 |
好きな言葉 |
|
権力は腐敗する・暴力は麻痺する。 ユングの言葉です。権力を持つとその権力は腐敗を始めます。常に権力は他人のチェックを受けることを意識的に行うことが必要と思います。
暴力を振るうことは次第に麻痺していきます。児童虐待などはその典型のような気がします。権力と暴力には常に警戒心が必要とのユングの警告が好きです。
三つ心・六つ躾・九つ言葉・十二文・十五理
活動は働き・学び・遊びが包含されている
|
 |
最近の考え |
|
子どもの視線の下からの大発見を
子どもの目線まで下がろうではなくて、子どもの目線のさらに下からみてみようというものです。大人の考えからは考えられないおもしろいことが発見できることがあります。
2008年6月追加 理解するunderstand
『働き』『学び』『遊び』のバランスを
□ 『働き』『学び』『遊び』の思想 |
 |
主張 |
|
子どもの遊び場環境作りを
児童館・児童クラブ職員の仕事は第1に「子どもの遊び場環境作り」であるという考えと実践をすることです。職場と自宅前の平島公園及び専門学校で草取り・ゴミ拾い・花植えなどの環境整備を行っています。環境がきれいになると子どもたちは仲良く遊び始めます。犬のウンチがあるような環境では子どもたちは楽しく遊ぶことができません。コンクリートで囲まれた都会でもプランタで野菜や花植えをすれば子どもは元気になります。
2008年6月追加 緑の芝生の中で子どもは成長する
origamiは 動く簡単面白く
裏目紙目に 折り目正しく
2歳半から遊べる創作折り紙をやっています。origamiは日本の伝統文化です。origamiを通して折り目正しい生活のできる子ども・大人にと私自身が思っています。
2016年はスマホサイトで創作折り紙を見やすいようにしました。 |
 |
遊びの手法1 |
|
ツーパワー・スリーパワーで遊ぼう 少子化時代の子どもたちが仲良く遊べるための手法をいろいろ考えています。ツーパワー・スリーパワーでの遊びは使えます。一人でやる遊びを二人組み・3人組でやります。でも1人と一緒で一回しかできません。七並べをスリーパワー3人組み4グループ12人でやるというものです。遊びのルールの相互伝達にもなります。 |
 |
手法2 |
|
ワン・ツーでやろう・ちょきんさの原則 子どもたちに遊びのルールやきまりを教えるときには一つか二つにしておくのが良いという考えです。ワンは一つ・ツーは二つスリーはスライスする(たくさんの意味)からでているのだそうです。子どものわかるワン・ツーで説明はやめるのが大事です。 ワン・ツーと説明したらすぐにゲームを始め、トラブルが生じたら「ちょっとストップ・きちんとアドバイス・さっと再開」します。これで遊びのルールが貯金されて子どもたちの遊びの輪が広がります。 |
 |
手法3 |
|
遊びは伝え合うもの
遊びは一方的に指導するものではなくて、互いに伝え合うものです。同時に伝え合いの中で常に変容していくものです。子どものニーズ・社会の変容の中で遊びはどんどん伝え・変容させていくことが |
 |
技法4 |
|
躾は大切
学校臨床心理学から学んだことです。カウンセリングというと受容・共感が大切と考えられがちですが、現代的状況では躾ということを考えに入れないわけにはいかないというのです。欧米と違って日本人は一般的に神を信じていません。個人主義や個性の尊重は科学的と考えられがちですが、その根本には神の前での平等・いつも神が見ておられますよとの考えがある。神を信じていない日本人にとっての個人主義等はたんなるエゴイズム=自己中心主義にしかならない。 人は仲間としてしか生きれない動物であることを考えると躾の現代的意味を再考する必要があると私もおもっています。
2006年6月1日追加 |
|
大切なもの |
|
一番大事なのは生命 なんといっても一番大事なのは生命です。人間にはやってよいこと悪いこと・言ってよいこと悪いこと・やってよい場所悪い場所があります。他人の生命を傷つけたり・身体と心に後遺症を残すような行為や言動は許してはいけないと考えています。 最近他人を傷つける子どもや大人の人権が主張されて、傷つけられている子どもの人権はどうなっているのかと思うことがあります。 他人の生命を傷つけたり・身体と心に後遺症を残すような行為・言動をしっかり叱ることの必要性を強く感じています。
石原都知事が言っていられるのですが、子どもにはしっかり怒られる権利があると思います。 |
凝っているもの |
ホームページと木の実 ホームページを充実させるのが今楽しみになっています。ホームページを通じて友達の輪を広げていきたいと思っています。 木の実も好きになりました。マテバシイ・スダジイ・ナラガシワなどのドングリ・食べられる江戸イチゴ・桑のみ・甘柿・タワラグミ・ヒメリンゴ・花梨などもいいですね。モミジバフウもおもしろい木の実です。山菜採り・木の実探検・きのこ採り・温泉めぐりの春夏秋冬です。 |
最近学習したこと |
2008年6月に追加をしました。
