03、九州沖縄一人旅、その10

7月22日(火)

遅い起床で、17回目の温泉に入る。「さち」の肥後氏から、「夕食の予約をするので人数を知らせてくれ」電話が有り、

連絡を取ったところ10時現在フライングは、硫黄島で風無く立ち往生しているそうです。このままでは、

「帰港は明日になりそう」と水野氏、若い人が頑張っているので、リタイアが言い出せないそうです。この炎天下、ご苦労様です、

TVによると平年より9日遅く、鹿児島は今日から、梅雨が明けたそうです。肥後氏に事情を話し、丁重にお断りの電話を入れる。

女房から焼酎の催促、猛暑なのでホテルから歩いて2〜3分の鹿児島で一番大きい?「山形屋」(ヤマガタヤと呼ばない、

ヤマカタヤと呼ぶ)へ行き、地下で芋焼酎「源衛門」を1升瓶を6本送る。汗をかきたくないので、デパートの7階に有るいわゆる

ファミリーレストランへ行き、素麺寿司天婦羅セットを食べる。何故か?各テーブルには三杯酢が置いて有る。

素知らぬふりをして他所の客を見ていると、焼きソバ等に振りかけて食べていた。ホテルへ帰ってから又、18回目の温泉に入る。

宮崎県門川町「レストラン なるこ」の里見さんより、「ボヘミアン広場」に投稿有り。

「今朝ニュースを見ていましたら、名古屋より出港した日本一週のヨットとの連絡が取れなくなった、

年齢が68歳と言う事でしたので、まさか渡辺さんではないと思いましたが」心配を皆さんにして頂いて、恐縮でした。

横地氏からの電話では、田辺沖付近で行方不明になったらしい、他人事では無い、気を付けねば。

夕方、「城山観光ホテル」の絶景が楽しめる3階の温泉に行き(地下1,000メートルから湧き出る天然温泉と、108メートルの高台より桜島と

鹿児島市内を見下ろす、展望露天風呂。(19回目)
泉質は炭酸水素塩泉。お肌に優しくつるつるになることより、いわゆる”美人湯”といわれるのが

この泉質の特徴。効能は、切り傷・やけど・慢性皮膚病などに効果があるとされています)

ついでにレストランにて酒抜きの食事。帰る途中、「さち」の肥後氏からスナックでも如何?のお誘いを受ける、有難い事ですが

折角夜まで酒を飲まなかったので、勿体無いから本日は休肝日にしようと、お断りする。ところが水野氏からの連絡でリタイアして

22時頃入港との事、レースに約30時間粘るも結局リタイア、大変な頑張り様に改めて脱帽。しかし不確定ながら噂では、

3分の1の艇近く?がリタイヤらしい、明日にはハッキリするでしょうが。室田氏は酷い日焼けで足が痛い痛いを連発!お気の毒。

帰港されて、水野氏、室田氏が同じホテルに泊まられる事になり、20回目の温泉に入ってからいつもの「ほっと亭」へ一緒に

呑みに出かける。結局は休肝日にならず、半休肝日にしかならなかった!残念?閉店まで飲み粘り、0時ホテルへ帰って来た。

7月23日(水)

30時間も船の上にいて寝不足だろうから、「私からは起こさないよ」って言ってあったが、私が起きて21回目の温泉から

出てきたら、水野、室田両氏はもう朝飯は済んだとの事。何か?逆みたい。夕べ遅く帰港&もうレースは終わりなので、

船内のかたずけが随分忙しいらしく、昼過ぎまでフライングの3人は汗びっしょりで、バタバタ仕事をしていました。

私もボ〜としている訳にもいかず、なるべく腰を痛めない様に軽い物を選んで少々のお手伝い。

昼飯は、かけそば、そばつゆ仕立ての黒豚しゃぶ「いちにいさん п@099−285−0180」へ水野氏に車で連れてって

貰いましたが、黒豚入りの汁が非常に美味しかったです。後、高知ヨットクラブ「雪風」川野氏の現地クルー南女史の紹介で、

龍門滝温泉(рO995−62−2488加治木インターから700メートル)へ水野、室田氏と私で行く。(22回目)町営で250円の

入湯料ですが、滝を目の前にしての温泉は巣晴らしい!安過ぎる?しかも、臨時ハーバーから、九州自動車道(鹿児島北〜

加治木、850円)を使って約30分の近さ。運転は水野氏がしてくれましたが、夕べまでの疲れが取れて無い?歳?

