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□未満児のための青虫が立つ(2016・9・3) 詳細トップ

折り紙





 
  折り紙でマジックとして、『パタン・・・おや!』との作品を竹川清良氏が考案され、今では"Self-moving Piece"という名前で、海外にも知られている作品があります。これは見えない糸で起き上がるように見える△折りを主体にしてものです。私も『ともやん起きなさい』との作品をアレンジして作りました。しかし3回の重ね折りは子どもには難しい。
 小学校1年生が出来る折り方で、未満児が遊べるものを考えてみました。それが『未満児の青虫が立つ』です。自然と起き上がるのではなくてたたくショックで起きるというものです。
 また、2歳児が折り紙で楽しく遊べれば、若いお母さんたちも折り紙を好きになると仮説を立てました。折り紙を好きなお母さんや子どもが増えて、日本の伝統文化である折り紙を東京オリンピックに向けてアピールしたいと私は思っています。
 2歳児が喜ぶためには劇的に変化することが必要です。倒立折り紙を横にしてから起き上がらせたり、ロケットを作ったりしました。兜が起き上がるものはびっくり金魚兜で作ったのですが、これをもっと大きくして、子どもが喜ぶものにしたらと思いました。通常の15センチの折り紙ではなくて25pの大判折り紙を使ってみました。きっと喜んでくれると思います。
 
   
       
   @△折りにします            Aもう一回△折りにします

       
   B一回開いて半分まで合わせて折ります C全部開きます

       
   D下の▽を真ん中まで△折り     E左右を折りあげます

       
   F一回下して半分に折って折りあげます G左も同じようにします

       
   Hひっくり返します           I上を斜め合わせ折りにします

       
   JIの下の▽を後ろに折ります   K下の△を合わせ折りにします(固い)

       
   L尖った△を下に折り下げます    M上に折りあげます

       
   Nまた下にだんだん折りにします   O元に戻します。だんだん折りでクッションにします

       
   P一回ひっくり返します         Q下の△を開いて半分にします

       
   R台形にして元に戻します(下を重くするため) Sひっくり返し斜め△合わせ折りにします

       
   21下の△を入れ込みます       22横にします

              
 22の上を叩いてあげると青虫がそのショックで立ち上がります。2歳児の子どもも喜んでくれます。先端の△部分をだんだん折りにしてのは叩くとへっこみその反動で立ち上がらせるためです。紙の弾力性を利用してみました折り紙の楽しさをみんなに伝えていきたいと思います。