11,GW紀伊半島一週間クルーズ  2011年4月29日〜5月5日
       その1、碧南〜答志島〜尾鷲

AISは中々良い仕事をします、大王崎近辺です、緑はカーゴ、青はタンカーです。赤いのは自船。トローリングをしてます。
8時25分「伊勢湾マーチス」から16チャンネルで呼び出され13チャンネルへ、「右舷前方に浅瀬有り、左へ転進せよ」
海上保安庁はこんなに遠くまでレーダーAISで、航行船舶の動向を監視し安全確保に務めているんだ、素晴らしい仕事ぶり!
しかし、友人から「なべさんっ!保安庁から注意されていたね」って携帯電話で言われました。国際VHF情報は筒抜けだもんね。

今年のゴールデンウイークは、皆の意見で7日間お気楽に紀伊半島クルーズに決定。
水を満タン750L,軽油を満タン600L積み込み、4月29日朝9時半碧南を出港。天気良し、皆さん御機嫌最高潮!

見張りが要るので、交代で食事。Sさんに貰った、メカブの酢の物やシラス干し、貝柱の刺身がメチャ美味い、朝から贅沢な食事です。

私は缶ビール、昼寝をする人、シャワーを浴びる人、それぞれマイペースにて楽しむと云うか時間を潰します。

港へ着いてのんびり寛いでいると、島の知り合いのSさんの奥さんが陣中見舞い?に来てくれた。
黙っていても狭い島の事(勿論コンビニは無い、警察もいない)分かってしまいます。
家に遊びに来たらと誘って頂いたが、私以外は皆は初めてなのでお断りしたら、ではと、家に一旦戻り
お酒の肴を沢山持って来て呉れました。夕方までそのツマミで、デッキ上で呑み会が始まりました。

15時半尾鷲港の市場岸壁に着岸。漁協に聞きに行ったら何故か?休みとの事、ラッキー!答志島〜尾鷲56マイル(104`m)10時間。

ボヘミアン流の楽しみ方の第1番?!      早速のギンギンに冷えた缶ビール。それぞれ勝手に自分流に楽しみます。

友人とは有りがたいものです、コンビニでバイトしている大学生が、売り切れ状態が続いているマイルドセブン1を納品時に確保。

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久しぶりの尾鷲、昔来た時はマンボウなんか食べたんだが、漁師料理の店「なっちゃん」船から歩いて数分。
自分が捕って来ただけあって、新鮮で安い。活アワビ1個2000円には驚いたっ!他に殻付のウニ等安くて美味かった。

船に戻ってからも、又一杯。目が覚めた30日朝5時半出港。食事準備中、これ帆走中です、傾かないカタマラン(双胴船)ならです。

やはり缶ビールより生ビールが良いってな事で、美味い物求めて居酒屋「徳ちゃん」(店に固定電話は無く携帯のみ、
090-1628-0204)へ徒歩数分。粒貝、カツオ等色々美味かったが、アナゴの一夜干しは絶品でした。島ならですが、
隣の漁師さん達とも話が弾み、楽しい珍しい話も沢山お聞きする事が出来ました。これも漁港で呑む楽しみの一つです

14時半に桃鳥漁港に舫い終わりました。碧南〜桃鳥26マイル(48`m)5時間でした。

早速メインセールを揚げますが、この時期突然の突風が吹く事が有り、急ぐ旅でも無しワンポイントリーフ(第一段階の縮帆)にして、
超のんびりのお気楽船旅開始。

第一目的地の三重県答志島に近ずき、セールを降ろし、新緑の綺麗な狭い水道を漁港迄機走です。動画クリック
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