太陽と花(ハイビスカス)と緑(明日葉)温泉の島!

                                     八丈島 http://www.8jou.com/ クルージング (2002年10月4日〜12日)

10月3日15時半ハーバーへ4人合計254歳の「フライング」船主水野「ソレイユ」船長鈴木
「風車」奴隷横地、

(「ボヘミアン」乗客マタナメ)の各オーナーが明日早朝出港の為前日に集合、私だけ知る人ぞ知る?訳有りの遅刻!御免!

各オーナーの皆さんとクルー候補のY氏がボヘミアン用に軽油の手配&給油をして呉れ、

私がハーバーへ急いでハーハーと、息を切らせ辿り着いた時には給油と言う、肉体労働は終わっていました、持つべきは友人だね。

其の後近くのスーパーマーケットに買い物に、皆こんなに食えるのか?って思える程買い溜め。

(ボヘミアンは、ゲストが乗船中のデイセーリング以外「船内食は餌で有る」の考え方ですから

調理の必要無い物が殆ど、      電子レンジ使用のうなぎ丼、たらこスパゲッティ、後は直ぐ食べれる

おやつ感覚の菓子パン、バナナ、ミカン、りんご、ハム、&飲み物位で簡単です)

買い物後は当然!の事、「魚河岸」って言う近所の寿司屋へ繰り出しお決まりの宴会!ええんかい

週間実話、この飲み会意味が有るのです、この後に及んでまだ天候は?海況は?と腰が引けている御仁が、

(誰でしょうか?私は知っている)いたのです、お酒を飲んで引導を渡す儀式みたいなものです。



しかし、平均年齢が還暦を上回っているメンバーは流石!偉い!老練ローレン♪ローレンローハ〜イド

明日早朝出港と云う事で、早く寝ようと切り上げる。
あしたは忘年会だからもう寝んかい

私ともう一人、「もう帰るの〜」って少々不満顔。

そんなこんなで、朝4時半船内起床、4日5時丁度八丈島向け「ボヘミアン」水野、渡邉組

「ソレイユ」鈴木、横地組は、暗闇の中を眠い眠いでそれぞれ出航。

下げ潮に乗り伊良湖水道迄は順調に20マイル弱を3時間で通過、先ずは快調なスタートです。

早朝からご苦労様、漁船の集団が30隻程全速で漁場へ!ボヘミアンを追い抜いて行きます。



黒潮の関係で北緯33度53分、東経137度47分迄行き、そこから八丈島へ直行の航海計画です。

しかしそんなには海は甘く有りません、太平洋に出て直ぐ風がばったりと止みガックリ。

エンジンを2000回転で(ボヘミアンのエンジンは3気筒のボルボ2040で、1時間に丁度3リッターの

燃料消費ですから、軽油の残量が計算し易いので、特別な状況以外には2000回転です)

約6,5ノットの対地速度で南東のウエイポイントへ航行。

大王崎、石廊崎ラインの手前からは北東へ流れる黒潮の残党?と

遠州灘に有る黒潮の反流がぶっつかりあい、酷い三角波に随分虐められました。

(が石廊崎沖の真南約60マイルを5日01時通過、残航90マイルと思ったより順調に航行です)

今年は黒潮が異常に北上蛇行し、伊豆七島近辺は三宅島、御蔵島辺りを中心に流れています。

例年なら八丈島の北方を黒潮が凄い勢いで流れます、漁師は昔から「黒瀬川」って呼んでいます。

保安庁の航行警報にも、出ている位ですからメチャ異常事態です。

*黒潮変動に伴う急潮についてhttp://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAIYO/qboc/kyucho.html*

(全般では海上保安庁http://www.kaiho.mlit.go.jp/の海洋速報&海流推測図、沿岸域流況図、

海洋短波レーダが非常に役立ちます、こう云う有益な官庁へ使われる時の税金は、払い甲斐が有りますネ)

黒潮を斜めに利用しながら渡っている19時頃、待っていましたあ〜15ノット前後の西&北西の風!

ストップエンジンです、静かあ〜!これがヨットだあ〜って実感!波と風の音だけ、下を見れば夜光虫、

上を見れば夜空一杯に満点の星!クオーターリーからフリーで、8〜9ノットトの対地速度で帆走です。

快適セーリングにはお酒が有ればさらに快適、さすが日本一周2回の超ベテランです水野氏は

早速缶ビール2本、日本酒一合ビン2本晩酌で、おやすみぃ〜!(おや睡眠?)

