ナンカンアリアリとは

■ナンカンアリアリとは■

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■概略■同人誌サークル、面白ければ何でもやるため特にジャンルは決まっていない。

■発足日■平成4年8月(実際の活動は、その年の12月から)

■活動場所■基本的にはコミケONLY。通販も行っていない。
(一部の本は除く。あと、HPを開けたんで将来的にはやるかも)


■メンバー■その場のノリについて来た人間だけでやるので、決まったメンバーなし。人数は1〜∞人

■発行履歴■

平成4年8月
namaが夏コミの暑さにやられて、同人誌を作る事を決意する。最初は個人誌の名前としてナンカンアリアリ(以下NKAAと省略)を考える。「何でもかんでも有り有り」と「難関あり」を掛け合わせたと言う、非常に安直な名前である。名前の元ネタは、「鉄鋼無敵大魔号」(唐沢なおき)のセリフからだと思われるが、よく覚えていない。

平成4年12月
コミケが近づいたので、本格的に本を作り始める。東京電力のマスコットキャラクターでんこちゃんの本である。この頃は、気分的に突っ張ってたので、メジャーな線は狙わなかった。(いまナアナア)それに、メジャーな題材で自分の絵が通用しないのも解っていたので、隙間狙いで行く事にした。と言う説も有る。

平成4年12月28日
でんこちゃん本「DEN DEN DEN」(NKAAVol.1)コミックマーケット(以下コミケ)43にて発行。
B5、P20、コピー印刷、50部、100円。オチだけ違うP1マンガと執筆日記的マンガ、P6のノーマル等身キャラのマンガで構成されていた。冊数が少なかった事もあって、30分で完売。つたない絵と、落ちの無いマンガでよく売れたもんだと思うが、物珍しかったせいだろう。
わたしとわたし本「ふたりとわたし」をOB会と言う怪しげなサークル名で、発行。
A5、P56、コピー印刷、50部、150円。P20の鉛筆描きマンガ(nama)とP22の小説(冬乃ゆうき)がメイン(他、きとうともひろ、平野正彦)。こちらも完売。何度も言うようだが、元々NKAAは個人サークルとして考えていたためこうなった。だが、後のNKAAの本のメンバーによるものなので、今となってはこのサークルの本として考えてもかまわないだろう。

平成5年8月15日
ミラクルガールズ本「It's Miracle!」(NKAAVol,2)コミケ44にて発行。
B5、P60、コピー印刷、100部、300円。P15ページのマンガ(nama)、P9の小説(夏乃ゆうき)、P20の各話解説(デリートオル)で構成(他、きむらしんや、平野正彦)。2冊目にして、もう個人誌でなくなってしまっている。デリー氏の解説は、2日前の放映分までをフォローすると言う力の入ったもので、私、namaのカットも自分のマンガよりよほどリキが入っていた。表紙のカラーコピーは、友人の会社でこっそりとったというシロモノだった。完売。
でんこ本50部再版分完売。わたわた本50部再版分が半分売れた。

平成5年12月29日
姫ちゃんのリボン本「風立風船娘」(NKAAVol.3)コミケ45にて発行。
B5、P68、オフセット印刷、300部、500円。P30ページのマンガ(小早川誠、きむらしんや、nama)、P20の小説(冬乃ゆうき)で構成(他、大丸みつる、平野正彦)。わがサークル初のオフセット本。姫子以外のキャラが主役、というコンセプトが見事に外れ、売れたのは2/3程度。オレ以外の人の絵は、大変クォリティーの高いものだったので残念。でも、今見ると普通のファンジンに見える。
でんこちゃん本「DEN DEN DEN R」(NKAAVol.4)発行。
B5、P20、コピー印刷、200部、100円。構成は前回とほぼ同じ。午前中で完売。オリジナルストーリー部分で、東京ガスのマスコットキャラ(デザインさくらももこ、愛称ガスぴー)と言うのを出したのだが、周りの友人達に、本当にあるものと思われてビックリした。
でんこ本100部再版分完売。

