い　私の四季　春夏秋冬

　春（しあわせ）
　しっかりと大地を踏みしめて、働き遊び学び、
　明るく心を込めて物や人にあいさつする
　私が家族や友達や仲間によって支えられて生きていることを自覚し、
　世界と自然と大地に感謝の念を持って生きる

　夏（現在過去未来）
　昔は良かったねと今のやるせなさを憂い、
　今日の不平不満を明日に持ち込まない
　過去を悔やみ、現在を嘆き、未来を悲しまない
　昨日があるから今日があり、
　現在のあり様が過去を光り輝かせる
　現在の未知の宝物を探して未来を創り、
　明日を楽しみながら今日を生きよう

　秋（夢）
　夢の中で私たちは幼い日の野イチゴ積み・カジカ突き・トンボ捕り・雪合戦に興じ、
　懐かしいい恋人たちと出会い、亡き父母と会話する
　過ぎ去っていく出来事を無意識世界に蓄積し、
　無意識世界から明日の活力を得る
　数十億年引き継がれてきた生命の歴史は我々の遺伝子に刻み込まれ、
　集合的無意識として存在しているという
　故に我々は鳥のように大空を羽ばたき、魚たちのように大海を泳ぎ回る
　また妖怪たちに出会ったり、時に妖怪にもなる
　魑魅魍魎をも含む集合的無意識世界に生きる我々は、
　宗教心か大自然に対する畏敬の念かあるいはその二つともが必要である

　冬（絶対矛盾的自己同一）
　現在過去未来という絶対矛盾的自己同一の世界を生きる我々は
　同時にまた物によって作られ、物を創ることによって自己実現を図るという
　絶対矛盾的自己同一の存在だという
　私はたくさんの物や人々に神々を感じ、
　大自然を畏れ敬って生きていきたい