風は東南東約１０ノット、風向き悪く５ノット前後の艇速で機帆走。もうちょっと風が南に振れたらなあ～！２年前のＧＷ伊豆諸島クルーズは
（碧南～新島～式根島～神津島～三宅島～碧南）往復とも良い風に恵まれ、殆ど帆走で約１週間で軽油は４０㍑位しか使わなかったのに。
今回は、クルーの伊さんが仕事の都合で参加出来なくて、若者４人連れてですから他のヨットの様に、６０歳代ばっかりの
「おじちゃんワールド」の世界とは全然違うボヘミアンワールドです。又「ヨットを買って乗りたいから実技を教えて呉れ」と云って健ちゃんが
初の乗り込みです。彼はアメリカ駐在当時
ヨットスクールへ通ってたらしいので、素人と云っても理論武装はしっかりしているらしい。練習や理論と実際の航海との違いの「いろはからアロハ
まで」私を見て、真似しながら９日間体験して、身体で覚えて欲しいものです。
失敗なんかＯＫ！気にせず何事にもトライしよう。問題は自分の失敗、損害を他人に押し付けず、自分でどう責任をとるか？だけです。だって自己責任の概念が無い人は、（自分の尻は自分で拭く）ヨット遊びの資格以前に、社会人として失格ですよねっ。
大切なのは「教えて貰う」と、云う気持ちでは無く「学び取る」と云う気持ちですからネ。
明日の昼過ぎ安良里港着迄、約２０時間の楽しみはトローリングの魚釣りと食事位なものです、早速簡単ですがラーメンでも・・・・・
予備のフェンダー作りも暇つぶしには役立ちます。暗くなる前にコック長？たけちゃんが、夕食の準備です。ごぼうが入った珍ウドンでした。
１７時半頃、重須の「ホープ３」から只今仁科入港、明日は新島向けとの事。
１８時頃国際ＶＨＦで碧南ヨットクラブ会長艇「あいま」より無線が入り、「風童」「サザンドリーム」と共に、新島向け河和沖南下中との事。
６８年生きているんで、具沢山のウドンも色々食べましたが、ゴボウの入ったのは初めて、しかし出汁が沁みていて意外に美味かったね。
夜間航行中、２人１組で見張りを怠りません。遠州灘は海の東海道ですからゴールデンウイークの連休中でも、非常に船舶が多いんです。
２１時頃刈谷セーリングクラブの「ホワイトアロー」より連絡が有り、携帯ＶＨＦ無線機を海に落としたんで、今後は携帯電話メールで宜しく！
只今天竜川河口沖を通過中、ボヘミアンより７時間ぐらい早く刈谷を出港したらしい。やはり西伊豆方面へ行く予定との事。
夜明けて４月２９日６時御前崎沖の御前岩を左に見て、安良里港へ向け変針。これで港入り口まで一直線です。
今日もピーカンの上天気。富士山が見えるのを楽しみに、たけちゃんの作ってくれた、朝定食を楽しみます。
国際ＶＨＦで横浜保安から濃霧警報が出る、視界０,３マイルとの事。早速フォグホーンを出して、コックピットに用意。
動画は此処を
動画は此処を
駿河湾に入ったんだから、富士山が見えても良いんですが、春霞か？靄がかかっていて、中々見えないのでビールを呑みながら待つ。
１０時やっとゴマサバが釣れる、池ちゃん大喜びで早速３枚におろして冷蔵庫へ。
動画は此処を
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細ちゃんも、粘っていたが結局釣れず、やる事がないので退屈しのぎか？日光浴を兼ねてノンビリとお昼寝。
動画は此処を
安良里港入り口が見えて来ました、さあ～メインセールを降ろし着岸の準備開始です。
動画は此処を
入港して直ぐ右手に安良里マリーナが有ります。港の奥には加山雄三さんの光進丸です。いいなあ～・・・・豪華ですね～。
動画は此処を
着岸直前のボヘミアン （写真「安良よっと」さん提供）
