方お断りの雰囲気、ここ十年以上は女房連れで居酒屋しか行ってないので、

少々戸惑い気味。通された席は、一番奥の一つしかない独立したVIPルーム、凄い所へ来てしまったなあ〜の感。

YYYクラブの前田専務、内間支配人、福地支配人とが「遠路遥々良く来てくれましたね」とお礼を言われて思わず照れ笑い。

だって、時間や距離、交通手段を考えたら、まあ〜「呼び出す人も呼び出す人だが、出て来る奴も出て来る奴」

似た様な系統の人間かな?前田専務はアルコールは飲めないので、ウイスキーに似たジンジャエール、内間、福地氏は

ウイスキーの水割り、私は超高級泡盛の古酒(銘柄ど忘れ)、飲む、喋る、歌う、踊るでハチャメチャの大騒ぎ!

ドアを一枚閉めたら他の店内からは見えない、聞こえない、流石の高級クラブも形無しスナック風に大変身。

ヨット、スキーに携わる、まあ〜体育界系に似た人間が4人も揃って酒を飲みだしたのだから、酷いもの、

連日33度前後の猛暑の中、折角着物を着て上品に構えていたマダム達も高い勘定の酒を味わいながら、会話を楽しみながら

チビチビ、なら格式や品が保てますが、ガブガブ呑むは、大声で歌を唄うは、果てはチークダンスを強要するは、如何なモナカ

しかし、専務方の馴染みの店なのでしょうか?嫌がる素振りは微塵も見せませんでした、偉〜い!

そんなこんな?でどんな?時間延長の1時過ぎ、素面の前田専務の事も考えず、2次会へ店のマダムやお嬢さんを誘って

繰り出そうって意見が一致。もう飲んだらこっちのもの、行け!行け!でマダムに紹介して貰った

「スナック・多かしрO98−866−1460」へクラブの女性同伴で、深夜の客引きを避けながら行く。

「シングルモルトの酒を持って来てくれ」の注文に店の石川オーナー「有りません」とも言えず、隣の店にサントリー「響」を

借りに行って間に合わせると言う気の利かせ様に、流石マダムの知り合いの店だったと感心。勿論紳士の私?はそんな

無理は言いません?、「郷に入らば郷に従え」相変わらず泡盛1本やり!結局、お開きは午前4時位の夜明け寸前でした。

つまり女房が沖縄から、名古屋へ帰ったその日に飲みに出かけて帰れず、結局伊江島には朝帰りになってしまいました。

7月8日(火)

今日で沖縄に来て、1週間過ぎた。呑んで、喰って、泳いで、潜って、風呂に入って、寝てるだけ。進歩、成長、向上、切磋琢磨、

努力、根性、我慢、どの一つも完璧に無縁!怠惰、惰性、不精、グータラ、朝寝、朝酒、朝湯が大好きで、の小原庄助?さんを

やってます。何もする事が無いを退屈に感じる方々は正常でしょうが、何もする事が無いが素晴らしく感じるとは、やはり私は、

変なオジサンに成ってしまったのでしょうか?世の中に、いてもいなくても良い存在の感じがしますね。クタバル迄、

他人に迷惑をかけない様に注意しながら、(ここだけは、少々疲れる)勝手気儘に喰って、呑んで、寝て、ボヘミアンをするか!

世の中に必要とされる立派な皆さん方は日夜、世の為他人の為!奮励努力をして下さいね!

目が覚めたら男4人の雑魚寝!夕べは夢だったのか?余りにも落差が有り過ぎ、呆然!

