12,熊野海上花火クルーズ 2012年8月15日〜18日
昨日迄天気が良くなかったので少々心配でしたが、運が良いボヘミアン3泊4日の熊野花火クルーズ中一度も雨に降られませんでした。
朝8時碧南を出港しましたが、南の風で真のぼりでガックリ、のんびりと機走にて三重県の五ヶ所湾入り口に有る、田曽浦を目指します。
伊良湖水道横断の際、「ぱしふぃっく・びいなす」とギリギリ出会いがしら状態でしたが、我々が進路保持船でしたので直進、流石一流客船
マナー良く警笛を鳴らすどころか、少々右転舵してくれました。本船の直前横断は気が引けましたが、ルール通りしないと相手も迷います。
カメラで撮影と同時に、ブリッヂ目指し有難うっと手を振りました。布施田水道を通過するので、大王崎灯台に最接近して南西に進路変更。
あまりオオシキ(定置網)に近ずき航行していたので、伊勢湾マーチス(海上保安庁)から、右前方に網が有るので注意する様に国際VHFで
連絡が来る。AISを搭載していると丸々航行状態を保安庁に監視されている。まあ〜航行の安全と云う観点からは有り難い事ですが・・・・。
海上保安庁の伊勢湾海上交通センター(国際VHF呼び出し名称、伊勢湾マーチス)では、AIS搭載船舶の動静を的確に把握し、
これらの船舶の安全航行に必要な個別の注意喚起や各種情報を24時間365日、国際VHFで航行支援提供して呉れています。
途中、11日に出港し熊野灘を周航していた碧南へ帰港中の、「あいま」と「風童」とミーティング。両艇共乗り組みの人達は元気そうでした。
大王崎灯台を西へ周りこんで熊野灘海域へ入った途端、ケンケン(トローリング)を始めます。飛行機と潜航版の両方を、後方へ流します。
英虞湾口近くで潜航板にハマチが釣れ、続いて直ぐサバが釣れました。何故か飛行機には掛からず、釣れたのは2匹共潜航板でした。
動画は此処を 動画は此処を
18時、三重県の田曽浦へ入港。63マイルを10時間でした。昔はカツオ船が沢山いたらしく、その名残か?メチャ広い漁港です。
サバが釣れたのは良いのですが、デッキに血が飛び散り臭い汚い、早速水洗いです。
港の中と云って良い位近く、目と鼻の先に有る食堂「かねちゃん亭」へ行くも、盆休みだった。ガックリ!隣町宿浦の「山善」へ
歩いて約10分。途中港の中の広場で盆踊り大会の準備中、夜店も沢山出店していそうなので、夜出かけようって皆で決めた。
山善でまず生ビール、後は簡単な食事をして、船に帰り皆さん温水シャワー。
その後、焼酎のロックを呑み出す。
22時過ぎ、盆踊り会場へ行き見物の筈が、露店で生ビール。23時でも踊ってる、朝までやるのか?同じ唄の繰り返しに飽きて船に帰る。
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翌朝6時和歌山県の紀伊勝浦向け、港内南の狭い出入口からショートカットして出港。もう外洋で有る熊野灘ですから、早速トローリング。
結果今度は何故か?釣れませんでした。二木里沖約3マイルに「二木崎南方波浪観測灯浮標」が有る、古い海図には記載が無いかも?
