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■平島公園に新しい宝くじの遊具が入りました。(2007年12月12日追加)

 ロックマンクライムは日本宝くじ協会さんからの寄贈遊具です。6歳から12歳向けの遊具です。古くなったシーソーが危険になり撤去されたあとに作られました。
 日本宝くじ協会さんからの寄贈遊具はしっかりしていて安全でしかも簡単に設置できるのが特徴です。
 遊具のところに「贈 宝くじ」のシールが貼ってあります。
 また使用対象が6歳から12歳までと明示したシールもあります。
 なかなかこのルールを守らない親子や中高校生が乱暴に扱ってしまうので声かけをしています。
 広島のタカオ株式会社がやってきて設置してくれました。12月12日水曜日は久々に新潟は暖かかったののですが、広島の人たちは「寒い。寒い。」と言っていました。
 ■タカオ株式会社ホームページ
 地面に深さ25センチ程穴を4ヶ所掘ります。そこに60キログラム程のコンクリート板を設置します。そして鉄板をとめて基礎としています。
 宝くじさんからの寄贈遊具はこんな風に設置されています。構造的に重心が真下になるように設置されているので簡単に設置できる割にはしっかりと固定されていて安全です。
  私は安全・安心が一番と思います。ですから工事の時は必ず付き合ってどのように設置されるのかを確認しています。こうしておけば不具合があった時はすぐに上記のホームページからタカオさんに問い合わせることもできます。
 また金属とボードを留める金具を上からプラスチックで留めてあるのですが、このプラスチックのキャップの予備も頂いておきました。こうしたおけば日常点検で不具合があったときも対処ができます。
 こんな風に午後1時〜4時までかかって無事、遊具設置完了となりました。
 公園の木々が葉が落ちあげた後に黄色のきれいな遊具は公園を一段と明るくしました。
 最後の目の部分を黒く塗って完了しました。
 私の仲間が凄いのはこの後です。ロックマンクライムの遊具にはたくさんの余白があります。子どもは本能的に余白があるといたずら書きをしたがるものです。芸術的な落書きもあるのですが、大概は汚いものだったり、卑猥なもののことが多くあります。
 そこで仲間に頼んで早速、「仲良く遊びましょう」「人を押さないようにしましょう」の書き込みをしました。
 また裏の部分には可愛い絵を描きました。
 私の職場の場合は絵は子ども達と一緒に描くのですが公共の場所なのでプロの仲間にやってもらいました。
 「うしろからおさないようにしましょう」といった今までは当然のルールを掲示しなかればならないのは今時の時代と私は思います。公共の場である公園ではやはり今後こうした掲示がこれからも必要なのでしょう。
 私見ですが私の職場は掲示ではなくて日ごろの職員やボランティアの声かけでこうしたルールが定着するようにしています。そのためには子どもをしっかり叱るエネルギーがたくさん必要です。
 「うしろからおさないようにしましょう」の裏側には「みんなでたのしくあそびましょう」と書いてあります。
 表現する場合はマイナスイメージの表現ではなくてプラスイメージの表現をすることが必要ですね。私は最近、事実と現実と真実は一緒ではないと主張しています。とても危険な行動をする子どもに「元気だね。縄跳びの名人になろう」位の方便を使い分けることも必要です。でも目の前で危険なことがあったら「石を投げるな。やめろ。」と怒鳴り(感情を込めて叱り、すぐに感情をコントロールして)、「石を投げた手は悪いがあなたは良い子。キャッチボールをしよう」位の演技をすることが必要と思います。
 
 早速、子ども達がやってきて楽しく遊んでいました。遊具の前がすぐに土が掘れてしまうので、要らなくなったじゅうたんを敷いておくのも平島公園の仲間のやり方です。
 同時に遊び方を子ども達に声かけをして、その子ども達が他の子どもに教えて、相互伝達の中で遊具が安全に使われるようにと思っています。
 隣保相愛・相互扶助の考えが大切と思います。

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