両面兜
        (令和7年4月12日)

 両面兜を創りました。かっこよいので子ども達にヒットしそうです。5月になる前にみんなにチャレンジして頂けたらと思います。

 出来上がりの様子です。兜の前後の鍬形の大きさが違うのが特徴です。違わせることで重ならないで立体的になります。
 60pの正方形で作ると大人でも被ることが出来ます。大洋紙の全判は78.8cm×109.1cmです。全判から60pの正方形がと49p位の正方形をとることが出来ます。49pなら保育園児が被れると思います。
 大人が作って子ども達に色塗りをしてもらうのも良いと思います。

 
 15pの和風折り紙で折った時の様子です。前後の鍬形の広さが違います。写真の左右共に折り方は一緒です。

 
 @15pの和紙風両面折り紙で折ってみました。裏側が出るように半分にします
 
 A一回開いて反対側に半分にします

 
 B一回開いて表が出るように三角にします

 
 CBを開いてから表が出るように三角に半分にします
 
 
 D上の方から押しつぶすようにすると風船の基本折りの完成です。一回一回開いて折るのは子ども達の手の力が弱いのと正確に折れないことがあるので、縦横に谷折り、斜めに山折りにする為です。この反対が鶴の基本折りとなります

 
 E中心線に合わせて右側を斜め三角に折ります。左側も同じように折ります。私はこれを斜め三角合わせ折りにすると言っています
 
 FEをひっくり返して斜め三角合わせ折りにする

 
 G右側の内側部分を引きずり出す。同様に左側も引きずり出すと四角になります

 
 
H右側部分を斜め三角に戻し、左側も同じようにします
 
 

 IHをひっくり返して同じように三角に戻します

 
 J中心線に向かって裏側が出るように折り上げ、しっかりと折ります。時間がかかっても良いからゆっくりやりましょう。子ども達にはサポートが必要な時もあります

 
 K左側も同様に裏側が出るように折ります。次に鍬形部分を広めに折ります  
 
 L下の三角を折り上げたら、半分折り下げます
 
 MLをひっくり返してから、中心線に合わせて裏側が出るように折ります。ここが上手く出来るようにゆっくりやりましょう

 
 NKの時よりも鍬形が半分くらいの大きさになるように折り、Kの時のように下の三角を折り上げてから半分を折り下げます

 
 ONの裏側を出してみると鍬形が広くなっています。これを折り畳んで四角にします

 
 P下の三角部分を折り上げてから鍬形部分に差し込みます

 
 Qひっくり返して同じように三角に折り上げてから鍬形部分に差し込みます

 
 Rこれで出来上がりです。どちらが前というわけではないのですが、前後の鍬形の大きさが違うものになります

 
 78cmと60pと15pの両面兜の比較です
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