平成6年8月7日
赤ずきんチャチャ本「赤ずきんで行こう!」(NKAAVol.5)コミケ46にて発行。
B5、P20、コピー印刷、200部、100円。構成はP14のマンガと4コマ(nama、いしかわよしゆき)。今見ると、作画は小奇麗だが、勢いだけの本。セリフだけ変えた4コマ3連発は、面白いと思うけど…(自画自賛)。場所が悪かったせいもあって、あんまり売れなかった。(芸能ブースの真ん中だった。致命的…)
ハミングバード本「HB MINI」(NKAAVol.4.5)発行。
B7、P16、コピー印刷、100部、10円。只、ビデオなどの感想を書き連ねたミニ本(nama)。前述の通りで、ほとんど売れなかった。

平成6年12月29日
ハミングバード本「ハミングバードACT2.3ハプニングサマー」(NKAAVol.6)コミケ47にて発行。
文庫版サイズ、P186、オフセット印刷、300部、500円。(H.B Project班名義で発行)実際のハミバの小説と同様に、富士見ファンタジア文庫そのままを狙って作った、冬乃ゆうきの小説本(他、nama、平野正彦、デリートオル)。ちゃんと、フルカラーのカバーもついていた、印刷屋泣かせの本(宇宙屋さん迷惑かけました。)。内容は、「あしたへフリーキック」で「ようこそようこ」なハミバ本。巻末の解説を読まないと解らないようなオマージュが、山のように入っていた。あまり売れないだろうと思い、原価割れの500円で売ったところ、すごい勢いで完売。後には、赤字だけが残った…まだまだ、修行が足りんのぉ…
でんこちゃん本「DEN DEN DEN S」(NKAAVol.7)発行。
B5、P16、コピー印刷、200部、100円。執筆日記的マンガ、P10のノーマル等身キャラのマンガで構成。本編にあたるP1マンガが無いため、不完全版と銘打って発行された。1時間くらいで完売。マンガは、昔の東電のマスコット、ピカちゃんが出てきて…と言う内容。筆者は、生っ粋の名古屋っ子なので、実はCMとかでは見た事はない。なんと、東電に勤めている人が前でんこ本を買ってて、その人に送ってもらった東電の社内誌を見てネタを思い付いたのである。まことにファンはありがたい
夏コミの売れ残りのチャチャ本ハミバ本がはける。やっぱ、場所のせいだったか…

平成7年8月18日
ハミングバード本「マラカスタイフーン」(NKAAVol.8)コミケ48にて発行。
B5、P44、オフセット印刷、800部、500円。(H.B Project班名義で発行)ハミバのオリジナルストーリーのマンガ(nama、他、夏乃ゆうき、平野正彦)。本当は、次に出るハミバ本がこの年の1月から進行していたのだが、間に合いそうに無いと言う事で、急きょ発行された。内容は、明日提出の、短大のレポートを書き上げようとする神無をめぐる、姉妹のドタバタ。鉛筆描きの原稿をマックで取り込んで、トーン貼りをすると言う方法が取られたが、前述の理由から急きょ予定を変更したため、時間が無く、後半は、マックに取りこんだ絵を打ち出して、人の手でトーンを貼ると言う状態になった。今見ると、あまりの絵の荒さに目を背けたくなる。600部ぐらい売れた。
この600部と言うのには、実は理由があって、この時の夏コミの2日前に、ハミバのファイナルコンサートがあり、その時の様子を克明に記録したコンサートレポート(一部記憶違いによりウソ有り。持ってる人は、ライブCDと比べてみよう。)がこの本に付いていたため、コンサートに行けなかった人が飛びついた結果、これだけ売れた。スタッフのnamaとP_LINK、むらまさの3人は、コンサート直後からホテルに缶詰状態。その甲斐あって、A3用紙2ページぎっしりのレポートだった。(カット付き)
でんこちゃん本「DEN DEN DEN SS」(NKAAVol.9)発行。
B5、P24、コピー印刷、200部、200円。前回のでんこ本の完全版。前回の原稿に、P1マンガをいくつかと、でんこCM論などを加えて発行。これにて、でんこ本はラスト。前の本を買ったと申告した人には100円で売った。完売。このシリーズを買ってくれた人は、差し入れとか、資料を送ってくれるとか、素敵な手紙をくれるとか、そういう人が多かった。この場を借りてお礼を言います。
声優本「VOICE IS GOOD」発行。
A6、P8、コピー印刷、100部、10円。(御幸スタジオ名義で発行)笠原弘子、林原めぐみ、三石琴乃、玉川紗己子、椎名へきるに対するコメント本(nama、平野正彦、デリートオル、村田政法)。10円だったので完売。
この時、夏乃ゆうき氏のFF本も発行。

