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算数好きになる引き算神経衰弱
  (2014・12・10)






   冬休みなどにトランプで算数を好きになるのはいかがでしょうか?引き算ババ抜き&神経衰弱はそんなトランプ遊びです。
ツーパワートランプ遊び
 
 児童館や放課後児童クラブでは、学校のように教科学習をする必要はありません。でもせっかく仲間と一緒に過ごすのですから、楽しく遊んで楽しく学ぶことがあったら良いと私は考えています。もちろんそれに、トランプをやるときの準備や片付けなどで働き(人のために動く)要素を入れて、働き・学び・遊びのバランスをしっかりと保てば、子どもは健やかになるのではないでしょうか?
7になる引き算神経衰弱のやり方
@カードは1〜Kまでの53枚を使います。(ババが2枚なら54枚)

Aカードを53枚全て伏せます。

Bじゃんけんをして一番勝ったチームから時計回りで開いていきます。
 引き算で差が7になったら、カードを貰うことが出来ます。Kと6・Qと5・Jと4・10と3・9と2・8と1がもらえます。7はラッキー7で1枚だけでもらうことが出来ます。ババもそのまま貰うことが出来ます。(一般的にはババは2枚は言っているので54枚で遊んでも良いでしょう。あるものは何でも活用というのが物も人も大事です。)

C3を開き、次に7を開いたらそのままラッキーで7を1枚貰い、もう1枚開きます。次に10を開けば、その2枚を貰えて開き続けます。次が2と4なら次のグループへと移動します。
     
 3を最初に出しました。 次に7を出し、7を1枚で貰います。 10が出て、差が7なので貰います。

D最終的にどのチームがたくさん枚数を獲得したかが勝負となります。

E放課後児童クラブのように子どもの帰りがまちまちである活動では1チーム3人くらいにしておくと、途中で友達が帰ってもゲームが続行できます。チームが何人いようが、開く回数は同じです。でも同じチームの中で、とったカードを持つ係、開く係、どれを開くか考える係などを作ると楽しさが3倍になります。またこれは子どもからunderstandしたのですが、『良いカードが出るように』と念じる係が出て、みんなの賞賛をあびていました。

F私はトランプをやる時に意図的に3人1グル―プ4グループ12人でやるような形を指導するときはとっています。こうすれば1人のワーカーで12人の指導が出来るし、2チームがやっていれば24人を一緒に指導することが出来ます。また1グループが3人いるので(2人でも4人でも良いのですが)3人の仲間で助け合うので、グループワーク的な手法で子どもたちの発達を応援できます。
 
G集団でのトランプ遊びなどを私はツーパワー・スリーパワーの手法で活動すると言っています。ルールがしっかりとわからない子どもでも仲間に入れてあげることが出来る手法と思います。
□ツーパワー・スリーパワーでセブンブリッジ
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