信長の野望〜天翔記〜
対戦レポート
勝敗の決めてになったもの


南部家
 この家が勝った理由を上げるとしたら、大きく二つ。当主晴政のずば抜けた戦闘力と、背後に敵国が無いことである。
 南部晴政の騎馬能力を持ってすれば、東北の弱小大名と戦って負ける心配は無い。どんどん領土を増やして行くことが出来るのである。もっとも、主君晴政がつかまって斬られてしまったら一気に状況は逆転。もはや、戦闘力は皆無になるだろう。


島津家
 この家が勝った理由は、何と言っても当主忠良の活躍だった。誰もが島津家の敗北を信じて疑わなかった中、彼の獅子奮迅の活躍によって敵を撃退に成功する。
 背後に敵がいなかったこともあるが、こちらから積極的に打って出ようとしなかったのも良かった。守りに入れば、九州の弱小国がいくら襲ってきても忠良の働きで追い返すことが出来る。もし、九州内部に深入りすれば、大友家や大内家と言った強豪にぶち当たり、彼らによって滅ぼされていたかも知れないのだ。何しろ、毛利家を滅亡させるきっかけとなったのはその大内家である。
 もっとも、他国に攻め入るだけの兵力が無かったとの説があるが・・・。


北条家
 この家が勝った理由は、地理的状況も良いことながら、大名や家臣の能力の高さ、そして一番大きいのが、毛利家が先に滅んだ事である。
 結局、運が良いと言うのか・・・


毛利家
 この家が負けた理由は二つ。大内家の裏切りと、毛利元就の深入りである。背後を同盟国の大内家が守っていたので、いざいきなり裏切られると、手の打ちようが無かった。
 百地三太夫を登用するために敵国に深入りしすぎたのは、近隣の諸大名との友好度を著しく下げ、隣国全てから攻められる事となってしまった。北条家が先に滅ぶだろうと思っていた油断が、この事態を引き起こしたのであろう。 

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