2003年12月06日

オンライン決済方法としての PayPal

[カテゴリ: 各種メモ ]

これからのインターネット課金の標準とは
第1回 なぜ日本でPaypalが流行らない?
現在では、非常に多くの消費者がインターネットを経由した決済を利用している。ここまでの経緯は、日本と米国ではそれほど変わらないが、1点だけ大きく異なる事実がある。それはPaypalが日本ではほとんど使われていないということだ。

私は PayPal のアカウントを取得して数年経ちますが、結局 PayPal 本体との決済以外に使ったことがない。3日後の Ebay の支払いに使おうと PayPal に登録したところ、登録手順にすごく時間のかかる方法が取られていて、最短でも1ヶ月かかる、というのが登録手続きを済ませるまでわからないという不親切さ。今では改善されたのかな?

なんで登録にそんなに時間がかかるのかというと、申請したクレジットカードに対して、とりあえず1ドル課金して、ちゃんと引き落とせることを確認するのと、引き落とし時にクレジットカード会社から送付される明細の備考欄を使って confirm 用の合言葉を通知し、その合言葉を正しく入力したら、1ドル返金するという仕組みのため。カード会社からの通知が来るのに早くて1ヶ月、下手すると2ヶ月以上かかるため、それまで PayPal での決済が使えないのである。

仕方がないので、そのときは国際郵便為替(International Postal Money Order)で対応したが、アメリカでは IPMO の認知度は低く、IPMO のことを知らない人に当たってしまうと説明するのに手間がかかって仕方がない。まぁ、そのおかげで英語で文章を書く力が少しはましになったというメリットもあるんだけど。日本語で説明するよりはるかにエネルギーがいるのは確か。日本人以上に執念深い人が多いし(これは気のせいかもしれない)。

で、最近はほとんど Ebay を使ってないので、PayPal を使う機会がないまま。Ebay が日本から撤退してからは、なおさら使う機会がない。日本人同士でも決済手段として使えるはずだが、PayPal のアカウントを持っている人って、あんまりいないし。で、結局 PayPal は使いものにならないという認識に至っている。

投稿者: tsupo 投稿時刻: 2003年12月06日 14:30
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Last Modified: Friday, 18-Apr-2008 05:27:43 JST

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