佐久島一人一泊       2010年11月6日〜7日

もう後一ヶ月半で正月。寒くなり北西の強風が吹き、気持ちの良いセーリングが出来る日も少なくなって来ます。
朝起きたら穏やかな天気。三河湾に浮ぶ篠島か佐久島へでも1泊で、ノンビリとセーリングしよう!早速ハーバーーへ。
船に行ったら、「あいま」が潜って自艇の船底掃除をしていた。「ボヘミアンの船底とプロペラも、掃除しておいたよ」との事。
いつもの事ながら、友達とは嬉しいものです。頼んだ訳でも無いのに、自分が必要だからボヘミアンも必要だろう!最高の気配りです。

流石に船底が綺麗だと滑りが良い気がする。快適!快適!しかし、何故か?漁船が非常に多い。
篠島の新港の状態を島の観光協会の知り合いに聞くと、今漁港の工事をやっていて新港の方へ漁船を臨時に移動させていて
混雑している筈、と教えてくれたので、三谷の「オリオン」も今日篠島の新港へ行く予定らしいから携帯電話で連絡する。
そして、行き先を佐久島の東港に決める。今年の夏は日曜日ばっかりだったせいも有るが、東港はいつも混雑していて
係留出来たことは一度も無い。今日は土曜日だから多分?係留スペースは大丈夫でしょう。

風が弱く碧南から約15マイルの佐久島東港まで、ノンビリと4時間近くかけ入港。碧南の「びーぐる」の後ろに係留しました。
今日は大潮。干潮12時4分は96cm、満潮17時42分には230cm。着岸は満潮寸前で、岸壁高は海水面上20cm位。
この防波堤は作って10年経つか経たないか?の新しい物、設計ミスではないのかなあ〜?
心無い船が高速で引き波を立てて航行したら、軽いエアーフェンダーは跳ね上がって、船体が岸壁に当たる危険性が有る様です。
私は、船体安全の為大袈裟に発泡スチロールの俵を大小4個、エアーフェンダーを6個ぶら下げました。

歳かなあ〜?フェンダー10個付けて舫いロープ4本の作業で少々息切れ。日頃身体を動かさないので、心地好い疲れ?
係留し終わり、ちょいと一服のタバコが美味い!土曜日なので?渡船に乗り、民宿泊まりで釣りに来る人が大勢。

タバコを吸い終わる直前に、三谷の「サマー・タイム」が入港、「びーぐる」の前方に舫うのを手伝う。又タバコの吸い直し、
呼吸を整えてから、美味い魚の肴で晩酌をと、民宿の有る地区に散策を兼ねて歩き出す。
民宿は夕食時の事、どこも泊り客用の夕食作りで忙しく駄目。結局は閉店で暖簾を下ろしている食事処「すヾ屋」を覗き込んだら、
まだかたずけの最中、オヤジさんに持ち帰りで良いからと頼み込み、アオリイカの刺身、おでん等残り物?を包んで貰う。
それを持って船に帰り、お隣の2艇に声をかけ、ご一緒に酒盛りが始まりました。11月と云うのに何故か?私だけ上半身裸!

翌朝も天気が良く、朝寝坊の私にしては早起きし、釣りの餌買い兼、朝飯の島内散策。

流石行楽の秋です、続々と釣り客中心の観光客が、一色町営の渡船に乗って来島です。

波も穏やかなので、海へ落ちる心配が無い為、跡かたずけは後。ロープが海中に垂れてプロペラ等に絡んだりする事故が起きるので、
本来こういう横着な行為は許されません。しかし誰も見ていないし、若い人達が真似をする恐れが無いので、少々ズル。

新川港入港直前、油が大量に浮いていましたので、誰も気が付かず油が流れ出ているなら大変と思い、
国際VHFで「名古屋保安」へ通報。自身で付近を調べましたが、私の見た限りでは、異常が有りそうな船は見当たりませんでした。
自分のポンツーンへ係留後、先月設置した「ウナギの仕掛け」を全部調べましたが、天然ウナギは1匹も入っていませんでした。

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一人乗船時は、法令により救命胴衣着用が義務。

それにしても今日も漁船が多い。シラス漁の時期でしょうか?漁船2隻で並んで後方へ網を出し三角点の尻尾に俵を浮べ走り廻ります。
良く注意して見ていないと、魚網を引っ掛けそうで非常に神経を使います。数十隻は出漁している様に見受けられます。
今年のハゼ釣り大当たり場所の、河和港沖の北が近くなってから気が付いた。佐久島で餌を買いに行って買い忘れていた。
歳と云うより、馬鹿丸出し!誰かハゼ用の疑似餌知りませんか?非常用に常時船に積んで置きたいです。
約3時間の無駄、韋駄天走りで新川港へ着岸し簡易止め。「イシゴカイ」を500円買い、又戻り早速の釣り。執念でしょうか?
釣りたい生真面目な思いがハゼに通じたのでしょうか?約3時間で30匹位の釣果!タバコを吸う暇も無い位の嬉しい忙しさでした。