平成7年12月29日
ハミングバード本「ハミングバードTVSeries」(NKAAVol.10)コミケ49にて発行。
B5、P68、オフセット印刷、600部、800円。(H.B Project班名義で発行)ハミバがもし、テレビシリーズだったら。と言うアイディアで作られた設定本。1〜13話までを収録。本文は2色刷りのページが半分ぐらいある。(nama、冬乃ゆうき、KEI、平野正彦、他)企画から発行まで、1年4ヶ月、マックによるDTPが炸裂する9ポイント文字が基本シナリオ、何十枚分のコンテ、設定原画が影指定付きで入っており(その為の2色)、無茶苦茶なマンパワーがかかっている。裏表紙にはウソのエンディングのカットも入れた。完売。
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平成8年5月3日
冬に出たハミバ本を600冊増刷。スーパーコミックシティで売りに出す。100部ぐらいしか売れなかった。これ以降、ハミバ本だけに限って通販始める。
ハミングバード本「HB MINI2」発行。
B6、P8、コピー印刷、100部、10円。前回のミニ本の後に出たビデオなどの感想を書き連ねた本(nama)。ほとんど売れなかった。

平成8年8月3日
声優本「386」コミケ50にて発行。
B5、P44、コピー印刷、100部、200円。(御幸スタジオ名義で発行)宮村優子のアルバム、ケンカ番長の本。アルバムの各曲に対するコメントと(nama、デリートオル、夏乃ゆうき)、スーパーロボット対戦の攻略本を模した、ガッツマンと雫(リーフから出ている18禁のパソゲー)のキャラが入り乱れるオリジナルストーリー(KenSan)から構成される。グラビア風のカットと、テンションだけは異常に高い文章が特徴。タイムリーさも手伝ってか、完売。
この時、「マラカスタイフーン」が全部売れる。以前から残ってた在庫も無くなる。

平成8年8月25日
ハミングバード本「HB MINI2」某即売会(忘れた)にて発行。
B6、P8、コピー印刷、200部、10円。今回は声優ハミングバードに関するコメント本。実もふたも無い言い方すると、即売会あわせの賑やかし。本当はこの時、TVSeriesの2冊目が出るはずだった。
この頃、通販・同人誌屋でTVSeries本の在庫がはける。

平成9年12月29日
ハミングバード本「ハミングバードTVSeries Vol.2」(NKAAVol.11)コミケ51にて発行。
B5、P84、オフセット印刷、1200部、1200円。(H.B Project班名義で発行)前回の本の続編、14話〜26話までを収録。やっぱり、本文は2色刷りのページが半分ぐらいある。(メンバーほぼ同じ)前作以上の、無茶苦茶な分量のデーターを収録。コミケで出ている本の中では、カタログの次に読むのに時間がかかる本と言っても過言ではない。ハミバファンなら、かなりのバーチャル感覚に浸れると思われる。…いや、自分で言うのもなんだけど…本当は、この年の5月に出ているはずだった本だと言う事は、買ってくれた人と、このページを読んでくれてる人だけの秘密だ。800部程度売れる。

