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チロルチョコ入れ(2015・12・13) 詳細トップ

折り紙





 
 お雛様の季節がもうちょっとでやってくるかな。いろいろな人に覚えてもらいたくて、早めに創作して、ホームページでアップしたいと思っています。1月2月の研修会などで使って3月には子どもたちに伝えていけたらなあと思います。子どもはチロルチョコやブラックサンダーが好きです。お雛様のときに飾りの一つにし、チロルチョコを置いておくのにいいかなあと思って考えました。
 小学生期の子どもには勤勉性を培うことが大切とエリクソンは提唱しています。みんなのために働く気持ちを大切にすることは必要と思います。折り紙などもきれいな包装紙をもらったりとっておいたりして、子どもたちと一緒に正方形に裁断するなどの作業をしたり、後片付けを他の人に分もやってあげることができるように働きかけて褒めてあげたいものです。小学生期から自己中心でずるがしこく、自分のためだけに動くようでは社会に出てもうまく適応できないと思います。学びの目的をユネスコでは
@ 知ることを学ぶ(Learning to know)学ぶ方法を学ぶ
A 為すことを学ぶ(Learning to do) 実用的な能力を身につける
B 共に生きることを学ぶ(Learning to live together)共同目標のために共同作業をする...
C 人間として生きることを学ぶ(Learning to be)個人の全き完成を目指す
としています。折り紙を通して、助け合って共に生きることを学ぶ一助になればと思います。
      
 チロルチョコ入れは□折り・△折り・座布団折り・長□折りなどの基本的な折り方をしっかりと学んで欲しいと思っています。一回全部開いて折ることで、折り目正しく折れるように働きかけることが大切と思います。また最初から完成品を見せないで、折り方を教えるといっておけば、途中でお迎えが来ても『今日は△折りまでうまくできたね』で終わることができます。
 私たちの仕事は折り紙のチロルチョコ入れを教えるのではなく、折り紙の折り方を伝えるのだということをしっかりと指導員が認識しておくことが必要であると思います。
    
    チロルチョコ入れの作り方

   
 @□に折り開いてまた□に折る A△に折り開いてまた△に折る B座布団折りにする

   
 C開くと図のように折れ線ができます D長□折りにします    E両端を半分まで折ります

   
 F△部分を引き出します     G下も引き出します       HGを横に開きます

   
 IHを正方形を4つにします   J鶴のように△折りにします K4つとも参加折りにします
 
   
 Lひっくり返して角を折っておきます M鶴のように引き出して折る N4つとも同じように折る

   
 O反対にひっくり返す       P真ん中の線まで折る    Q4つとも折るとこんな形になる

              
 二つ作ってお内裏様とお雛様のチロルチョコ入れにします。15センチの正方形で作ると21円のチロルチョコがちょうど納まります。大きな紙で作ってブラックサンダー2つを入れても良いと思います。きれいな和紙で作るとまた素敵になります。