ハンドベルは今から約450年前、イギリスの教会で誕生しました。
当時、教会のタワーベルが時や出来事を知らせていました。そのタワーベルの練習用にハンドベルが考案されました。
はじめは数個であったのが、楽器として用いられるようになるにつれてベルの数が増え、音域が広がることで演奏の可能性は変化に富むようになりました。
ハンドベルはピアノの鍵盤と同じように、ひとつひとつの音が違います。
全員で一つの楽器を演奏するため、集中力と協調性と責任感が要求されます。高度な音楽的表現も可能な一方、構造が単純なので、幅広い方が演奏を楽しむことができます。
ハンドベルは錫と銅からできています。汗と脂に弱いため、ベルに触れる際は必ず清潔な手袋を着用します。
私たちが使用しているベルはイングリッシュハンドベルといい、その音色は天使の歌声と呼ばれるほど、とても美しい響きがします。名古屋でもイングリッシュハンドベルが奏でることができる団体はまだまだ数少ないです。
1音からでもベルを担当していただけるので、無理なく演奏できます。
練習はレッスンでしかできないので、負担なく続けることができます