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 カラスとの戦い(2011年5月10日)詳細トップ

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 平島公園に3年ほど前からカラスがケヤキに巣を作りました。3年くらい、子育て中には、いつも朝からうるさくしていました。私も勤務があったので、諦めていました。今年は、彼らとの戦いをすることにしました。

 カラスは目が良い。頭が良い。そして一生懸命働く。でもゴミを漁って、汚くする。子育て中に警戒から危険な行為をする。公園で遊んでいる子どもからおやつを取ったりもする。
 生ゴミをきちんと始末をしない人間が悪いのが事実ですが、まずはカラスを追い払うのも大切と私は思っています。
 平島公園のケヤキです。12メートルくらいなのですが、10メートルくらいのところに、3年ほど前からカラスが巣を作りました。

@4月中旬にカラスの巣のみを撤去。ところが5月近くに同じ場所に巣を作り始めた。

A5月4日(水)午後5時半に直径10センチほどの枝ごと巣を撤去した。卵を産んでからではカラスが神経質になり、威嚇攻撃をするからである。

Bところが、すぐにまた、違う枝に作り始めた。大きな枝を置き、針金を置き、ほぼ丸くなり始めた。5月6日(金)午後6時15分頃に10メートル位の高さまで上ってもらって枝ごと撤去した。カラスは50メートル位のところで見張っていたが、攻撃はしてこなかった。
Cやっと3回目で終わるかと思いましたが、5月7日(土)〜8日(日)にかけて、再々度巣を作り始めました。彼らを焦っていたのでしょう。2日で一気に巣を作りました。今度は午後7時になっても、電線からこちらを見張っています。私がカラスの見張りをしている間に、稲垣さんに4度目のチャレンジをしてもらいました。

 ケヤキの木を下からみると、こんな感じです。カラスもちょうど、雨も当らないので、嬉しいのでしょう。
 5年ほど前に木が大きくなりすぎて、電線に触れるので、東北電力さんが、剪定したのですが、枝が混みすぎました。また、ちょうど切ったあとから、周りに枝が出て、手のひらのようになり、カラスが巣を作りやすくなったようです。

 平島公園をきれいにしておくので、カラスも子育て環境が良いと思ったのでしょう。またゴミ箱が真下にあるので、そのゴミ箱から餌を食べていました。
 ゴミ箱はカラスに突かれないように、隣の自治会の人が、ネットを張ってくれました。
  
 4度目のカラスの巣です。右の写真のように、下に太い枝を置き、次に針金(青い)を置き、丈夫にします。
 少し細かい枝を置いて、丸くします。最後の繊維質のものをおいて、巣にしています。
 写真は、細かい枝をおいて丸く巣を作っている状態です。この後に、繊維質のものを持ってきて、完成させ、卵を産む予定のようでした。
 5月9日(月)、電線からケヤキの木を伺っているカラスです。私が眼を離すとケヤキにやってきました。巣がないのでまた飛び去っていきました。

 3〜4回頑張って見に来ましたが、最後は巣を作るのを諦めたようです。

 巣を作る適当な枝がなかったのか、それともまた巣をとられると諦めて次の場所を探したのかでしょう。
 巣だけを一回昨年のものを撤去しました。後の3回は枝ごと切り落としました。

 4回のチャレンジでしたので、枝は3本となりました。右から最初の枝・2番目の枝・3番目の枝です。
   一番目の枝を切り落とした後の様子です。ここが一番良かったのでしょう。枝も太く、上の写真のようにちょうど手のひらのようになっていました。
 これが2番目の枝です。最初の枝よりは細い。右上の写真の真ん中の枝です。
 カラスとの戦いは5月の連休中やっていました。連休が終わって、カラスとの戦いにどうやら私達が勝利したようです。