惚け船頭の私も、ワッチ当番を忘れて缶ビール3本付き合いましたが、偉いでしょ!責任感から

日本酒は一滴も飲みませんでした。しかし飲むと途端に、眠たくなるものですねえ!たったの3缶でも!

歌を唄っても、ラジオをかけても眠い、皆さん飲酒はワッチ交代で寝る前にしましょうね。参りました!

そこで、何時もの奴、参った、参ったマイルドセブン困った、困った、こまどり姉妹
しまった、しまった、四万十川でした!



        もう直ぐ八丈島に到着です!                         神湊港の入り口、水野氏が舳先に立ち警戒です?!



















5日6時少し前八丈小島&八丈島が見えます、北東へ回り込み予定より数時間早く28時間

神湊港の通称「軍艦」(敗戦後軍艦の中に石を入れて沈め、防波堤を作ったらしい)に9時着岸です。

気温は25度前後、海水温は26度位、私は早速シュノーケルを持ってドッボ〜ン海中へ船底掃除です。

見事に藤壺の養殖場になっていました。削ぎ落とすと魚が沢山食べに寄って来て面白かったです。


藤壺の次は、潮気を落としま〜す!あそこ?も洗えよ!


「ソレイユ」の鈴木氏は新しい港の開発だって言いながら、島の西へ回り込み中之郷漁港に行きましたが、

結局は着けるところが無く、11時頃神湊港内のボヘミアンの隣に無事着岸しました。

我々、水野、鈴木氏と私は「か〜あちゃん!八丈島に今到着したよ!」ってDOCOMOの携帯電話でお知らせです。

早速横地氏も携帯電話で「おかあちゃ〜ん八丈島へ着いたよお〜!」のつもりがAU
圏外(天涯)孤独で繋がりません。

水野、横地両氏は早速の昼寝に突入、鈴木氏&私は三根地区へ(民宿、飲み屋、食べ物屋の中心地)

散歩途中、神湊漁港に有ったアウトリガー付きの小型漁船


窮屈な船内での拘束気分から解放気分に切り替えの為&一昼夜体をじっとさせていたので、

(鈴木氏と私は、若い頃頑張り過ぎ?慢性腰痛持ち)軽い散歩がてら&夜の部の飲み屋の偵察に

2〜30分の草履でぶらぶら歩き、二人共徹夜明けの汚い服装&寝不足のヤツレ気味の顔、

島の人からはとうとう内地のホームレスが島に上陸か?に映ったかも。

途中暑くて&草臥れて?喉が渇き、生ビールをイッキ!イッキ!で一人2杯ずつ水代わり。

船中の缶ビールとは喉越し&味が大違い、散歩に来て良かったあ〜!昼寝組より先に良い目に合った。

夕飯は「宝亭」(04996−2−0650 http://www6.ocn.ne.jp/~takara10/takara.htm 神湊港から
一番近い数分で歩いて行ける

「御赦免丸船盛り」と言う豪華な刺身の盛り合わせが有名)へ行き、「たいした
何て云いながら、がぶ飲み&むしゃくしゃ食べる。

しかしご飯粒を食べたのは横地氏のみ、刺身を始め魚料理&生ビール、日本酒、島酒飲んで、(お刺身お寂し定食も有り)

カロリー過多じゃないのかなあ〜?子供じゃないから(どころか博士であるぞヨ)要らぬお世話か?!

「宝亭」の主人が我々が酔っ払っているので、危なく見えたらしい?

全員を車でヨットの前迄、送ってくれました、親切な店です。宝亭の皆さん、ありがとう!

夜中、中途半端な飲み量に不満足なのか?誰でしょう?横地氏を起こしてタクシーを呼び、

二人で夜の三根地区へ明日から用に斥候に出発。他の方々は爆睡?爆酔?中なので置いてきぼり。

イーグル(フィリッピンバー、2−3025)へ手始めに行くが横地氏の方に美人&可愛いピチピチお嬢さん

私の隣に座った姑は「君〜ぃ座る場所を間違えたんじゃな〜い」って言いたくなる感じ!ぐやじ〜ぃ!

