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■グランドカバーの草たち(2015.2.28) 詳細トップ

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 公園の雑草とりの後にグランドカバーを何にするかは大きな課題である。背丈が低い・耐寒性がある・夏の暑さにも強く乾燥にも耐える・人に踏まれても大丈夫などの課題がある。
 平島公園でいろいろ実験して、新潟市の公園へ普及させていきたいと私は考えている。雪が降る新潟と雪の降らない地域では植物も違ったものを考える必要性があるからだ。また、1年草だけだと植え替えが大変です。多年草と1年草を組み合わせて、子どもの入らない(入れない方が良い)場所は花壇等にしてきれいに彩ることも必要となります。
 グランドカバーのための植物を植えても、それ以外の雑草抜きをこまめにやらないとすぐにイネ科の背の高い雑草が勝ちます。日ごろの手入れが大切ですね。子どもたちも巻き込んでやっています。
 2014年3月28日にトイレがきれいになりました。その時に自治会で砂地になったところを芝張りをしてもらいました。高麗芝です。トイレの周囲が砂地もしくは土のままですとトイレ内がすぐに汚れます。芝を張っておけば、砂も飛ばないし、トイレもきれいになります。
 平島公園の緑の部分は高麗芝・ノシバ・スズメノカタビラ・クローバー・チドメグサ・オオバコなどの雑草集団です。月に2回は刈ってやらないとぐれて伸び放題になることもあります。
 出来るだけ速く刈るようにしているので、刈った草はすぐに発酵して良い土になります。今後、土つくりをしていきたいと思っています。
 失敗談ですが、プランタに入れて土つくりをしていたら、ケヤキが根上がりをして、栄養分を盗り、根っこだらけになってしまいました。
 子どもたちを入れたくないところもあります。トイレの後ろはボール遊びから石ころがしになるので入らないようにプランタで囲いました。そこも砂が飛ばないようにクローバーの種を撒きました。1年間できれいになりました。
 クローバーは耐寒性もあり、土壌を豊かにし、夏にも強いので利用甲斐のある植物です。1キロ1000円くらいで種が販売されています。
 ノシバは自治会の仲間で張りました。2013年の冬のことです。2トントラックで1台仲間の業者からいただいたので、役員勤労動員をして頑張って張りました。2年の間にすっかりと根を張りました。
 この時にわかったのですが、びっしりと張っておき、利用する子どもにはがさないように注意しておけば、大丈夫だということです。
 子どもが比較的に入らないところは背丈が少し高くても大丈夫です。フェンスの下はハナニラを私の連れ合いが植えています。白い花が咲くととてもきれいです。スズランも良いですね。
 同じくフェンスのところには加藤ファームさんからいただいたコケのように伸びる植物を植えてみました。
 長崎の仲間から送ってもらったツワブキもすっかり平島公園に定着しました。数が多くなってきたので茎をキャラブキにして食べることが出来るかなあと思っています。
 フキノトウも植えていきたいと思っています。これはふき味噌にもテンプラにもできますね。
 ガザニアも雪にも負けない白の多年草があります。白以外のガザニアの多年草もあればよいなあと思っています。どんどん増えるので、平島公園で増やして街路樹の下をガザニアとマツバギクできれいにしていきたいと思っています。
 このガザニアは白でないけど冬に負けないで咲いてました。
 冬はすっかり茶色ですが、春になれば緑になります。マツバギクです。
 多年草と1年草の植物の組み合わせ、子どもに踏まれても大丈夫なところとそうでないところの組み合わせなどでグランドカバーをこれからも考えていきたいと思っています。
 ケヤキの下は花壇にして子どもが入らないようにしています。踏圧でケヤキが枯れてしまうからです。
 子どもたちが遊び回るところは植物では対応できません。人工芝を敷いて、土が掘れたり、飛んだりしないようにしています。
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