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 春の草取りを考える(2003年3月21日春分の日)詳細トップ

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  草取りは先手必勝と私は考えています。背の高くなる草(主にイネ科の多年草で50センチから1メートル位になるもの)は大寒のうちに引っこ抜いておくのが一番です。3月・4月も草取りの良い時期です。どんな草を抜いたら良いかを紹介してみたいと思います。
 草取りで考えなくてはならないのは、地面には必ず何か植物が出てくることです。そこで芝やスズメノカタビラ・シロツメクサなどの背の低い草を大事にしてそれ以外の草を早めに抜くことが大事と思います。
 一番やっつけておきたい雑草は左の写真の雑草です。たぶんチカラシバの仲間です。イネ科の多年草です。背の高さは50センチ以上になります。秋に実をつけ、枯れた後に雪が降る前にもう翌年の緑の草を枯れた草の下に準備をしています。そして霜柱と一緒に根を地中に伸ばしていきます。雪にも負けないで春にはどんどん伸びます。他の草が勝てるわけがないのです。
 今からでも遅くはないから、これらの雑草は根こそぎ抜きましょう。 
 左の写真のイネ科の雑草は大きくなっても10センチくらいですが、やはり冬の間でも元気です。芝生やコケの生えているところに出てきます。こまめに根こそぎ取り除く必要があります。近くにあるのはオランダミミナグサだと思います。やはり引き抜いても良いと思います。
   ウシハコベとハコベの違いはウシハコベにはよく見ると葉に羽毛のようなものが付いています。またハコベよりも早く出てきます。食べても美味しくないのが特徴です。私は右の写真がウシハコベと思っていたら、ウシハコベではなく、オランダミミナグサだとタグちゃんに教えてもらいました。この草も取り除く必要があります。
 ベンチの下などにもよく出てきます。春のうちに他の雑草ごと取り除いておけば草取りのシーズンに楽です。木の周りやフェンス周り等は草払い機が危険です。2月〜3月に根こそぎきれいにしておくのが良いと思います。草払い機や芝刈り機は4月頃から使い始めます。その前にいらない雑草は根こそぎ取り除くと楽になります。  
   これは芝です。芝は背が高くならないので、大事にしています。イネ科の背の高い植物を少なくし、芝やスズメノカタビラなどを多くしていくことで、だんだん子どもたちが芝生のサッカー場のようになって来ました。 
 子ども達の遊ぶ場所は芝やスズメノカタビラ・tチドメグサ・オオバコ・クローバーなどを増やしていけば良いのですが、端のほうは放っておくとイネ科の雑草が生えてきます。そこで多年草のマツバグキ などを植えておくときれいです。 
   ほったらし系球根「タマスダレ」も白い花を咲かせてくれてきれいです。 
 手入れが大変ですが、花壇を作って季節季節で色とりどりの花を植えるのも楽しいものです。ボランティアさんが管理している花壇です。   
 春分の日でしたが、朝方に名残雪が降りました。卒業式・入学式のあたりにどういうわけか寒さが戻ってくるのが新潟の特徴のようです。
 みんな今のうちに子どもたちも一緒に草取りを始めましょう。子どもたちが安心して遊べる環境作りは地域のみんなのためにもなります。

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