信長の野望〜天翔記〜
対戦レポート
タイムライン



 ここに、今回の対戦における初めからゲーム終了までのおおよその勢力比をグラフに記してみた。

 見ての通り、南部家が圧倒的である。しかし、30ターン前後の毛利家の勢力拡大速度は、南部家を上回っている。結局は、そのまま滅亡していくのだが・・・
 最後に滅んだ北条家はともかく、最後まで残った島津家は、いつも苦しい状況に置かれていたにも関わらず、最後まで生き残ることが出来た。一時期とは言えあれほどの勢力を持ちながら滅んだ毛利家と、絶えず絶滅との危機に瀕しながらしぶとく生き残った島津家とのコントラストは面白い。コーエーの歴史シミュレーションゲームは、次のターンには何が起こるか判らないものだ。
 最後に滅んだとはいえ、ルール上は勝利者となった北条家は運が良かったと言うべきか・・・


ハイライトシーン


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 11ターン目付近で、コンピュータを含む各国が一斉に動き出した。この辺りは、一つ間違えばだれが滅んでもおかしくない状態だった。北条、島津は散々に敵国に蹴散らされ、南部晴政に至っては、敵に捕らえられているのだ。運良く解放されたが・・・。南部家の一番の山場はここだったと言える。
 毛利家のみは、平穏を保っていた・・・。
 A
 16ターン目付近。南部家、毛利家は着々と領土を広げている。北条家は大名氏綱が死に、島津家に至っては誰もが絶滅を信じて疑わなかった。しかし、流石の島津忠良。計略を駆使して、奇跡的に生き延びた・・・。
 B
 19ターン目付近。北条家は隣国各国の協力な団結力に悩まされ、島津家は再び隣国の攻撃にさらされていた。
 ここでも、島津忠良の活躍でかろうじて生き延びる。
 C
 27ターン目付近。毛利家の怒涛の攻撃が始まった。南部家に東西南北四天王が揃ったのはこの頃。これで、向かうところは敵無しだ!
 D
 31ターン目付近。毛利家の勢力の絶頂期はこの頃。その広大な領土は、南部家に迫ろうとしていた。
 逆に、北条家は、戦闘の主力、風魔小太郎を失い、取り返すべく村上家に攻撃を開始。小太郎はなかなか戻らず。
 南部家は、北陸から近畿に進軍しようとするが、予想外の敵の抵抗にあい、将兵を減らすのみ。
 E
 32ターン目付近。毛利家の滅亡への序章。大内家の同盟破棄をきっかけに、次々とその領土を失って行く・・・。この時、すでに勝負は決まっていた・・・。
 F
 38ターン目。兵どもが夢の跡。あの毛利家(この時は、稲富家)がついに滅び去った。鉄砲伝来の1ターン前である。
 まさに、劇的な滅亡。瞬く間にあれほどの領土が消滅したのである。
 北条家と南部家の戦争も始まっており、もう少し生き延びれば、敗北者は違っていたはずだ。


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