平成9年6月現在
夏コミで、To Heart本「Two Hearts」(NKAAVol.12)コミケ52にて発行予定。
namaは、マルチのオリジナルストーリーを描く予定。あと、おそらくKenSanが参加してくれるはず…
他に、ウテナの4コマ本も進行中。詳細は、このHPで逐次報告します。
現在、通販や何やかやで、TVSeries Vol.2の在庫が100冊程度。

夏コミのブースが、決定。知り合いの所と合わせて、大体この当たりにうちの本が出てるはず。

(金)東R43a エウロペの要塞
(金)東Z48b エウロペの青春
(金)東カ23b 帝劇の友
(土)東L08a 動画制御
(日)東フ14a H.B PROJECT
(日)東ネ21a ナンカン・アリアリ
(日)東ハ51b 御幸スタジオ
(日)東ミ07a メインストリート
今年は割と通りやすかったらしい。

平成9年8月5日
To Heart本「Two Hearts」入稿
B5、P46、予価500円。カラー表紙とシナリオ決定稿だけの状態からわずか4日と言う、無茶なスケジュールで完成。原稿は私(nama)が珍しく一人で描いた。テキスト張りつけ、レイアウト校正などは平野氏、背景写真撮影などは村田氏の協力を願った。詳細は、戯言の日々7月分8月分参照。内容は、マルチの話の後日談的なもの、ビジュアルノベルブックとでもいった感じ。今回前編のみ…H本ではないので、あしからず。

平成9年8月10日
ハミバの今までの表紙とかを集めたフロッピーを作る事にする。2枚組みの予定。新作画像が1点入る予定。

平成9年8月15日
To Heart本「Two Hearts」(NKAAVol.12)コミケ52にて発行。
B5、P46、800部、600円。ビジュアルノベルブックと言えば聞こえがいいが、要するにコマ割りしてあって、挿し絵のひたすら入った小説なので、売れ行きは悪かった。295冊売れる。ハミバのTVseries2は完売。作ったフロッピーも150セット売れた。コミケの詳細は、戯言の日々8月分参照。
■「Two Hearts」表紙CGを見る■

平成11年8月14日
To Heart本「Two Hearts2」(NKAAVol.13)コミケ55にて発行。
B5、P46、800部、800円
■「Two Hearts 2」表紙CGを見る■

平成11年12月24日
To Heart DNML「Two Hearts CD」コミケ56にて発行。
D−R、500円
■「Two Hearts CD」表紙CGを見る■

平成12年4月?日
こみパ本「久品仏大志のおたくな生活」(NKAAVol.13。5)こみっくパーティにて発行。
A5、P?、?部、?円。内容はいまいちだったが、カタログの表紙をパロった表紙のインパクトだけで完売
■「久品仏大志のおたくな生活」表紙CGを見る■
平成14年8月9日
マリみて本「やさしさに包まれて」(NKAAVol.14)コミケ62にて「おまけ日和」名義で発行。
A5、P72、104部、400円。表紙はカラープリンター打ち出し、全72ページとコピー誌にしては無謀ともいえるスペックで発行。中身は、この小説がアニメになったら…というコンセプトでオリジナルストーリーをシナリオ(一部コンテ)形式で作った(いつものパターン)。一時間半で完売。
■「やさしさに包まれて」表紙CGを見る■

■表紙CGを見る■

■ハプニングサマー■ ■マラカスタイフーン■
■ハミングバードTVSeries■ ■ハミングバードTVSeries Vol.2■
■ハミバのチラシ用の絵■ ■「Two Hearts」表紙 ■
■「Two Hearts 2」表紙■ ■「Two Hearts CD」表紙 ■
■「久品仏大志のおたくな生活」表紙 ■ ■「やさしさに包まれて」表紙 ■


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