11`船底点検・下架           2011年4月2日

3月26日に上架して翌日、2700回転で8〜9ノットで航行出来る様に、スクリューのピッチを変え様とプロペラを取り外しました。
吃驚っ!右の写真の様に、ダンパー?が割れていました、しかも両方。帆走中は水流の抵抗が殆ど無い超優れ物の筈の、
キウイプロペラのフェーザリングプロペラがです。異物に衝突した痕跡も有りませんし、左右両方共と云うのは材質に欠陥?
それにしても、いつもの事ながら私は非常に運が良い男です、ピッチの変更を頼んでなければ気付かずにいたかも、
海上で突然プロペラがグラグラ?に成り、どんな海難事故を招いたか判りません。亀裂を発見してくれた三河ヨットに感謝です。

セールドライブ式のドライブギヤオイルの完璧交換は、一番下部にドレンコックが有り、ジンクも同じ、上架した時しか出来ません。

電動グラインダーで、表面を磨いて滑らかに仕上げます。これで水の抵抗が少なくなりますし、船底塗料が綺麗に塗れるのです。

急遽ニュージーランドのメーカーに発注するも、日本到着は下架まで3〜4日しか無く間に合いません、
                     とりあえず一般的なプロペラを取り付け、これで機走巡航8〜9ノットは夢と消えました。

見違える様に綺麗になった船底。皆さんにお手伝い頂き、K船舶のK社長操作の50トンクレーンで再び海へ戻ります。

例年は船底整備作業無事終了祝いとお礼宴会が始まりますが、今年は東北大震災が有り自粛。
活伊勢海老10匹や活蟹20匹を、皆さんで分けて持って帰って貰いました。皆さん本当に 

船底・プロペラ・AIS等の、整備、設置作業等は三河ヨット研究所にマル投げ。  私は船で遊ぶ人で指揮監督はしますが、
悲しいかな何せ技術が無い。修理は三河ヨット・点検整備はクルー友人頼みの欠陥船乗りです。下は伊勢湾、沢山の船が航行中。 

AISのパネル組み込み枠は、原発からボヘミアンに避難して来た「たけちゃん2号」が、三河ヨットで作ってくれた物です。

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