鶴の基本折り 詳細トップ
                  (2019年3月11日)
 折り紙の基本である鶴の折り方にはいろいろな方法があるようです。私は小学校低学年でもきちんと折れるように、谷折り、山折りがしっかりなるようにしています。そのためには折った後に一回開いて折るようにすることが大切です。
 

  
 @折り紙を折る時は『折り目正しく折ることが大切。それが折り目正しい生活にもつながる』との考えが私は好きです。力の弱い子どもでももしっかり折れるように、一回開いて一重で基本折りを教えることが必要です。
 鶴を折る時は裏が出るように一回△に折ります。

  
 A@を一回開いて縦にします。

  
 BAを△折りにします。しっかりと角が合うようにします。これがきちんと出来るようにしっかりとサポートしておくと折り方が上手くなります。

  
 CBを開くと谷折りの×になっています。

  
 DCをひっくり返して、表が出るように長□折りにします。

  
 EDを開いて縦にします。。

  
 FEを長□折りにします。表から見ると縦横に山折り、斜め方向に谷折りになるようにします。子ども達に折り方をきちんとさせるためには一回開いて折り、また開いて折り、谷折りと山折りをしっかり折るように教えることがとても大切と私は子ども達に教えていた学びました。

  
 GFを上下反対にして、上から押してあげると簡単に鶴の基本折りとなります。この折り方をしっかりと子どもに伝えることはとても大切です。

  
 HGを切れている方を斜め△合わせ折りにします。紙が二重になっているので、しっかりと折れ線をつけるようにしましょう。

  
 IHの上の△部分を反対に折り返しておきます。

  
 JIを一回戻して開いてからひっくり返します。

  
 KHと同じように斜め△合わせ折りにします。

  
 LIと同じように反対側に折っておきます。

  
 M折れ線の沿って斜めに開きます。折れ線をしっかり折っておくと子どもでもしっかりと折ることが出来ます。

  
 NMをひっくり返します。

  
 OMと同じように折ります。
  
  
 Pさらに内側に斜め△合わせに折ります。紙の厚さ分、少しだけ隙間をあけるように折る方が出来上がりが上手くいくようです。

  
 Qひっくり返して反対も同じように斜め△合わせ折りにします。

  
 RQを左右共に開きます。

  
 S上に折り上げます。

  
 21ひっくり返して同じように折りあげます。

  
 2221を左右共に開きます。

  
 23鶴のくちばし部分を中折りにします。

  
 24開いてあげれば折り鶴の出来上がりです。千羽鶴にする時は一辺が7・5センチの折り紙で折ることが多いようです。23の段階で組んでいくのが良いと思います。

 折り鶴の基本的な折り方をしっかりとマスターすると子ども達は折り紙が好きになります。折り鶴を折ることを教えるというのではなくて、△折り、□折り、山折り、谷折り、斜め△合わせ折り、中割折り、座布団折りなどの折り方をしっかりと伝えるようにしたいと思っています。
 最初から「今日は折り鶴を作ります」などと言わないで、
「△折りをやろう。次は□折りだが、□に折って立てて気合いで倒そう」みたいに身体を動かしながらやると、男の子も楽しくできるし、上手い子どもと下手な子どもの時間調整もできます。お試しあれ。


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