ビール一本飲んで直ぐ、帰るあくま悪魔!と言い張る!帰ろかなあ〜帰るのよそうかなあ〜(唄、北島さぶちゃん)

店の娘と横地氏を横目に「勘定っ」の一言!さっさと切り上げました。

気分の良い横地氏と気分のブルーを通り越してダークな気分の私は「もう一軒行こう!」って定番&特技の梯子酒!

数年前にヨットで来た時に宴会で使った「民宿椿荘」隣りの「まあちゃん」(04996−2−3474)へ行き

気分治しで又がぶ飲み、ここの店は酒の肴を色々と工夫して出す美味しい居酒屋、

女性がいてサービスする店では無いので、其の点では腹を立てる事は絶対無い!

勿論、腹腸が煮え繰り返っても顔に出して怒りませんヨ!私は貧氏紳士?ですから、怒るのは心の中!腹の中での事です。

酒と肴で胃袋が満タンになれば、ダークブルーの気分も吹っ飛び、「そろそろ帰ろうか」の私の一言で

眠そうな横地氏が嬉しそうな笑顔!しかし岸壁からヨットに乗る時、良く落ちなかったものです。

6日朝、水野氏は初めての八丈島に付き、4950円の島内一周定期観光バスにて島内観光!

八丈町営バスで9時半から15時半迄。出発地は八丈町役場

http://www.town.hachijo.tokyo.jp/ (04996-2-1121)前です。

色々名所旧跡を巡る素晴らしい歴史ツアーって感じです、カメラを持って行かないところが水野氏らしい。

わしの楽しい思いでは、わしの頭の中に大切にしまっておくんじゃ!わしゃあ〜、まだ惚けとらんどお〜!

我々3人は以前に八丈島には来てるのでご遠慮し、レンタカーで島内の6ヶ所在る温泉全て回ろうって言う

無謀にも湯あたりツアーに、ハイビスカスの咲き乱れる道を、意気込んでレンタカーで出かける。

湯中り、何度も入浴したり、長く湯に浸かっていたりした為に、気分が悪くなる事、君の意見に三省堂発行の大辞林引用)

八丈島温泉情報 http://www.town.hachijo.tokyo.jp/onsen/os0001.htm#uramigataki

先ずは一番遠くに在る末吉道ヶ沢温泉「みはらしの湯」入湯料500円(04996−8−1933)へ

太平洋を一望の露天風呂は最高の眺望!!日替わりで男女風呂が交代だそうですが、

我々の行った日は、たまたま眺望の良い露天風呂が女性の方でした。

10時半からオープンなのです、時計を見たらまだ時間が少し有ります。

「写真を写すだけだから」って、図々しく管理人に女性風呂に入らせろって頼み込み、東京とは云っても、

その昔は「鳥も通わぬ八丈島」人情厚く思いやりの固まりみたいな方々、断られる筈が有りません。

私一人が早速裸になり太平洋バックに写真!写すは素人はだしの名カメラマン鈴木氏です、

名カメラマンと被写体は、迷温泉モデルのなべちゃんと云う絶妙なる組み合わせ、フォトショップで修正は一切していませんよ。

2番目は洞輪沢漁港に在る洞輪沢温泉、地元の末吉自治会により運営されている温泉、

何故か?行ったら鍵がかかっていて入れませんでした、ここは無料なのに残念でした!

気を取り直し、3番目の中之郷温泉「ザ・BOON」入湯料700円(04996−7−0123)に行く、

変な名前だなあ〜って思いましたが、ネーミングって色々と考えるものですね〜!

気持ち良く「ざっぶ〜ん」と風呂に入るの意味とBOONと言う英語は賜物、恩恵の意味です、

八丈島の温泉の恵みを味わって頂きたいと考えられたらしい。

4番目は直ぐ近く同じく中之郷温泉の湯を使っている「やすらぎの湯」(04996−7−0779)

入湯料300円と格安、海の展望を生かした場所で、「お湯良し、眺め良し、料金良し」三拍子の温泉。

5番目は「裏見ヶ滝温泉」滝を見下ろす場所にすがり付く様な造りの露天風呂、素晴らしい景色。

管理運営は地元の中之郷自治会が行っていて無料、男女混浴!運良く出来ても、水着着用が義務ですから悪しからず。

最後の6番目は樫立向里温泉「ふれあいの湯」300円(04996−7−0788)

総檜造りの大浴場と露天風呂が有ります、海は全然見えませんが町から一番近い温泉ですから

地元の方々も銭湯代わりに良く来ていますから、観光客は情報収集に最適の場所。

流石にタフ?な熟年3人組も、一日5箇所の温泉巡りは体に堪えます。

グッタリと体がダルクお昼ねモードに入りたいところですが、観光バスが3時半に役場に帰って来るので

水野氏を向かえに行きます。以後私は得意技の一つ、完璧に昼寝モードに入りました。

セーリングは疲れが残らず楽しかったけど、陸の温泉の梯子で疲れたので、「宝亭」の女将さんに

格安民宿を紹介して貰おうって、訊きに行ったら「プリシア リゾート八丈」違法駐車バッキンガム宮殿の様な豪華絢爛さ!