それぞれ好き勝手に朝食、わっしはワッチをしながら美味しい〜冷やし中華です。
綺麗な入道雲(積乱雲)を見ながら快適なセーリング。紀伊勝浦港入り口です。
前方は有名な「ホテル浦島」です。そこを通り過ぎ造船所の有る、船溜まりの手前に16時丁度に横着けです。
田曽浦〜勝浦56マイル、10時間でした。三谷の「オリオン」始め、数艇が舫っていました。
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いつもの事ですが、到着すれば何故か?先ずビールで乾杯!そして、歩いて2〜3分の天然温泉「はまゆ」へ。此処の湯は懐かしい
硫黄&懐かしい「六一〇ハップ」の匂いがする、温泉だって云うのに銭湯の様な所。又、年金暮らしの私には、320円が非常に嬉しい。
晩飯?呑み会は、歩いて5分の20年以上前から行きつけの「ぷれいぼおい」073-552-2992へ。
マグロの胃袋や、クジラ等が酒の肴に合います。久し振りなので、ご主人と記念写真をパチリ。
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いい加減酔っ払って船に戻り、「オリオン」その他のヨットの方達と宴会。生マグロの刺身や胃袋等が評判上々。締めはお得意の冷し素麺。
17日朝、散歩を兼ねてあちこち歩き回る。マグロの荷揚げ場と競り市場の前に、無料の足湯が2カ所有ります。
まぐろの水揚げで有名な三崎、清水は冷凍まぐろです、此処は生マグロの水揚げ量日本一だそうです。
セリの符牒は聞いていましたが、意味は全然分かりません。そりゃあ〜素人の客が原価を知ってしまったら、都合が・・・・
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昨夜呑み会の時エアコンを使用中、終了間際に発電機が突然止まった冷却水が出ず給水口が詰まったか?で、交代で潜って穴掃除。
結局修理屋「名刺船に忘れた」を呼び、給水ホールを外しキングストンバルブを開けても海水が噴き出て来ない。詰り物を引きずり出したら
何と犯人は20cm位の魚(ワラスボ?)噂話には聞いた事が有るが、本当にこんな事が有るんだ!クラゲが詰まるなら時々有る事ですが。
名古屋から、昼過ぎに「ワイドビュー南紀」で女子医大生2人が、花火を観る為にボヘミアンに来る。この地方名物?のクジラ定食を勧める。
その間、熟年のオジサンたちは、ヨットから歩いて2〜3分の十割そば「森本屋」073-552-4578へ、美味いそばを食べに行きました。
昼食後、15時半に熊野花火海域に向け、紀伊勝浦を出港。
動画は此処を 動画は此処を
18時半に花火海域に到着し水深約30mの所に錨をおろす。紀伊勝浦から3時間で21マイルでした。
日本を代表する豪華客船4隻「飛鳥2」「ふじ丸」「日本丸」「ぱしふぃっく・びいなす」が、揃い踏みです。
動画は此処を 108
明日も良い天気?夕焼けがメチャ綺麗でした。暗い&ビールを呑んでいるので、ライフジャケットを各自着けます。
7時20分頃に熊野大花火大会開始。海上自爆、三尺玉海上自爆、鬼ヶ城大仕掛け等21時頃迄素晴らしい興奮のひと時でした。
動画は此処を 動画は此処を
動画は此処を 動画は此処を
21時半、錨を揚げて17日は月輝面1%、18日は月輝面0%ですから、月明かりは無く真っ暗闇の海を碧南に帰ります。
月明かりが全然無いですから、空の星が凄く多く見えて綺麗でした。夜光虫も怪しい綺麗な光を放っていました。
AISを検討中らしく?画面上の他船を、不思議そうに見ています。18日早朝まだ太陽が上がらない内から、トローリングの支度。
伊良湖水道航路付近の、船の航行状態です。今回も伊勢湾マーチスからの国際VHFでの管制で、外国船タンカーの直前を横切りました。
朝飯は勝浦名物の「さんま寿司」と「めはり寿司」です。珍しいからか?美味い美味いを連発。
食事が終われば、各自温水シャワーを浴びます。ああ〜さっぱり!
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皆面白がって、かき氷を作ります。蒸し暑いので腹の中から冷えて、気持ちが最高に良い。
動画は此処を
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12時半、碧南新川港のヨットクラブの自分のポンツーンへ係留。82マイルを15時間でした。女性は船内、男性は外部の掃除です。
お疲れ様でした〜!楽しい&素晴らしい後悔の無い航海でした。サヨーナラ〜
帰路、車に乗って10分後バケツをひっくり返した様な、突然の土砂降りの大雨。
最後の最後まで、運の良いボヘミアンでした。
私は、明日19日朝から、別の若い女性達10名乗せて、佐久島北西の白浜海岸沖でビキニ海水浴です。
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