安良里漁協の岸壁の反対岸の、向山岸壁に１２時着岸。碧南～安良里１１３マイル、２０時間半でした。早速缶ビールで乾杯っ！
安良よっとさんが、サバを差し入れて下さる
、釣った１匹では少ないと思っていたが、これでサバが合計３匹になり、４人で食べれる。ついでに、要領良く晩飯宴会用の店「よこ田食堂」℡０５５８-５６-００２６を、紹介して頂く。親切心の御礼に、焼酎を１本献上。
１４時「あいま」「風童」「サザンドリーム」が、新島へ入港との事。
サバ３匹分の頭や腸等を籠に入れて、明日朝まで海中へ、何が入るか？お楽しみで～す。１３時、「ホワイトアロー」が到着。
刈谷から約２９時間かかって来たらしい、ボヘミアンにはシャワーが室内３個、後部デッキに２個有るので、早速４人に浴びて貰う。
我々５人も使ったので、シャワーの水は９人分使った事になる、幾ら７００㍑タンクでも９日間の長旅では、堪らない？大丈夫ですよっ！
係留した岸壁にはこの様な有り難い設備。タンクに水を満タンにして、残りは船のデッキ洗いに使用、超贅沢な気分でした。
９人でテクテク＆ダラダラと「よこ田食堂」へ。
私は、伊豆名物？金目鯛の煮つけとメバルの煮つけでパクパク、グビグビ。帰りはご親切に車でご主人がヨットの前まで送って呉れました。
２次会はボヘミアンで、大盛り上がり。３次会はたけちゃんと２人で、船からスナックらしいネオンが見えたので、行ったら店ではなかった。
友人と家の前で宴会をしていただけとの事、しかし、気の良いご夫婦で呑んで行けと誘って下さる、早速船に酒を取りに行き宴会に加わる。
酔っ払った私を、危ないからと若者２人が船まで送ってくれた。じゃあ～ついでに呑んで行きなさいと又呑み会。
明日早朝、伊勢海老の網を揚げに行くそうです、起きれたかな？。昨夜図々しく呑みに行ったのは、ＫＡＩＫＯと云う船の前の網小屋？です。
船から３０秒、公衆トイレ、ごみ籠、箱に水道まで完備。係留料金は無料で年金生活者には嬉しい場所です。
４月３０日朝８時、日本水路協会発行の小型船用港湾案内には掲載してない港、仁科漁港を目指し出港。
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流石大型連休、釣り船が大活躍です。此処が仁科漁港の入り口です。赤灯台を右手に見て入港します。
これがホンダワラで、プロペラに絡むと厄介です、寒い冬でも海に潜って外します。つまり真冬でも寒中水泳の覚悟の無い人は
ヨットに乗る資格は有りませんよ。９時１０分着岸、安良里～仁科５,６マイル１時間１０分。
着岸が＆朝食が終わり、夕飯までは各自自由行動、釣りをする人、温泉へ行く人、観光散歩する人。
動画は此処を
北隣の西伊豆の観光地堂ヶ島温泉郷から、ひっきり無しに観光客を満載した、洞窟巡り遊覧船が走り回っています、流石ＧＷです。
船から、歩いて１１分で「沢田公園露天風呂」が有ります。高台に有り島々が沢山見える、眺望が素晴らしい。
晩飯の材料の買い出しも兼ねて、堂ヶ島へ観光見物に２０分位の散歩。
遊覧船、レストラン、お土産屋、コンビニと何でも有ります。帰りに雨が降り出しました
夕方まで雨が止まないので、出かけず船内で宴会。
朝から夜までヨットは４艇来ましたが、着岸せず港内一周して出て行った。
小型船用港湾案内には掲載されてないのに、ヨットのマストが見えたので、入れるのか？どんなところか？確かめに来たとの事。
１５時「あいま」から風が強く式根島入港出来ず、新島に戻ったとの連絡有り。
１６時「ホープ３」から多比ヨットクラブの「波勝」が、宇久須に行く予定との連絡有り。
動画は此処を
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