2002年分です。CDに書かれている日付を元に分類したので、 実際は異なることがあります。 なお、年間ベストは12月発売のものを翌年に繰り越していることが多いです。 作曲家名は主題歌以外の曲についてのみ記載しています。
既に作成したページについても、時折、内容は気づいた時などに、 更新しようと思っています。
安定した出来。とにかくおじゃる丸は放送時間が長いこともあり、 サントラ続編CDにありがちな利用率の低さもなく、聴いたことがある曲ばかり。 しかし、前作での、鈴木さんの曲を適宜うまく差し込んだり、 アイちゃんとマコトさんの大爆笑の歌のような何かとテンションが高い雰囲気に比べると やや物足りない。 主題歌はこのCDにも収録してあるので、このCDを最初に買っても不満感はないと思う。 あと旧エンディングも再収録。但し、小西カラーは完全に除去されている(苦笑)。
今時のサントラに珍しくしっかりした厚みのある演奏。 それとピアノの音が美しい曲が多い。全体が品がいいので、 途中に付属するミニドラマは余計という印象がある。 主題歌もOP、ED共、フルで収録。水樹菜々の歌はいいな。 ただ、やや、編曲的にはやや没個性的な感じ。 私にとっては、フレーズ的にも好きだなと感じる曲がさほど多くなかった。
とにかく、リコーダーの響きが楽しい曲集。 栗原正巳は以前に「キョロちゃん」を担当していて、 これまたリコーダーの響きが見事な曲集だった。あちらはは童話的アニメなので、 素朴な響きのリコーダーにぴったりなわけだが、 さて、いかにも現代的作品の「あずまんが大王」ではどうなるかといえば、 ちゃんと作品にあったポップなアレンジに仕上がっている。 それが、今までのアニメサントラにはないユニークな雰囲気を醸し出している。 それと、ちよちゃんの幼いイメージとリコーダーがぴったりだった。
殊更リコーダーの話ばかりしてしまったが、 リコーダー演奏を含まない曲も多いので念のため。 どの曲もアコースティックな雰囲気を持つあっさりした仕上がり。
聴いているだけで、ひらひらフリルの天使が少年の前に舞い降りてきた…という イメージが浮かんでくる名曲。
しっかりした生楽器が主体の厚みのある演奏にも満足。楽器の使い分けも見事。 フレーズも親しみやすく、情緒にあふれる曲が多いと感じた。 ただ、時折、「ミトの大冒険」のサントラを聴いた時に感じたような、 中盤のフレーズに、ぬるさを感じる曲もあるけど。
このCDは定価が2100円と安い。 とにかく、オーソドックスな作りだなという感想を抱いた曲集。 コミカルとカッコいい曲のバランスも良く、使用楽器も多彩だが、 突出したインパクトがある曲は少ない感じはする。 単調なフレーズが多いためかな。
いかにもサッカー向きという印象の曲が多く(それもある意味凄いよね)、 やっぱりというべきか、そのまんま、サッカー番組などで使われていることが多い。
OP,ED共、フル版を収録。どちらもなかなか味のある曲。
まず、このCD、紙箱なのが、どうもいやな感じ。 とにかく、収納しにくい。 曲の方は、同じ根岸作曲のC.C.さくらのサントラと比べると、 ざっと聴いてみると、どういうわけか全体的にチープな印象を抱いた。 演奏の厚みの問題があるのかなとも思ったが、 一曲一曲聴いてみるとと別段そんなこともない。 どちらかというと、フレーズとか曲の勢いなどに当時のような冴えがない気がする。 確かに、アイキャッチや、必殺技、変身シーン用の曲などには、 しっかりしたインパクトがあるけど。
それから、「カフェミュウミュウへようこそ」の曲。 クラシカルなフレーズと編曲ということもあってか、 テレビ番組では、皇族が登場するシーンなどで使われていることがあるが、 この曲、なんか、基本的にメロディがかっこ悪いので、やめた方がいい気がする (そういえば、姫ちゃんのリボンにも皇族御用達な曲があるな。苦笑)。
それにしても、C.C.さくらと似た印象の曲が多い。
この曲集はコピーコントロールCD。
ほとんどシンセだけで作った曲集だと思う。 なんだか、聴いていると昔のシンセ曲と似たような雰囲気を感じる。 昔の冨田勲とか、ウエンディ・カーロスとか。 その辺りが好きな人には結構面白いかもしれない(そんなコアなファンにとっては、 逆に面白くない曲集かもしれないが…)。
フレーズは、童謡的な、或いは、クラシカルというべきかという雰囲気。 親しみのあるフレーズはわりと多いと思う。
全般的に、あっさりした静かな曲が大半を占める。まぁ、作品自体が、 そういう雰囲気を持っているから、ある意味仕方がないが、 そうは言っても、やっぱり内容的には物足りないな。
OP.EDはフルサイズを収録。どちらもいい感じの曲。
シリーズ規模の小さいアニメのサントラ2枚目は内容が薄くなりがちで、 このCDについても、その印象は拭えない。 ただ、アイキャッチとかをこちらのCDに収録するなど、1枚目に内容が偏らない配慮もある。 初夢のシーンに使ったのだったかよく覚えてないが、不思議な雰囲気の曲もあって、 結構楽しめる。でも、なんだか1枚目よりアコースティック感は薄れたような。
こちらも、シリーズ規模の小さいアニメのサントラ2枚目。 ポピュラーな曲のアレンジ変えバージョンとか、インパクト薄目な曲がやはり多く、 物足りない出来。まー、予想していた通り。 前作に比べると、静かな曲や、重苦しいシーンなどで使われそうな曲が多い。 但し、演奏はどれもきっちりしている。