(電話は04996−2−5330) http://www.pricia.co.jp/hachijo/hachijo.htm を朝食バイキング付きで、格安で紹介して呉れた。

以後3日間豪華ホテル暮らし、ハワイか何処か南方のリソート滞在気分?

「自然のままの美しい亜熱帯。深く青い空、一面に広がる光輝く海、風が運ぶ潮の香り、 そして鮮やかに咲き乱れる亜熱帯植物たち。

南国の豊な自然は、あなたをやさしく迎えてくれます。

光のシャワーの中で味わう解放感は南国ならではの醍醐味。ここには心からくつろげる

リゾートがあります、それがプリシアリゾート八丈です」 以上は宣伝パンフレットよりパクリ!

造りは豪華絢爛、御殿の様な素晴らしいホテルでしたが、「夏草や 兵共が 夢の後」を連想させる寂れ様でした。

バブルが弾けて、苦しいんでしょうね&海外旅行も流行し安くお手軽になったし、

東京のハワイも今は面影も有りません。お客が目茶少ない様でした。後は、飲んで食ってウンコして寝た、詳しくは忘れた!

7日、ヨットで寝ている水野氏より午前6時に電話有り、異常高潮の影響でヨットが岸壁に乗り上げ寸前との事。

大慌て船を横の高い岸壁に移動、朝飯前に肉体労働をしたので、余計ににホテルのバイキングは美味かった!

水野氏が未だ温泉巡りをしていないので、懲りずに皆で又温泉巡りに付き合い、後は魚釣りやヨットの整備整頓等

各自好きな事して時間を潰し、得意技の仮眠後夕食は「アリラン」焼肉店(04996−2−5517)へ行く、

在日韓国人?らしく、キムチ等本場の味!しばらく魚料理中心だっただけに、感激の美味さ!レバー食べれば〜

8日、またまた裏見の湯へ全員でレンタカーで行く、鈴木氏が良いアングルでと山中へ決死隊撮影。

うどんやで昼飯、合月で、明日葉うどん横地氏、渡邉親子丼、鈴木氏天麩羅蕎麦。

水野氏だけがボヘミアンの整理&修理。「朱に染まれば赤くなる」ボヘミアンにすっかり似て怠惰モードに

すっぽりはまり込んだ横地、鈴木氏と共にホテルの冷房が良く効いた部屋で5時まで再びお昼寝、

水野氏を除く三人で再び「宝亭」へ。船で晩酌の水野氏に安上がり?の刺身盛り合わせ2人前差し入れ、

我々は伊勢エビを贅沢に喰う。


2次会へ三人でホテルのフロントマンに聞き三根の「まっちゃん」
(04996−25517)へ行く、


3次会へは鈴木氏風邪気味に付き、
鈴木氏本人は行きたいと主張するも我々が止め、私と横地氏2人で再び「イーグル」へ行く。

今回は結構盛り上がり、可愛い娘ちゃんに明後日伊豆大島向け出港だから「明日サヨナラパーティを開こう」って誘う、

ふわあ〜い納豆?」*「WHY NOT?!」とも書く、「そんな美味しい話、何故断るか?!」ってな事でOK!

9日、水野氏からホテルへ電話「夜中に蚊がひどくヨットへ来る時に、蚊取り線香を買って来てくれ」無視って訳にはいかんよ!