 5月10日に近所の人とカラスの話をしました。『怒っていたのは、公園に遊びに来る子どもではなくて、カラスのことだったのですか?』と言われてしまいました。
 私はカラスに『こら。ここはおまえ達の巣を作る場所ではない。帰りなさい。』と言い続けていたのを誤解されたようです。
 カラスとの第5次6次7次戦争への突入 
 カラスとの戦いが終わったと思った。5月25日、また若いカラスがやってきて、別のケヤキに巣をつくり始めた。
 昨晩から激しく鳴いている。カラスは夜中でも一生懸命巣作りをするのであす。
 朝、見てみたら、カラスが、ケヤキの下に失敗して、落とした枝と鉄のコードがたくさんあった。
 早速、 仲間に電話をして、幹ごと切ってもらうことにした。もちろん私の家の近くの人ではない。カラスは利口であるから、カラスの居住地でない人に頼む必要がある。私の家の近くのカラスは西区の青山の松林に暮している。そこで東区の仲間に頼んだ。
 写真は若いカラスが作った巣である。
 幹から5月27日に東区の仲間に伐採してもらった。さてどうなることやら。
 5月28日。若いカラスはまた、最初のケヤキに作り始めた。
 ケヤキの下に枝が落ちていたり、針金が落ちているのですぐにわかる。
 5月28日午後5時に雨の中、枝から伐採した。
 5月29日。カラスはまた、外で鳴いている。本当は巣を作りそうな幹を本日伐採の予定をしていた。しかしながら、台風の北上に共に、前線が活発となり、雨模様。
 カラスはこの程度の雨は苦にならないようだ。むしろちょうど良い、陽気なのかもしれない。うるさい私も子どももいないし。

 カラスとの戦いは第7次に突入しそうである。

 写真は公園に下りてきて、子どものお菓子を盗ろうとしているカラスである。
 日曜日にカラスに対して、戦略的攻勢に出ようと考えていた。カラスが巣を作りそうな幹を透かしておこうと思ったのである。
 しかし日曜日はあいにくの雨であった。仕方なく、戦略的攻勢に出ることが出来なかった。カラスにとっては多少の雨は苦でもないらしい。せっせと雨の中を長い枝を運び始めていた。
 30日(月)にはカラスの落とした針金を発見した。針金が落ちていることは、カラスが大枠の巣を完成させて、針金で補強する段階に突入したことを意味している。
 31日の朝にはほぼ大枠が完成して、下から見ても、巣が見えるようになった。また稲垣さんにお願いして、幹ごとの撤去を5月31日午後6時に行った。 今、巣を作っているカラスはまだ若くて、そんなに怖くはない。人間がいれば警戒して近寄ってこない。だから、比較的に安心して木の幹を切ることができる。
 第7次戦争は終わった。明日からカラスはどう出るであろうか。
 カラスさんよ。そろそろ諦めたらいかがですか?

カラスとの第8次戦争
 6月1日第8次となった。1日でまた巣を作ったのである。撤去した。しかしながら、2日にはまた作り始めた。今日の朝には、針金が落ちていた。
 6月3日に幹ごと撤去した。午後6時くらいである。これで第9次となった。でもカラスは見張っていた。そろそろ卵を産む時期が近づいているので焦っているようだ。
 こちらも負けてはいられない。午後7時50分にコメリにカラス脅しの目玉を二つ勝ってきた。午後8時30分くらいになったが、5メートル以上の場所に二つ取り付けてきた。
 私自身は高いところに上るのは好きである。前の職場でも4m以上の松の木に上って、チェーンソーで松の木のいらないところを伐採していた。
 カラスの巣の場合は、3年くらいはカラスはカラスの巣を撤去した相手を覚えているので、むやみにやることはできない。
 巣がない場合は別である。夜に目玉を貼り付けてきた。さあどうなることやら。私は効果があると思う。そろそろ卵を産まねばならないし、目玉は気になるしとのことで、諦めるのではないかと言うのが、今回の第10次心理戦争の中身です。
 カラスとの戦いで学ぶことが多かった。これを上手くまとめていきたいと思っている。
 写真はネットから借りてきた。明日には平島公園のカラス除けを撮影して状況を報告したいと思っている。
第1次〜10次までのカラスとの戦いの結果、カラスは巣を作るのを諦めました。もう6月も中旬に近づいてきたから、もう巣を作ることはないでしょう。
 新潟市でもカラスは越冬するようになりました。気候が温暖化している証拠でしょう。ここ数年は冬がたくさん雪が降ったり、夏がとても暑かったり、大雨が降ったりと異常気象でした。これからの気候の変容にも注意が必要ですね。
 カラスの越冬に伴い、ゴミをカラスに盗られない対策・野鳥に餌を与えない対策・不法ゴミ投棄対策・カラスの巣を作らせない対策などをこうじることが必要となるでしょう。

