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 失敗と反省 2006年3月22日 詳細トップ 


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失敗を成功の糧とするために

        
 2006年1月29日(日)新潟市の横越総合体育館でにいがたっこふゆまつりを実施した。この行事自体は基本的には成功であったであろう。でもいくつかの失敗もあった。これは私自身も含めてである。
 まず第一に実行委員会の中心となった人たちが計画を最初から全て立てて臨んだ事である。この企画は始めてのことであったから、実はいくつかの可変的な要素があった。真冬の行事とのことで人が集まるのか・フリーマーケットの参加者はどれくらいか・体育館の寒さは・ボランティアは何人あつまるか・昼食をとる場所はあるか・業者の協賛はとれるか・交通整理はどうするか・テレビ局などの協力はあるかなどなどである。だから実際は行動してみてDoしてみてしか分からなかったのである。だから計画は当面の計画を立てるだけにすればよかった。つまりプランは当面のプランでよかった。ところが前記のように実行委員会の中心となった人が計画をほぼ全面的に決めてしまい、それに固執した。予算も含めてである。私は主な会議に出席できなかったが、この全面的な計画を安全管理の観点から無理矢理変更せざるをえなかった。 
 当日になっても同じであった。冬の新潟市では珍しい快晴となった。私は参加数を1000人から2000人と予定していた。ところが朝の8時15分に横越に着いた時はもう3000人を見込まなければいけない状況であった。上記の写真は午前10時頃の様子で会場内は1500人くらいはいるかとの感じである。にもかかわらず最初の計画に固執しようとする一部の人がいた。最初の計画通りでは事故を起こす可能性があるにも関わらす。
 今回のことで学んだことは一つの大きな行事をやる場合はバスケットのようにクォーターごとに分けて計画を実行することである。ファーストクオータープラン・ドゥー・チェックそしてセカンドプラン・ドゥー・チェックをしてまたサードプランをたて、最終プランを立て、現場で臨機応変に対応するというものである。私はこのようなやり方を全体としてスモールステップでプラン・ドぅー・チェックをし、さらにアクションを起こすとの考えからSPDCAの円循環的なやり方が良いのではとの提案をしたい。このようなやり方をすれば私は計画を立てる人・あなたは実行する人といった無責任体制から脱却することができる。
 今回の失敗の第2点はこの行事に疲れ果ててだいぶこのことが尾をひいたことである。いろいろな人にかなり愚痴を言ってしまった。言わなくてもよい人までつい言ってしまった。反省しなければ。同時に疲れ果てるまで余力を使いすぎてはいけないということである。14日間連続勤務みたいになってしまったのは反省点でもある。
 


 

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