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■とび込む絵本 クルクル絵本の旅 2011年8月9日 詳細トップ

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■吉村温子さんがやってきて

 吉村温子先生とは知り合いになって10年以上が経ちます。児童館・児童クラブの研修会の講師や児童劇の公演に何度か来ていただいていました。
 でも、私はたいていは裏方で、温子先生の公演をじっくりと見たことがありませんでした。
 平成23年度の児童劇巡回事業で新潟県にやって来られたので、亀田東児童館での公演の様子を取材に行ったきました。
 なんといっても圧倒的な心に響く歌声が素晴らしいと感じました。
 浦島太郎と桃太郎のお話がクルクルと混じってしまうというお話です。オペレッタなのですが、100人位の参加者の子ども達が、一緒に参加して楽しく1時間、絵本のお話のなかに入り込むとのお話です。
 話の展開も面白いのですが、やはり歌声が一番素敵でした。
 オニをやっつけるのに、子ども達にも参加して、コチョコチョ作戦を実施するといった解決の手法が楽しいですね。
 いつも、観ている人もどこかで参加する機会があることが大切ですね。今の時代はテレビでもボタンを押して、自分の意見を反映できる時代です。参加できることで楽しさが倍増しますね。
 キャラクターで楽しかったのは犬とサルとキジの一人三役でした。
 8月7日は劇団のオフでしたので、新発田の蕗谷虹児記念館を案内してきました。温子先生の恩師でもある岡田陽先生が好きな場所でもあったので。
 蕗谷虹児記念館には、グランドピアノがあります。このピアノをあずささんが弾いて、犬サルキジの三役のお兄さんが「花嫁御寮」を歌ってくれました。素晴らしい歌声に事務所の人も感動していました。
 温子先生の話では蕗谷虹児記念館はとても歌いやすい構造の建物であるとも言っていました。
 
 蕗谷虹児記念館の様子です。とても素敵なところですから、みなさんもぜひ、行ってみてくださいね。
 右の写真はピアニスとのあずささんです。岡田陽先生がいつも言っていたのですが、テープに合わせて動くのはダメ。本物の演奏と本物の歌や声が必要である意味を深く感じられる公演でした。
 海を表現するのに、参加者全員でウェーブの練習をしている様子です。自分達が身体を動かすことでイメージがつかめるようになりますね。
 音楽とか演劇とか公演とか講演などが、歌う人・演奏する人・演じる人と観客に分離されてしまうことが多い中で、一体感の中で、楽しめることは素晴らしいことだと思いました。同時にこの一体感を作るために生の演奏が大切だと思いました。
 
 最後に浦島太郎と桃太郎が無事にみんなのベルの音で解決して、めでたしめでたしとなりました。
 最初から最後まで参加者と一体となってのオペレッタでした。
 
 10分ほどの休憩の後に、「いろいろないろ」の歌と遊びがありました。
 最後のフィナーレは子どもの合唱隊も参加して、トトロを歌いました。
 アンコールはハッピーバースデーでした

ハッピーバースデー 生まれてきてよかったね
ハッピーバースデー 君に会えてよかったよ

大きな宇宙の小さな地球で 君は生まれた 
今日生まれた 僕のすぐ傍で生まれた
君の目 君の声 君の笑い顔 みんな素敵だよ 

ハッピーバースデー 生まれてきてよかったね
ハッピーバースデー 君に会えてよかったよ

暑い夏の日 寒い冬の日 君は生きていく
ずっと生きていく 僕と一緒にずっと生きていく
君の夢 君の歌 君の走る姿 みんな素敵だよ

ハッピーバースデー 生まれてきてよかったね
ハッピーバースデー 君に会えてよかったよ


 
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