信長の野望〜天翔記〜
対戦レポート
活躍した武将達

 今回の勝負で、数多の武将達が陽の光を浴びた。(ただでさえ天翔記は登場武将数が多いし・・・約1300人もいらっしゃる)
 殺され役から、一国の命運を分けた名将まで、それは様々だった。
 そんな彼らを、ここに挙げよう。

プレイヤー武将


南部晴政
 南部家当主。南部家で、一番活躍した。当主以外は、ロクな武将がいなかったせいもあるが・・・
 奥州最強の騎馬隊を率いて、東国を蹂躪。おかげで、東北地方は天文の大乱の如く戦乱に明け暮れる事となる。
 最終的に、北は蝦夷から、南は信州まで浸出。三日月が丸くなるどころか、新月になるくらい広大な領土を築き上げた。

鬼庭良直
 南部家臣。元々は伊達家の家臣だが、伊達滅亡後に南部家に仕える。
 晴政と共に、騎馬隊を率いて活躍した。
 北陸の守りを任されていた為、VS北条の最終戦に参戦出来なかった悲運の将。
 彼を関東に移動させれていば、北条との戦はかなり楽になったと思う。速攻で北陸を失いそうだけど・・・

毛利元就
 毛利家当主。毛利家で、唯一(?)活躍した武将。得意の暗殺と足軽能力を駆使し、中国、四国、近畿に至るまで勢力を伸ばしたが、同盟国だった大内家の裏切りや、六角家、長宗我部家等の一斉攻撃を受け、最後はあっけなく捕らえられ斬首。その後の毛利家の没落ぶりは見る者の涙を誘った。
 北条家のみほくそえんでいたのは言うまでも無い。

島津忠良
 島津家当主。幾度も危機に瀕した島津家を、最後まで守り通した男。彼がいなかったら、島津家はさっさと滅んでしまったであろう。
 せまり来る伊東、肝付などの軍勢を、たった一人で千切っては投げ、千切っては投げ・・・

北条氏康
 北条家当主。父、氏綱亡きあと家督を継ぐ。関東で最強の能力を誇る。しかし、能力は高いが、うまく生かしきれていなかったような・・・
 隣国の弱小大名連合の攻撃に曝され、最後は南部家の攻撃を受けて滅亡する。

北信愛
 南部一門。文武両道の名将だが、ゲームでは中途半端な能力値。
 東西南北四天王を引き連れ各地を転戦。多大な戦功を挙げるが、北条家との最終戦は熾烈を極め、風魔小太郎等の手により四天王軍は壊滅する。

風魔小太郎
 北条家の主力の忍者武将。しかし、村上家との戦いで捕らえられる。後に、一時的に南部家に仕え、再び北条家に戻ってきた。裏切り者、小山田信有を討つ。
 南部家との最終戦では暗殺を駆使して大活躍。しかし、南部晴政率いる精鋭部隊を防ぎきれずに捕らえられる。
 その後、また南部家に仕える事になるが、すでに戦乱の世は終わりに近づいており、以後歴史の表舞台に出てくる事は無かった。

村上義清
 コンピュータ大名だった頃は、北条家の風魔小太郎を戦場で捕らえるなどの活躍ぶり。
 その後、北条家の家臣となってからは軍師としてやたらでしゃばる。
 南部家との最終戦では、南部晴政の騎馬突撃を受け、一撃で戦場から姿を消した。
 その後南部家に降伏して仕えるが、既に活躍するべき戦場は無かった。

小山田信有
 北条家に仕えていたが、突然主君を見限り南部家へ投降。
 滝山城を任されるが、風魔小太郎の手の者に暗殺される。
 北条家と南部家の戦の大義名分を作った、隠れた功労者。

北条幻庵
 北条家最後の大名。
 鉄砲隊を率いて山頂に陣を敷き南部軍を迎え撃とうとするが、突如降り出した雨の為に鉄砲が使えず、南部晴政の騎馬突撃を受け死亡。


コンピュータ武将


尼子経久
 毛利家の序盤のライバル大名。
 高い能力で善戦するが、毛利家に滅ぼされる。

肝付兼続
 島津家のライバル大名。伊東家等とつるんで執拗に島津家を狙うが、島津忠良の奮戦により、果たせず戦死する。

伊達稙宗
 東北の大名。
 南部家に滅ぼされた後、二度南部家の城を奪い、立ち向かう。
 最後は許されずに斬首された。

大石定久
 北条家の序盤のライバル大名。しつこく北条家を狙う。その後、たまたま通り道だったため、南部家に滅ぼされる。

武田信虎
 北条家の中盤のライバル。騎馬隊で北条家を打ち破る。最後は、息子晴信の手によって領地を追放される。

武田晴信
 父、信虎を追い出し、家督を奪い取る。
 北条家と争っていたが、敗れる。後に北条家、南部家と仕えた。

蘆名盛氏
 東北の大名。
 高い智謀で南部家を苦しめるが、後に登用され、南部家の腹心として各地を転戦。

山名某
 個人ではなく、山名一門の方々。毛利に毎ターンのように暗殺され、最後は大名の山名某も戦場で斬首された。

細川晴元
 広大な領土を持っていたが、百地三太夫が配下にいたため、毛利家に散々に攻撃される。

大内義隆
 毛利家が滅んだきっかけを作った中国の大名。
 初め毛利家と同盟を結んでいたが、突如同盟を破棄。背後からじわじわと毛利領を奪う。
 最後は、毛利家に捕まって斬首されたが、当主亡き後も国力はいささかも衰えず、毛利家は徐々に滅亡へと導かれていく。

百地三太夫
 細川配下の忍者武将。
 毛利家によって、執拗に追いかけられる。結局、最後まで捕まらずに逃げ延びた。

長尾為景
 北陸で勢力を伸ばしていたが、中部への進出を目論む南部家と衝突。
 善戦するが、結局は滅ぼされる。

武田信繁
 武田家一門。
 主家滅亡後、単独で北条家の城を奪い取ることに成功。
 そのまま領土を守り抜き、最後まで生き延びた。

六角定頼
 毛利家を滅ぼした。今回の第一功労者。彼の活躍は、毛利家にとっては許されざる事ばかり。毛利家への外交直後の攻撃に始まり、当主元就を斬首、跡を継いだ慧も斬り殺し、ついには旧毛利領を全て奪い取り、ここに勝敗は決したのであった・・・北条家から見れば、救いの神である。



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