地域の安全は『協働』で
(財)児童健全育成推進財団 阿南 健太郎
1.子どもたちが育つ環境
2、今「母親クラブによる『協働』でつくる地域安全プログラム」開発事業が必要なわけ
母親クラブ(地域組織活動)の活動の広まり
子どもが狙われる犯罪の頻発
社会の関心
3、協働の考え
コラボレーション{collaboration} 合作・共同制作・協力すること
「共通の目的の実現のために、それぞれが自らの役割を自覚し、ともに考え、
ともに汗を流して取り組んでいくこと」
「個人あるいは一つの組織だけではできないような地域の様々な悩みや課題
を解決るために行うこと」
「それぞれのよい面をお互いに活かして協力しあうことで、よりよい社会を築く
こと」
●1+1=3以上
●win=winであること
4、市民が関わることの意味
日本のボランティア活動
ボランティアだからできることがある |
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平成18年7月1日(土)有明父親クラブでは児童健全育成推進財団の阿南さんをお迎えして、「母親クラブによる『協働』でつくる地域安全プログラム」開発事業の研修会を行いました。
有明あすなろクラブでは有明児童センターの2階部分(約200u)を「セーフティリビングつくり」に取り組んでいます。この活動をより良いものにするための研修会でした。上記は阿南さんのレジュメをコピーしたものです。
児童健全育成推進財団ホームページ |
30名ほどが研修会に参加しました。この研修会で子どもたちの安全な居場所作りをするためにいろいろな団体や個人がコラボレーションの考え方を大切にしていくことが必要とのことが確認されました。
また三つの椅子が用意され、「どなたか座ってください」との阿南さんの問いかけになかなか前に出ない人が多いという日本人の国民性を感じさせる話もありました。
今回の2階の開放に伴い、ボランティアのネームプレートを作ってみたら、ボランティアの参加者数がとても増加したことからも日本人とボランティアのあり方を学ぶとても有意義な研修でした。 |
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7月1日は「電気のない生活体験」の活動も行われました。安心・安全の地域作りという意味では地震等に備えての活動も大切です。自治会の自家発電機をお借りして、電気釜でご飯を炊き、ポップコーンも自家発電機で作りました。プロパンガスでお湯を沸かし、ボンカレーを温めて食べました。
子どもたちが110人・ボランティアが15人ほどが参加しました。自家発電機の操作方法も自治会の役員の方々と一緒に行いました。 |
ボランティアのお母さん達が子どもたちにおかわりをよそっている様子です。お母さんたちの黄色と青のエプロンは有明母親クラブで用意したものです。
有明父親クラブ・有明母親クラブと二つの地域組織活動がありますが、お父さんが父親クラブお母さんが母親クラブというわけではなくて、乳幼児の集いや家庭児童のクラブの保護者などが有明母親クラブの所属し、留守家庭児童のクラブの保護者と子どもが有明父親クラブに所属しています。ですから有明父親クラブにもお母さんとお父さんがいて、有明母親クラブにもお父さんとお母さんがいます。(平成19年度より有明あすなろクラブ・有明すこやかクラブに改称しました) |
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7月1日はとても多忙な日で同時並行で午後からはバックギャモン研修会も行われました。
日本バックギャモン協会ホームページ
バックギャモンは子どもたちにもとても数字の学習のためになります。また大人のボケ防止にもなります。大人と子どもがみんなで楽しむために有意義な遊びです。
2階のセーフティリビングの親子一緒遊びの一つにしたいと考えています。 |