鹿児島出張と言う前田専務を那覇空港へ送り、我々3人は内間支配人の運転でホームセンターその他に寄り本部港へ行く。

着いて吃驚!7〜8階建て位のビルディングが建っている。ESCAPE to a deferent world」(渡邉流訳、日常からの脱出)が

うたい文句の、
スタークルーズ社のスタージェミニ(双子星座)号が、威風堂々着岸していました。

船内は免税品で、缶ビールが一本95円だって、台湾から観光客が、海洋博記念公園に来たらしい。

運転して呉れた内間支配人は、今日のホテルの団体客を空港へ迎えに又、那覇へ逆戻り。イエリゾートホテルの船が、

我々用にわざわざ出迎えに来て呉れて伊江島港へ直行するも、到着少し前から真っ黒な雲がどんどんこちらへ流れて来る。

13時半着岸し舫い終わり車に乗った途端、土砂降りの雨!危うし鞍馬天狗でした。前線通過で真っ黒な雲、雷、豪雨、強風、

対岸の本部の町並みが見えないんです。凄いのが2時間近く続きましたね、運の良い男達でしょ。

しかし「女房が帰ったら途端に当日に、お出かけで翌朝帰り!」部屋にはパソコンと衣類が有るだけ、

事情を知らないホテルのスタッフの目が、何と無く気になります。聞かれないのに、一々

「夕べは君の会社の専務、支配人、副支配人と一緒だったんだよ!」っと説明する訳にもいかんし。

風呂に入り、眠たくてしょうがないので、そのままバタンQ〜!で、            お寝ん寝。17時半電話で

起こされる、水野氏の電話故障中、今後暫くは小粥氏の電話で連絡を&中之島に2泊中との事。

日本じゃパンよりご飯だねって!早めに和夕食をとり、今度は本格的に朝まで12時間を予定し、お寝ん寝モード。



鹿児島の火山巡りレースさえなければ、1〜2ヶ月夏の間又、女房と犬の太郎、次郎を呼んで、

ここのリゾートホテル住まいも悪くないなあ〜!我が家の犬は放し飼いにはして有りますが、

幾ら我が家が街中にしては庭が広いと云っても、ここの敷地の芝生の広さには、犬もメチャ喜ぶと思う、ここでも繋いで置く

必要なんて無いもんね!コテージなら、他の宿泊客に迷惑を掛けず、我が家と同じで内、外、一緒出入り自由だから。

会いたいな〜太郎と次郎に!電話で呼んだら、女房曰く受話器の近くで首を傾げていたそうです。

判っているのか?どうか判らないけど?少なくとも次郎はウ〜ウッと2回唸ったけど。フライングは14時頃、中之島から悪石島に

到着したそうです、又温泉巡りらしい。
連日の温泉で肌がブヨブヨになってしまわないかなあ〜?余計な心配をしてしまいます。

夕方、福地氏が宮城校長宅に電話するも、九○の福○へ出張中との事、金城氏とはワンセットだからって言う事で、

伊江島ヨットクラブ?との飲み会は明後日に延期。明日は前田専務が九州出張から帰って来て、大麻雀名人大会が

予定されていますから。それではと言う事で、内間支配人、福地副支配人、名嘉元船長、太田アウトドアクラブマネージャーと

5人で「海鮮 居酒屋 海 п@0980−49−5570」へ繰り出す。途中福地氏の楽しい奥さんとも合流、色々と珍しい肴で

伊江島産の泡盛「あぐり」を「トッ!とっ」って言いながら注いで貰ってガブガブ飲む。ここ伊江島では「とっ」って言わないと泡盛を

注ぐのを止めない、ストップの意味らしい?もっとも豪傑もいて、「とっ」どころか人差し指で泡盛のビンの口を挟んで

離さない人もいるが。呑んで喰って何か足らない、まだ満腹に胃足らずそうだ後無いのは歌と女性とばかり、

7月9日(水)

何をするでも無し、只ぼ〜っとしているだけ!

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2次会はいつものスナック「ピエロ 0980−49−5909」です。午前2時お開きだったそうですが、残念ながら飲み過ぎで

後の事は記憶に無し、二日酔いになる筈、今良く考えたら私が一番年寄りのおじさんだった。しかし、皆さん中年だっちゅうねん

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