13時から、ホテル内のカラオケバー「愛ランド」を営業時間外の昼に貸切ってイーグルのフィリピン女性全員10名を招待し、

真昼間から窓を開けカーテンも閉めず明るくし、種々の料理を取り寄せ、飲み物は店に有るアルコール類は何でもOK呑み放題の

「八丈島お別れパーティー」と称し「ニッピ友好!呑み喰い唄&ダンスぱあちぃ」を実施、デカパイの驚異胸囲の娘もいます。

鈴木氏もお嬢さんとデュエットを唄い風邪が治った様でしたし、水野氏もチークダンスをしていました、

勿論横地氏も「海その愛」を唄ってご機嫌でした。私は誰かが皆が盛り上がっている最中に内緒で、

演歌を唄えんか!と北島三郎の演歌「薩摩の人」をリクエストし、結局唄う羽目になりましたが、タイミングが悪い、

英語の歌でフィリッピンの若いお嬢さんが盛り上がって、乗りの良い曲のオンパレード「ダイアナ」「カラーに口紅」「カレンダーガール」

「トップ オブ ザ ワールド」等唄い踊っている真っ最中の時です、途端に妙な白けた空気が流れました。

カラオケを唄いまくり!ディスコ風踊り、はてはチークダンスと盛り上がり、乱痴気騒ぎの様相でした。

若いお嬢さん方、日頃から仕事で酔ったお客と色々有るらしく、今日のホストとホステスの関係じゃ無く、

日本のオジサンとフィリピンンの若い人との対等な友人感覚のパーティが、大変好評の様でした。

2時間半の日比友好会がお開きの後、再びオジサン達はお昼寝モードに切り替え、夜の部に備えます。

夜は再びホテルのフロントマンに聞き、酒の肴が良いとの事で居酒屋「富士鷹」へ行く。

ここの女将さんの兄貴がフィリピンバー「パパイア」を経営しているそうで、女将さんがしきりに

「次は何処へ飲みに行くの?」と聞く、電話を入れて貰うと兄弟の紹介だから、一人5,000円で

飲みたい放題だそうです、この兄貴はをリモコンでイモ〜ト(リモート)コントロールしているな!

大酒飲みでフィリピン女性の好きなヨットマンの方々如何!

鈴木氏は風邪が完治しておらず、我々は行きませんでしたから、良し悪しは不明、保障出来かねますが!

(休業で行けなかったが「梁山泊」04996−2−0631が中々評判が良いらしい、地元の人と観光客の温泉浴槽内の会話)

10日、早朝パソコンで調べたら波浪注意報継続中!&保安庁の海洋速報では

「黒潮が新島から御蔵島付近を流れています。沿岸付近では強い流れが発生していると思われますので

マリンレジャー関係者等は注意して下さい」
の記事が有り,次に行く所は伊豆大島か妻良かって言ってたのに、こりゃ出港は駄目だ!

前線の位置も含め明日は良くなるかも?さあ〜又再び怠惰な時間を島内で過ごそうって結論。

我々ヨット乗りは(他のヨット乗りは知りませんヨ)楽に、易きに流れる方は、全員一致で直ぐ纏まります。

又皆で温泉「ふれあいの湯」に行き、昼飯をボヘミアンで水野氏が作って呉れた生麺のキムチ入り

(焼肉レストラン「アリラン」で貰った韓国人の作った美味い本格特性キムチ)激旨ラーメンを頂く。


その後は各自好き勝手の自由行動、他人のことは判りませんし、関知しないのが男の有常な?友情

夕方、明日は出港だから、焼肉「アリラン」へ行ってニンニクたっぷりで、スタミナを付け様って意見が一致

全員で又、焼肉を食べに行くが、出港前日は何故か?私を除いて、酒の飲みが少ないし2次会も無い。

11日、朝起きたら未だ前線の物らしき真っ黒な雲が早く動いている、夜中にパソコンでチェックしたら、

今日も南伊豆地方は波浪注意報がハローって継続中!波は3メートルとの情報、しかし気になるのは台風22号

明日小笠原地方に影響が出るとの事、こりゃ伊豆七島だ妻良だのの問題じゃないヨ、

6時半に碧南へ向け神湊港を出港!ガッツ不始末(石松)で、ボヘミアンは荒波の中、湾口からメインセールを

3ポイトンリーフ
状態に揚げながら外海へ、風向は北東、風速は20〜25ノット波高は3メートルより少し高めでした。

背景は八丈富士

これは早く碧南へ着くなって感じ、だって北東の風で我々は北西へ航行する訳ですから、

アビームの最高のセーリングが期待出来るし、タックもジャイブも多分必要有りません、

黒潮で多少東に流されるにしても、柔道一直線じゃないが、伊良湖岬へ一直線で行けます。

風向は北東から時々東に振れアビーム&クオーターリーとセールは、いじりました(トリムらしき事)が、

風速は遠州灘近くまで20〜25ノットで落ちませんでした。波も3〜4メーターで波飛沫タップリ!