一つは乳幼児は社会的参照の能力が優れています。新奇な事態になった時に自分で解決できる能力がない分だけ愛着対象の様子を見て物事を判断します。またあかちゃんには凄い力があります。その意味であかちゃんから学ぶことがたくさんあります。
二つめは人間は2次的道具を作ることができるということです。これは放送大学の文化人類学で学んだことです。迂回的な思考や努力をすることはとても大切です。その意味では個性や創造性の原点は我慢とあきらめであるとも言えるでしょう。
三つ目は人間の脳はほとんどオートマチックに動くようにセットされています。ですからいろいろなことを学ぶことは自動回路で動けるように訓練することです。また間違った学習をして自動的に手や足が悪いことをするのなら、行動療法的に修正していくことが必要でしょう。
四つ目は感情的に叱っていけないというのは間違いです。自分の子もしくは自分の関係者ですから叱りたいと思います。ですから感情を込めて叱ることはとても大切です。でもその感情をコントロールすことが大切です。
五つ目は気分一効果の考えです。子どもの時間は大人の3倍密度が濃いように思います。ですから気分はコロコロコロリンと変わります。子どもを相手にするときは気分一効果を使うと便利です。気分一効果とは「悲しい」と「嬉しい」の気持ちは同居できないことです。子どもが元気が無い時に楽しいことポジティブなこと笑いがでるようなことを提供しましょう。ネガティブな子どもの話を真剣に聴くなどとの考えはマイナス効果になることが多いものです。人生は「ダメなものはダメ」と割り切って元気に前向きに考えていく方が良いと私は思います。
六つ目は体性感覚を使うことです。いわゆる五感といった特殊感覚のみに依拠しないで運動感覚・筋肉感覚・痛覚・圧覚・冷感覚・熱感覚・触覚などに代表される体性感覚を上手く利用すれば、障碍をもった子どもでもそうでない子どもでも上手く楽しく運動や学習や遊びを伝えていくことができます。わらべ歌のように歌って踊って身体全部を動かしていくことが大切と私は思います。
七つ目は子どもの発する言葉と子どもの本音は違うことを知っておくことです。子どもはうまく表現することができないので、本音を理解することは難しいものです。understand(下側に立ったり)したり、ノンバーバルコミュニケーションの力をつけることが必要です。
例えば幼児が「お母さん抱っこ。抱っこ」と言うのはお母さんに自分の視線の下に来てというのが本音で必ずしも抱っこをせよと言うこととは違うのです。だから近くによって膝を折って抱きしめてやれば満足します。大人にとっても発せられた言葉の事実と現実と真実は一致するものではないことも大切なことと思います。
「嫌い」との表現には大好き・好き・普通・嫌い・大嫌いの意味があることもあるのです。
ごっこ遊びは大切
相手の気持ちになって考えるにはごっこ遊びが大切です。ごっこ遊びの中で相手の気持ちを考えることができるようになれば切れやすく、自己中心的で暴力的な行為や言動は減少するものです。人間の中には暴力性が内在していますので、ごっこ遊びやスポーツの中でそうした暴力性を昇華していくことも大切と思います。
|
最近学習したこと2
|
2008年6月に追加です。
物事が正しいかどうかを立証するには演繹法・帰納法などがありますが、仮説設定立証法(アブダクション)との立証法もあります。臨床の現場ではこのアブダクションを上手く使う必要があります。問題行動等のある子どもをいろいろ分析するだけではなくて、例えば注目されたいための奇抜な行動を仮説を立てたなら最初に注目をしてやる。それで上手くいかないなら別の興味を覚えるものを与える。また強く叱る。褒めてみる。無視してみる。などいろいろな手法を愛情を持ってやってみると見えてくるというもので。
いろいろ検査をして検査をして自閉症などと診断されてもその間にも子どもは変容し続けていますから。
注意の瞬き
「何かに注意を向ける」というのは、本来大量になる感覚器からの情報を、対応可能な量にまで絞り込むこと、と考えるとわかりやすい。そうすることで、重要な情報(少なくとも、一見「重要」とみなせる情報)への対応に自らの持つ「資源」を集中し、他の情報を無視することができるようになる。というのが能の本に掲載されていた。
注意の瞬きはほんの0.5秒くらいのことであるが、その間にその物に注意を向けることで対応を考えるというものだ。ADHD傾向の子どもは注意の瞬きが過ぎるとも考えられる。すべての音やモノや行動に注意がいってしまう。だから一つのことに集中できない。注意欠陥ではなくて注意がいろいろなところへ行き過ぎると考えることもできるのではないかと私は思う。
エポケーする
エポケーはギリシャ語が語源で思考停止との考えです。物事がよくわからない時はとりあえずエポケーして、やるべきことをやっておこうとの考えです。
無意味な議論や分析ばかりに時間を費やしていると肝心のやるべき時を失うことがあるとの意味です。含蓄の深い言葉と私は思います。
|