チラシ棒を使った遊びいろいろ(2011年8月3日追加)
児童健全育成指導士 田中 純一
チラシ棒を使った遊びをいろいろ作ってみようと思っています。

いろいろ三角にして、ビルデング風に

風を送って動くようにしてみました。車輪の部分もチラシ棒で作ってみたら、できそうです。
チラシ棒を平らにして丸めていきます。これを工夫して車輪にもできるかと思います。
真ん中にグルーガンで丸いビーズを留めました。
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ビーズを下にしてまわすとコマができます。みんなで競争も出来そうです。
カラーのグルーガンの玉を(100円ショップで販売されている)表もへんかさせられそうです。
とりあえずこんな感じのものを作ってみました。
上記が2011年8月3日の新潟市の小学校授業研究生活科の研修のために準備したものです。
当日はワークショップ的に2時間の活動をしました。最初に折り紙を教えるのではなくて。折り紙の折り方を教えるのだとのアピールをして、カタコトをみんなで作りました。一回転するのでみんな喜んでくれました。
□カタコト=おこんばんわの作り方
次にチラシ鉄砲を作りました。チラシでもこんなものも作れることをみてもらいたいと思ったからです。また、せっかく研修会に来て、一つはお土産になるものを持ち帰って欲しいと思ったのもあります。チラシ鉄砲は小学校の文化祭の射的などに使うことができます。最後に射的遊びをしました。
□チラシ鉄砲遊び
9時から始めて、9時45分で一区切りにしました。この後グループごとに分かれて(6〜8人人組み4テーブル)ひたすらチラシを丸め続けました。
10じ10分くらいから2テーブルはグループ作品を作り、残りの人たちは個人個人の作品を作りました。
出来上がった作品を紹介します。
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これは協働作品です。チラシを丸めてしっかりしたタイヤを作っています。これは丸めたコマを軸にすることで丈夫さを保っています。車の先頭にはヒシの実をホットポンドでつけています。

チラシ棒で三角錐を作り、トップのところから紐をちらして、コップで鐘をイメージしています。中に鈴が入っているので、引っ張ると音もします。
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底辺を四角形を四つ並べてしっかり作り、そこから斜めに棒を出し、ブランコを作成しています。これもなかなかの作品でした。
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チラシ棒を丸くしてごろごろ転がる物を作るようです。
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チラシ棒で車軸を作り、紙コップにつけると、ロボットのような動きをします。これも面白いものでした。
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チラシ棒で滑り台を作り、その滑り台から丸めてチラシを転がし、どこまで転がるかとか、どれを倒すかなどで遊ぶというものです
これ以外にもたくさんの素晴らしい作品がありました。ワークショップをするのに出かけたので、写真で記録を撮ることはなかなか時間がなくて出来ませんでした。でもあまりに良い作品が出来たので、携帯電話のカメラで記録を撮って、皆さんに紹介することにしました。
以下の写真は新通小学校小柳先生の提供です。

新通小学校の小柳先生からメールで写真の提供を受けましたので、添付します。今回の研修会では『動くおもちゃ』とのテーマだったので、私はコマをちらし棒で提供してみました。このコマ部分を車輪にするアイディアが研修会の参加者から出てきたのが、とても有意義でした。車輪の要素を入れたのが、このチームの作品だったのです。小柳先生ありがとうございました。
車輪の感じがよくわかるようにもう一枚掲載します。
最後に全ての活動は働きと学びと遊びの要素がある。働きをきちんとしないとそれまでの意味もなくなるとの話をして、みんなでお世話になった白根の学習館の部屋を片付けました。準備と後片付けは働きの要素です。自分の能力の範囲でしっかりと働くことが大切と思います。最初に折り紙の折り方とかチラシの丸め方やグルーガン(=ホットボンド)などの使い方を学ぶ時には学ぶ態度が必要です。真ん中辺りの作ったり、試したりする時間はたぶんに遊びの要素がないと楽しくありません。
働き・学び・遊びのバランスがきちんとしていないと学級崩壊・学校崩壊へとつながることもあるように思います。
素晴らしい作品をみんなが楽しく作っていったので、ワークショップとしては良かったと思います。
私自身はこれからもカプラワークショップ・折り紙ワークショップ・チラシ棒ワークショップなどの活動を通して、「働き・学び・遊び」がバランスのとれたものになるように考えています。
□働きと学びと遊びに関する一考察