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放課後児童クラブの運営の提案 令和4年2月1日  

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 放課後児童クラブへの提案(令和4年2月1日)

児童健全育成指導士 田中 純一

 A ゆったりとした時間を過ごせるように
 学校は週休2日製の実施と45分授業の導入となり、児童の学校滞在時間が長くなっている。子ども達も疲れているので、放課後児童クラブではゆったりとのんびりした時間を持てるようにすることが大切であると私は思います。児童クラブへ帰ってくる時間も様々なので1日の予定はホワイトボードなどで掲示しておくのが良いと思います。

 B 1日30分は身体運動活動を
 身体を動かさないと子ども達のイライラが募ります。アグレッシブな行動になるよりも、外への散歩や体育館での運動などを取り入れることが良いと思います。狭い場所でも筋弛緩法や空気縄跳び等々工夫をしてやることが大切と思います。

 C おやつは効率的に
 三密を避けるためにもおやつは食べられる人から時間差を上手く活用して安全に食べるようにすることが良いと思います。

 D  工作やゲームなど
 工作やゲームなども一斉指導を主体にしないで、5人から6人に教え、それを拡大していくのが良いと思います。また支援員みんなが工作やゲームなどを互いに理解して、子ども達と創造的な活動にしていくことが望ましいと思います。

 E 保護者との情報共有
 保護者との情報共有を上手くやるためには、問題行動の情報共有ではなくて、子どもの良い面を見つけて情報共有をしていくことが大切と思います。ガードナーの多重知能理論によれば、人間の知能は論理数学的知能・言語的知能・身体運動的知能・音楽的知能・空間把握的知能・対人的知能・個人内知能・博物的知能の八つあるそうです。子ども達の活動を見ながら、子どもの得意な知能を発見することが大切と思います。
 また保護者や学校に情報を提供しても解決にならなかったり、問題をこじらせる場合も多いものです。解決方法は一つではないことや時間を置く必要のあることも理解しておくことが大切と思います。

 F 子どもからの発見
 子どもの良い面を発見するためには、子ども達を下からしっかりunderstandすることが大切となります。連絡帳のチェックなどは出来るだけ簡潔にし、子ども達と一緒にいる時間を、中心となる職員が多くすることが大切と思います。

 G 危険な行為を予知し事前に介入する
 放課後児童クラブでは1年生から4年生以上まで体力差のある子どもがいます。暴行・傷害・器物破損・強要・強要・脅迫・名誉棄損・侮辱など刑法に反する行為に「しない・させない・巻き込まれない」ことを定着していくのが良いと思います。注意をすると切れて危険な行為に走るのであれば、(ランドセルをロッカーに入れるなどの注意)安全の為に注意をとりあえずしないことも必要です。
 危険だと感じた時は言葉ではなくてノンバーバルコミュニケーションを使って、子どもに伝えるようにすることが大切です。良いことを奨励するの場合も言葉に頼らないで身体で表現する技を身につけることが大切だと私は思います。また別の興味があるものへと誘導する技術も必要です。

 H 土曜日や学校休業期間中の長時間の場合
 学校の休みの時は朝から晩まで長い時間、子ども達を相手にすることになります。こうした時は上手いメリハリをつける事が必要となります。午前と午後に散歩・探検・体育館で遊ぶなどの活動を入れる。工作や折り紙・カプラ・ゲーム・行事活動などの表現遊ぶなどを行う。学習タイムや得意を創ることにチャレンジする。いくつかの手法を取り入れることが必要かと思います。

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