 スズメなどに餌をやれば、カラスも食べます。だんだん人間を恐れなくなり、子どものお菓子なども奪い取ったりします。対人関係が上手く結べない人が増えています。結果、ネット依存になったり、極端にペットを可愛がったりします。また野鳥や野良猫に餌をやったりします。人間の基本は人間同士のより良い対人関係を結びたいことにあります。ですから、地域を花と緑にすることで、よりよい対人関係が結べれるような環境にしていくことが大切と思います。きれいな花や緑を見ると人間の心は和むものですから。
 和と輪は日本語では同じ「わ」です。「わ」を大切にしたいものです。でも馴れ合いとは違います。表面的なことで馴れ合ってしまうと他人の犯罪的な行為にもわすることになります。そうではなくて、「ダメなものはダメ」をきちんとしておきながら、仲間作りをすることが必要と思います。仲間を重視するあまり、やってはいけないことに和することのないよにしたいものです。
 カラスと人間とは違った動物です。安易な共存を望むのではなくて、互いに厳しさの中で関係性を持ちたいものです。





カラスについて(yahoo智恵袋より)
 一概に「鳥類=馬鹿」とは言えません。
 そもそも鳥類では、体重に比較した脳の重さの比率は哺乳類よりも高いことが知られています。
脳は体の制御も司っていますから、必要以上の脳の重さの比率の高さは、それなりに知能の高さの可能性を示唆しています。
 鳥類は空を飛ぶように進化した動物ですが、飛行するために、視力が良くなり、色の識別能力も人並みに成りました。高い視力は、脳の進化につながります。
霊長目(サルの仲間、ヒトなど)も長い樹上生活のせいで、視力が良くなり、色の識別も可能になったといわれています。
 体の大きな動物ほど、脳の体積を増えるし、その重さは重くなって当然ですから、知能は体重との比較も重要な要素となります。
 乳類だって、ウサギ目の小さなトガリネズミから、ヒトの属する霊長目まで、様々なのです。
鳥類でも、オウム目などの多くは、(飼い主に気に入られようとして)人やペットの言葉や物音を真似たり、状況に応じて返事を変えたりします。
オウムやインコは脚を手のように使って物を食べます。物をつかむことは脳の発達につながると考えられます。
 カラスはかなり知能が高いことが知られています。
 その証拠として
(1) 食べ物が十分に満たされていると、カラスは自分で遊びを見つけます。公園の滑り台を何度も滑って遊ぶカラスがいます。
(2) 堅い殻の木の実を車に轢かせて中身を出して食べるこカラスが多くいます。
(3) 人に飼われると、飼い主の機嫌をとるために、人の言葉を真似します。
(4) 神社のさい銭(貨幣)を拾って自販機で鳩の餌を手に入れるカラスがいます。
 以上のように、カラスは霊長目に匹敵する知能を持っていると考えられます。

 カラスの視力(教えてgooより)
トビやタカ等の猛禽類は人間の7〜8倍視力が良いとされていて、カラスもそこまでいかなくとも匹敵するくらいの視力はあるそうです。
実はカラスというのは人間よりも優れた視力を持っているそうで、人間は光の3原色(赤、青、緑)を組み合わせてものを見ています。テレビや、PCの中には、この3原色のランプが存在していて微妙な組み合わせを駆使しして表示されています。カラスの眼は4つの色を組み合わせています。黄色いゴミ袋を使うと、4つのうちのひとつの色を遮る効果があり、結果的にカラスの視力がガタガタになり、袋の中を見通すことができなくなるそうです。
余談ですが、オスマンサンコンさんは、現地では当時6.0の視力がありましたが、日本での暮らしにより、0.7まで落ちてしまったそうです。ww

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