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◆有明あすなろクラブの1年間(2006・6・25) 詳細トップ






 
         
 有明あすなろクラブはできる人ができることをできる範囲で楽しくやっています。年に1回しか出てこない人もいますし、毎日お手伝いに来る人もいます。お互いに気軽にやる関係性を維持するのは他人に命令的な態度をとらない・ちょっとした思いやりが必要に思います。でも今の時代はそれが難しい時代になったように思います。
 その意味で有明父親クラブは古き良き時代をリニュアールしたいと思っているのですが、なかなか?
   春先にはコゴミ採りに仲間で出かけます。漬物・ビール・ジュース・おにぎり・飴などなど別に誰が決めたわけではないのですが、もって来る人が決まっていて、お互いに分けて食べています。
 春に採った山菜が父親クラブの暑気払いなどでみんなに提供されます。もちろん暑気払いの時は飲み物・食べ物持ち寄りです。それでうまくいく関係性を大切にと思っています
 フキ味噌も美味しいです。春にたくさん作って冷凍しておきます。食べる1日前に解凍すれば美味しいフキ味噌がいつでも食べれます。冷凍するので味噌が少なく、フキノトウが多いのでフランスパンに塗って食べると絶品で酒のつまみに最高です。
 暑気払い等には会長はかならずイカの塩辛を持参してきます。その他みんなが名物を持参してくるのでいろいろなものを楽しむことができます。今年の暑気払いは7月1日ですが、30名〜50名の参加予定です。
 私の職場では月に2回ほど買い物ごっこ・子どもコンビニ・子ども喫茶などが行われます。この行事に有明父親クラブ(お母さんもたくさんいます)のメンバーは子どもたちのサポーターとして頑張ってお手伝いをしてくれます。毎回5人から10人のお母さん達が子どものウィートレスの指導にあたっています。
 餅つき会にはお父さんが大活躍です。15人ほどのお父さんが餅つき係で頑張ります。お母さん達も30人以上参加して、汁餅・きなこ餅などを用意してくれます。
 ボランティア活動があるからこそ、テンプラ会・餅つき会・センターに泊ろう・豆まき会・オーケストラの集いなどの行事が可能となっています。
 体育遊戯室が満員になる行事がセンターに泊ろうです。夕方5時から翌朝8時までただ泊るだけの行事ですが子どもたちには人気です。毎年春にやっていてのですが、今年は秋の予定です。
 カレーライス作りに夕方の肝試し・夜のおしっこ起こしとみんな頑張ってくれます。朝にはみんなでパンとジュースとソーセージを食べてさようならです。
 急に飛び込んだ大きな行事でも臨機応変に対応できるのが有明父親クラブの仲間のすごさです。2006年1月29日に行われたにいがたっ子ふゆまつりでは親子合わせて100人以上が参加して、風車作り・ドングリネックレス作り・しおり作り・ゲームコーナーなどをボランティアで担当して頑張ってくれました。当日は予定外の3000人以上の参加者があり、有明の仲間は楽しむこともできず、ボランティアだけでした。でも誰も文句を言わないでやるのが有明父親クラにのすごさです。 
 有明あすなろクラブの活動のもう一つ大切なことは毎年新しい工作やゲームを開発することです。紫外線感知ビーズを使ったドングリネックレス・シャボン玉まがい・有明の風風車・フリスビー・ツバキの実ストラップ・トランプ風車・ジャンケン遊び・オリジナル折紙箱・木の魚作り・紙ブーメランなどなどユニバーサルデザイン的に異年齢・異世代が楽しく危険なく遊べるゲームや工作を作っています。
 また子どもの遊び場環境作りを重点にしています。ゴミ拾い・清掃・草取りをしながら子どもを見守ることも大切と考えています。
 遊び場環境つくりという点では遊具や環境点検ではなくて、できることを自分達でどんどんやろうとの考え方をしています。危険である遊具はできる範囲で補修するとの考えです。もちろん管理者との連携は必要ですが、管理者に指摘することよりも小さな潜在危険を小さなうちに除くとの考えをみんなが持てば大きな事故も防げることも多いのです。               
   昨年の9月には高さ4メートル長さ12メートル重さ2トン位の鉄製遊具を有明父親クラブの力で撤去しました。台風の塩害でみんな鉄部分が腐食して危険になったことと、最近の子どもには高すぎて危険な状態になったことによるものです。
 評論家になることよりも自分が何ができるかを考えることが有明父親クラブの基本であると私は思っています。
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