しかし、ハードドジャーのお陰です、合羽を着ずに航行出来ました、嘘みたいでしょう!

(伊良湖水道を抜けたら、嘘のように静か!波も穏やかで、余計な事に風もばったり!)

予想通り艇速は対地10〜15ノット(何故か?平均で8ノット弱)で韋駄天走り!気持ちの良い帆走です、

ヤーレンほうれん草ランソーラン・・・そーめんソーメンハイ!ハイッ!鼻歌も出ます。

ボヘミアンの八丈島クルージングの最短時間記録更新の期待に胸が騒ぎます。

十数年前女房と最初のボヘミアン(30フィート)で、二人で八丈島へ来た時は行き帰り共

約35時間位かかりましたからね、以後毎回約30時間位はかかりました。

来る時眠くて懲りたので、今回はワッチの交代後、寝る前にしか缶ビールは飲みませんでした。

「どうです!私でも、学習能力が有るでしょう!!」って帰ってから皆に言ったら

「それ位は誰でも有る!猿でも有る!」って馬鹿にされました。言わなきゃ良かったあ〜!

日光猿軍団でも反省猿がいるそうです。ひょっとしたら猿並みか?ボヘミアンは因みに私、申歳です。

18時御前崎沖の真南25マイル位から、黒潮から抜け出て遠州灘の反流に乗った様な感じです。

帰りも順調でしたが、翌日の午前3時半の伊良湖水道手前位から闇の中、漁船が多く漁労中なのか?

進路がハッキリしないのが多く、クローズホールドなら危険だと判断したら直前でもタックすれば、

何とかなるが、こちらは追っ手でワイルドジャイブが怖いので、反対側へ逃げざるを得ない時は?と、考えるとびくびくものでした。

又波が高く自宅へ帰ってからTV等で見ると、各地で色々と事故が有った様です。

波高が高く船が揺れる時は火傷の危険が危ないので、料理に火が使えません、

伊良湖水道を通過してから、水野氏が火を使った朝飯を作って呉れましたが(三河湾は湖?の如く穏やか)

大福餅&カロリーメイトは最高!(バナナ、りんご、餡蜜豆等)食欲無くても、揺れてもOK

流石に夜明け前は冷えます、「あったかいコーヒーは有ったかい?」揺れてるから沸かせないよ!だって!

12日朝6時半に24時間で、母港碧南新川港へ帰港!

結果的にタック&ジャイブは一回も無し、私自身の新記録のスピードで帰ってきました。

水野氏は、本日フライングに宿泊(夕方焼肉屋から電話したら、お一人で晩酌中だって!凄〜い!!)

鈴木氏は町内会長に付き明日からのお祭りの準備、お忙しいお方!再び、ご苦労様!

渡邉&横地氏は二人共何故か?女房が留守に付き、常連の焼肉屋へ行き呑み直し!

皆さん!クルージングから帰って来て「疲れたあ〜」何て言ってたら駄目ですヨ!

所詮、男のロマン、我侭&女房に心配をかけたんです、帰った時は元気良く振る舞いましょう!!

次回も笑顔で、ロングクルージングに行かせて貰えますヨ!「*要らんお世話だぃ!御免ネ〜」

同乗の水野氏、同行のソレイユの鈴木、横地氏には楽しいクルージングにご協力有難う御座いました。

愛読者の皆さん!相変わらず、期待された航行部分の記述が少なく(殆ど無い)御免なさい!!

**追加資料(要らぬお世話?)

「神港商店」(04996−2−0434)神湊港より歩いて2〜3分の所に有ります。*港、湊、間違い無し。

表通りからは見えません。食料品から蚊取り線香等雑貨まで色々と便利なお店です。

携帯電話は2002年10月現在はDOCOMOしか使用出来ません、少なくともAUは使用不可!

*驚き桃の木ポール牧(指パッチンの男)

ガソリン1リットル140円 レンタカー借りた時、吃驚!

軽油1リットル136円 ソレイユがヨットに入れた時、再び吃驚!!(ボヘミアンは無職だから、高価な油は給油せず)
                                                                   
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(ゆあたり)
やっぱし、波浪注意報がハロー