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カプラで遊ぼう 児童福祉週間60周年記念事業 2006.4.15     詳細トップ

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  児童福祉週間60周年記念事業で全国児童館フェスタ2006の事業を実施しました。財団法人児童健全育成推進財団の松本さんも来てくださいました。この事業は独立行政法人福祉医療機構(子育て支援基金)助成(事業)によるものです。
 カプラの研修会は4月14日(金)の午前・午後及び4月15日(土)午前・午後の四回行いました。というのはカプラはとても面白い遊びなのですが、カプラというフランスの積木の量とキャパシティーの関係で一回の研修会は30名から50名がよいだろうとのことからです。
 左の写真は15日(土)の午後のカプラ研修会の後の集合写真です。有明母親クラブ。有明父親クラブのお父さんお母さんも仲間になってくれて 楽しい研修会でした。
 カプラが楽しいのは一人で200ピースくらいでも楽しめることもできます。だから独り遊びも十分にできます。同時に左の写真のように3000〜5000ヶも使うとグループワークで素敵なかまくらを作ることもできます。
 ケースワークとグルーワークにも使えることは魅力です。
 また作った後に壊すことも大切です。破壊は創造につながります。カプラは接着剤でとめるわけではないので、作っては壊し、作っては壊すのがとても良いと私は思っています。
 今回、カプラの富安さんに教えてもらって私が嬉しかったのは、簡単にカプラを高く積み重ねる手法です。カプラを寝かせる・起こす・立てる(きっと表現は違うと思うけれど)組み合わせによって間単に高く積み上げることができるということです。
 それに嬉しかったのはそうして積み上げた後にトントンと中抜きができることです。子どもは途中のカプラ抜きを楽しんでいました。
 15日の午前中の研修会の様子です。いつもはアグレッシブな子どもたちも真剣に高く積むことに集中していました。
 集中には大騒ぎの集中と静かなる集中があると私は考えています。大騒ぎだけでなくて心を落ち着けた集中も大切です。カプラはその意味で大切と私は思っています。
 財団法人児童健全育成推進財団の松本さんも子どもたちと一緒にカプラを楽しんでくださいました。結局このカプラの積み重ねは隣の私のカプラのよりも高くなり、天井に届きました。子どもたちは喜んで「ともやん先生よりも高くなった」と私のところに報告に来ました。
 私は「チョーくやしい」と言って子どもたちは拍手j喝采でした。
 子どもたちの発想は豊かです。でもその豊かな発想を育てるためには最低限のルールを守らせることが必要です。ちょっとしたことで切れない。我慢ができる。仲間で協力しあうことができるなどです。
 そのためには職員はけっこう厳しい態度が必要です。厳しい態度とは同時に自分にも厳しいということでうす。

 
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