どちらか判らないが、料金所で通行券を係員に渡さず持ったまま、「幾ら?」って聞いている、何処から来たか判らず

料金係員?エッ        ? で、3人で大笑い!室田氏は龍門滝温泉からタクシーで空港へ行き、名古屋へ帰って行きました。

2人でホテルへ帰って来て直ぐ、6時半から「火山巡りヨットレース」表彰式&さよならパーティーです。

相変わらずの豪華なもてなし料理&多くの焼酎、ビール、日本は今、本当に不景気なんだろうか?総合優勝は

高知ヨットクラブ所属、川野氏の「雪風」でした、                            サイキは総合3位、他は知〜らない。


数多くの皆さんから焼酎等手土産?を沢山頂いたり、親切な持て成しに感謝ばかりの鹿児島です。

水野氏の得意技、北島のさぶちゃんの唄「帰ろかな〜あ〜帰るのよそうかな〜あ〜」が出てきた頃、

世界一周ヨット「たらちね」の迫氏から、3次会に誘いの電話。店の表に出たら、すでに迫氏が待っていたのには

「驚き!桃の木!山椒の木!」3〜4次会は何処でどうなったか?記憶に無し、でも今朝もちゃんとホテルの自分の部屋にいる。

2次会は今井氏の紹介で水野氏等と高級な店「倶楽部 神田 рO99−226−3030」へ落ち着いた雰囲気の素晴らしい店、

周りは皆さん背広にネクタイ、今井氏の紹介でなかったら絶対、入り口から一歩も店内へ入れないでしょう。

皆さん!天文館で超デラックスがお望みなら、ヨットに背広上下一着積み込みましょうネ!注、ぞうりは駄〜目っ!

皮靴も忘れない様に!ネクタイもネ!

7月24日(木)

10時に起きて23回目の温泉に入り、二日酔い気味なのでまわし蹴りの下痢に付き、正常な内臓無いぞうの、

感じだから朝飯は抜き。明日臨時ポンツーンを解体するそうなのでハーバーへ行き、いつでもOKにする為、出港準備に行く。

昼食は迫氏の紹介で天文館の「正調さつま料理、熊襲亭 рO99−222−6356」へ、水野氏等は薩摩料理を、

私は情けない事に食欲が無く泣く泣くソーメンを頼みました。何で薩摩料理の店に来て、薩摩料理が食べられないのか?

残念!昼食後は「ほっと亭」のご主人に聞いた、郡山のスパランド「ららら 裸楽良 п@099−245−7070」へ車で

24回目の温泉に入りに行く、30分前後と近かった。途中「とどろき温泉」「郡山温泉」等、鹿児島は天然温泉がいっぱい。

熊襲亭
寿司割烹市場食堂

7月25日(金)

当ホテル最後の朝、温泉25回目に入り、10時に鹿児島本港(大会臨時ハーバー)を出港、指宿温泉の対岸の根占港を目指す。

オートパイロットは、やはり不調ですから明日か明後日、涼しい時を見計らって修理にトライ。ラジオによれば、

今日は鹿児島の今年最高気温で35度だそうです。呑み過ぎの為に、回し蹴りの下痢状態で途中に5回もトイレに行くが、

湾内は船も多く困った事です。「フライング」水野、小粥氏と一緒なので、舫いロープを取って貰えるから、着岸が非常に楽チンです。

26マイルを、ゆっくりノンビリと5時間掛けて根占港の漁船溜まり手前の岸壁に舫う。

早速、歩いて数分のところに有る「ねじめ温泉・ネッピー館рO994−24−5300」へまっしぐら。

対岸には池田湖が有り、ネス湖のネッシーをもじってイッシーあらわるで有名ですが、根占でネッシーでは本場と一緒になるので、

ネッピー
と命名か?まあ〜フザケタ話だよネ!しかし、温泉はフザケテない。300円で心も体も、湯ったり、ふう〜!

泉質は、ナトリューム塩化物強塩温泉、効能は神経痛、筋肉痛、慢性皮膚炎等だそうです。特に、真茶ちゃ色の濁った温泉の湯を

濾過してない、露天風呂は最高の気分!寛ぐ場所もったりで、レストラン&宿泊施設も有ります。

温泉を楽しみ、昼寝を楽しみ、レストランで飲食を楽しみ、水野、小粥氏は「ヨットで寝よっと!」と言ってヨットへ帰って行きました。

私は下−痢〜クーパー状態なので、胃腸のコンデションを整える為にエアコンの効いたネッピー館ホテルに宿泊するも、

驚いた事に贅沢な部屋。応接室めいた部屋と別途に、ツインのベッドルームが有る、こりゃ〜スイートデラックスか?

寝る前にもう一回、夜空を眺めながらと露天風呂に、星明りが綺麗で風流でと言いたいが生憎の曇り空!残念でした。

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ホテルへ帰って来てからは、得意技の昼寝。19時「さち」の肥後氏と天文館の交番で待ち合わせで、水野、小粥氏と共に3人で、

出かける。最初は「市場食堂天文館でп@099−239−8000」食べ切れない程の、ご馳走を頂く。

後、「ラウンジ・ルプラ п@099−226−1532」へお連れ頂き又焼酎をガブがぶ。馬鹿が、(私)得意技と称し

「チャンチキおけさ」を唄う。水野&小粥氏何故か?帰るタイミングを失なった様な気がした、悪い事したかな?少々心配!

肥後氏には最後の最後まで、お世話になりました、本当にありがとう!

ホテルへ帰って玄関から、斜め前の「ほっと亭」へさよならのご挨拶代わりに寄って、又一杯。