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■ツーパワーで遊ぼう・トランプ遊び  詳細トップ
■ツーパワー・スリーパワー






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 ツーパワー・スリーパワーでの遊びは有明児童センターで10年ほど前からはじめている遊びの手法です。これをトランプの場合で説明してみたいと思います。例えばセブンブリッジをABCDの4人でやっているとします。そこにもう一人仲間がきたら、ゲームを中断しないで、Aを二人のツーパワーにしてそのままゲームをするというものです。この時Aは二人になりますが、2回やると言うわけではなく、二人で相談して1回しかしないのですが、二人で1グループということになります。仲間が増えて10人になってもAグループBグループをスリーパワーの3人づつ、CグループDグループをツーパワーの二人づつにすれば,10人の人がセブンブリッジを一緒にやることができます。


 この手法を使うといつでも誰でもゲームの途中からでも仲間に入れることができます。児童館・児童クラブのように異年齢・異世代が一緒に遊び場所では有効であると思います。また最初からツーパワー・スリーパワーで遊びを組み立てておくと、ゲームの途中でお迎えがきても、Aグループの一人が帰っても他の2人がゲームを続けるので、途中で抜けることが容易に出来ます。また群れ遊ぶを好む小学校低学年の児童はゲームのルールがわからなくてもやたらに参加したい時期です。『仲間に寄せて・寄せて。』と仲間に入るのですが、セブンブリッジのようなものになると、ルールがわからず、仲間に参加できないこともあります。でもツーパワー・スリーパワーのルールを使うことによって、助手をやりながら、だんだんルールを理解できるようになります。


 セブンブリッジやトランプゲームでも子どもはよくけんかをします。勝ち負けにこだわることによって、『インチキをした』『ずるだ.』などとやりあいます。不思議なものでツーパワー・スリーパワーでやると、負けたショックが二分の一・三分の一になるようです。『セブンブリッジみんなで負ければ怖くない』ということになります。最近の子どもは傷つけやすく、傷つきやすい子どもが増えています。トランプ遊び一つでもすぐに傷つけたり、傷ついたりすることがあります。ツーパワー・スリーパワーで負けることのショックを軽減し、遊びの仲間を増やすことが必要と思います。


 ぜひいろいろなところでツーパワー・スリーパワーを使って遊んでみてください。私も少しづつ遊び例を書いていきたいと思っています。


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